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西尾維新

西尾 維新(にしお いしん、1981年- )は、日本の小説家、漫画原作者、脚本家。男性。血液型B型。立命館大学政策科学部中退。


もともと漫画好きで漫画家を志していたが、まったく絵が上達しなかったために(活字なら印刷の良し悪しに関わらないと考え)小説家を目指すようになった。


とWikipedia先生に書かれているとおり、小説はファンタジー色が強いです。それに、キャラクター一人一人のキャラが濃いです。戦闘系でいくと、スーパーボールで戦う10歳の少年や、一度見た技をそっくりそのまま使用できて尚且つマスターができる最強なキャラクターも登場します。

 技術面でいくと、一度にパソコンを104台? 操作できる蒼紙の女の子や、学力面でいくと、6歳で中高校生の勉強を履修し終えて16歳頃には大学の助手をしていた、みたいなキャラクターも存在します。

 そんな、数々の小説がアニメ化、漫画化、ドラマ化されている、今話題の西尾維新さん。

 彼が小説家になったきっかけは『少女不十分』に書いてあります。キャッチコピーは原点回帰にして新境地の最新作。ノンフィクションがどんどん作り話になっていく、そんなイメージを抱く人もいました。『少女不十分』は作者が自身のことを書かれていたこともあり、非常にインパクトのあるお話だったなと思います。例えば、小説家と小説家希望の違いは、紙一重である。小説家希望は作文を書いて、小説家は文を書く途中に物語を書いていく。そんなことが書かれていました。

 小説家にとって、小説とは自分の心臓のようなものです。自分の考えていること、今まで生きてきた経歴全てをもって小説に反映される、自身の中心を担う核です。

 その点でいうと、感情を溜め込んで小説に叩き込む人や、頭の中に話が組み立てられていて、それを打ち込むだけの人もいます。

 西尾維新さんは10日に一冊小説を書きあげられるほどの執筆速度で、デビュー当時は20歳でした。デビュー作品にはいまだに「京都の二十歳、西尾維新」というキャッチコピーが帯であったり、表紙であったり、いろんなところに書かれてあります。西尾維新さんは色々と常識から外れているけれど、そんな奴でもそこそこ楽しく生きていける。そんな小説を書いているみたいです。

 戯言シリーズは劇場アニメ化するみたいで、上映されたら見に行くのですが、一度聞いたら忘れられない名前がキャラクターを際立たせています。

 作者は、名前だけでそのキャラクターが連想される、名前をそのキャラクターの正反対にする。例えば千石撫子だったら、頭を撫でられるのは嫌い。主に軽いスキンシップが嫌いな内気な女の子です。

 例えば玖渚友だったら、くなぎさの部分が読みにくいのですが、戯言シリーズでは主人公の名前が明かされないこともあり、ヒロイン玖渚の存在が際立ちます。

玖渚は、友達は大事にするという考えがすこしズレている女の子だから友という名前がついたのかなと考えました。

 作者については言葉遊び、文章に特徴があるという印象を持つ人も多いみたいです。デビュー当時の主人公はこう言っていました

「探偵役は苦手だ。大学の意見発表のときでもお前の意見はやたら回りくどすぎる、だとか言われるし」

 みたいなことが書いてありました。

 作者は自分の文体についてはコンプレックスを抱いている反面、自分の人格に対しては、30年生きてきてすべてにつぎ込んだ自分の財産、と評していました。

 シリーズ物が多くて、魔法少女リスカシリーズ、悲録伝、屋根裏の美少年、以外、戯言シリーズ、物語シリーズ、世界シリーズ、ニンギョウガニンギョウ、掟上今日子シリーズ、

人間シリーズ、刀語、人類最強シリーズ、はアニメ化されているものをみたり、小説を買って読んだりしたのですが、西尾維新さんは好みかそうじゃないか別れる小説家です。

 きっと、自分に自信があってそこそこ楽しく生きていけている人は好みではない派。

 自分にコンプレックスがあって、現実でも辛いことが少々ある人は西尾維新さんの小説は向いているのではないでしょうか。

 もっとはっきりした方法もあります。


『変わりたいと思う気持ちは、自殺だよね』


 この言葉になるほどと、理解を示した方は西尾維新派、どういうこと? と躓いた方はそうじゃない派、ということになります。

 過去の自分を殺す思考だからそう表現しているのだと思うのですが、西尾維新さんの小説を読んでいると、たまにすごくいいことが書いてあったりするんです。


『やればできるなんて、聞こえのいい言葉に酔っていてはいけませんよ。その言葉を言うのはやらない人だけです』


だったり、


『枯れない花はないが、咲かない花はある。世の中は決定的に不公平だ』


だったり!


 大体コメディと一緒に自然と名言を言われるので、気づきにくかったりするのですが、言葉遊びに憧れる人にはぴんとくるようです。

 そういうことで、西尾維新さんの紹介を終わります。

 結構好きな小説家なので、もっと西尾維新さんの話が一緒にできる人が増えたらいいなーと思います。

長文失礼しました。


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