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第二十七話:魔王、石転生者と会話する
『異世界街道』を歩く。
小さい石が話しかけてきた。
やれやれ。
もう、どうでもよくなってきたな。
「ここは異世界か」
「そうですが、何か?」
「世界で一番硬い石に転生したんだ。名称忘れちゃったけど」
「石に転生してどうするんですか」
「ネーチャン、俺の真上を歩いてくれないか。スカートの中を覗きたいんでね」
やっぱり変態か。
もう、知らん。
放っておく。
おっと、例のオーガが現れた。
石転生者を踏みつける。
しかし、石転生者は平気なようだ。
「オーガが百人乗っても大丈夫!」と陽気に歌っている。
オーガは、何事も無く去って行った。
馬鹿馬鹿しいので、私もさっさと去ろうとすると、突然、空から何か飛んできた。
隕石だ。
人の拳の半分くらいで、小さいけど。
石転生者にぶつかる。
天文学的確率だな。
石が割れる。
「ギャー! 痛いよー! 死にたくないよー!」と石転生者は絶叫をあげて死んだ。
どうしようもないね。




