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第二十三話:魔王、鏡転生者と会話する
また『異世界街道』を巡回する。
なぜか、道のど真ん中に大きな鏡が置いてある。
私の全身が映るくらいの大きさだ。
鏡が話しかけてきた。
「ここは異世界か」
鏡転生者か。
「なぜ鏡に転生したんですか」
「鏡を世の中の事を全て映す。そう、世界の全てをだ」
「はあ」
「私は世界の全てを知り尽くしたい」
「向学心が強いんですね」
「と言うわけで、女子高の更衣室に置いてくれないか」
また変態か。
瞬殺するのも疲れてきたぞ。
すると、突然、地震が起きた。
けっこう大きい。
鏡転生者が倒れて、鏡が割れた。
「ギャー! 痛いよー! 死にたくないよー!」と叫んで、鏡転生者は死んだ。
神よ、何だか、マンネリだぞ!




