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Chocolate.

チョコレートおいしいですか


何も感じませんか


私はあなたのくれるものはすべていとおしい


甘く切なく 冬から春へ雪解けのごとくです


あるく速度を落としてくれればと思いますが きっとあなたはそうだからあなたなのですね


わたしはあなたを背中から見ている


あなたはわたしをみてくれますか


わたしはあなたを空から見ている


あなたはわたしをみてくれましたか


ああこれはきっとおまえがくれたものだろう


土の下から感じているか


私のにおい 私の体温 私の思い


受け取ってくれているか


それともそこにはもういないのか


歩幅を落とせと君はいつだか言っていたような気がする


けれどそれはできなかった


俺にはお前がまぶしくて


近づくことも むきあうこともできなかった


それはただひたすらに温かく 自分には過ぎたものだと思いながら 


背に受ける温かさを甘受した


今このチョコレートは冷たく硬いけれど


あのときはとけてもっとおいしかっただろうとひとりごちる


願わくばあなたが空から見てくれていますように


白いものが頬に触れた


それはふわりと消えてしまったけれど


つたうものがそこにのこった


それははたして誰の涙だったのか



さよなら友よ 再び会う日まで


きづいてほしいそれはさいごのおくりもの


けして涙ではないのです


私とあなたをつなぐもの


雪を解かすあなたの体温


そのあたたかさがそこにあるから


私とあなたはどこまでも一つなのです


雪が解けてはるがくる


あなたとともに 春を迎えよう


お前とともに 春を迎えよう

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