表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王の娘  作者: 守 秀斗
32/43

第三十二話:魔王、結界を破壊する手榴弾を開発する

 どうも、あの結界というものがうざい。

 魔法が使えなくなるのは面倒だ。

 瞬殺出来ん。


 そこで、部下に命令して結界を解く魔石を発掘させた。

 それを利用して、ある簡単な兵器を作らせた。


「異世界からきたものを参考にしました。手榴弾といいます。暴発を防ぐため安全装置がついてます。このピンを抜いて、レバーが離れると、数秒後に爆発します」

 机の上に置かれた、その手榴弾というものは、パイナップルになんとなく似ている。


「この表面のデコボコは何?」

「投げやすくするためですね」


 みんなで、製作者の説明を聞いていると、アンナちゃんが魔王の間に入ってきた。

「わあ、パイナップルだ」

 口に入れようとする。

 安全装置が抜けた。


「アンナちゃん、だめ」

 私は取り返して、窓から捨てる。

 爆発して、魔王の間の窓が吹っ飛ぶ。


 アンナちゃんは床の上をゴロゴロと転がって、壁にぶつかってしまった。

 慌てて、アンナちゃんのとこに駆けつける。


「大丈夫、アンナちゃん」

「ごめんなさい」とアンナちゃんが謝った。

 どうやら、大丈夫らしい。

 アンナちゃんが、吹っ飛んだ窓ガラスの破片で怪我をしたので、手当のため魔王の間から連れ出された。


 けど、だいたいこの兵器のイメージが解った。

「つまり、魔法の結界を解くと同時に、敵に物理的なダメージも与えることが出来るわけね」

「そうですね、ただ、物理的ダメージはそんなに大きくありませんが」


 今のアンナちゃんのように、興味本位で近づく人もいるかも知れないけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ