2/5
第1話〜誓い
新作となります。またまた書かせて頂きました。どんな展開になるのか、まだ決まってはおりません。ファンタジー長にしていきたいと思っています。私は初めて書くので AI と相談しながら いろんな展開を考えていきたいです。
あの日、放課後の教室で世界が静止した。
鳴り響くチャイムの音が途切れ、窓の外を 飛ぶ鳥が空中でピタリと止まる。野球部や剣道部の練習中の掛け声もぶち、と消えた。静寂に包まれた世界で、ただ一人動いていた彼が私を見て、ひどく驚いた顔をした。それが、私たちが秘密を共有した始まり。
「時間を止めるたびに、あいつの寿命が削られてるんだよ」
後になって、彼の兄から告げられた真実。
いつも不機嫌そうに、だけど私を危機から救うために彼は何度も世界を止めていた。その代償の重さも知らずに、私は彼の優しさに甘えていたのだ。
窓際の席で、耳を赤くしながら「何見てんだよ」とぶっきらぼうに呟く彼。
愛おしさと、胸を刺すような痛みが同時に込み上げる。
「ううん、別に」
私は小さく笑って、彼の寿命をこれ以上削らせないために、今度は私が彼を守ると心に誓った。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。、




