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姉かわ  作者: 春波流音
第三話『地獄から脱出するための部活』
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第三話8『四人目?』

「で、ヤイバ君。入部した理由を聞いてもいいかな?恋に困っているってどういうこと?」


 蓮宮が尋ねるとヤイバは少し困った顔をして


「俺様はモテるんだ」


・・・・・・。

ガタッ。


「楽斗、落ち着いて座って・・・。手に持ったカッターをしまおう、ね?」


・・・・・・ストン。


「お前今そのカッターで何しようとした?」


 ヤイバが驚愕の表情でこちらを見てくる。


「一応聞くがモテるって同性にか?」


 ・・・同性なら同情の余地はあ─。


「そんなわけないだろ、冗談はよせよな」


ガタッ。


「楽斗、落ち着いて座ろ!?ね?両手で持っている斧を置いて!ね?」


「まぁ、落ち着け蓮宮・・・。どうせドッキリ用の玩具だろ」

 

 ・・・。


「死ねやぁぁぁああ!」


 俺は斧をヤイバに向けて思いっきり振り下ろした。

 

 ザシュッ‼

 斧はヤイバのすぐ横を通りすぎた!

 

「ハハハ・・・・・・この俺様がそんなドッキリ用の玩具で驚くわけが・・・」

 ヤイバは笑いながら斧が振り下ろされた場所を見た。

 置いてあったゲーム機が真っ二つになっている。

 

「・・・」


「まて、それ本物じゃねぇか・・・」


「・・・」


「さすがに斧で斬られたら俺様でも死ぬぞ?」


「・・・」


「だから、その斧を地面に下ろしてくれないか?」


「却下する」


 俺はそう言って斧を構えた。


「ちょ、待てって・・・蓮宮助けてくれ!」


 その言葉を聞いた蓮宮は机に顔を伏せた


「Zzz・・・・」


「おい!蓮宮!」


「覚悟を決めるんだな・・・」


 俺はヤイバに狙いを定め斧を振り下ろし─


 ガラガラ!

 不意に教室の扉が開かれた!


「あのすみませ・・・・・・」

 

 扉を開けた黒髪の女の子は目の前の光景に呆然としている。

 ドサッ。

 女の子は抱えていた荷物を落とした。


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