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神様の思し召し  作者: 鳳凰楽


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7 白い空間明かされた真実

 ランにお世話されお風呂に入れて貰ったセレフィオーネは夢の中。その姿を見てからセレフィオーネを撫でてエノーラもベッドに入り眠りについた。




 気が付けばまた白い空間にエノーラはいた。


「これは…神様にセレフィオーネを託された場所?」


「あぁ、そうだ」


 エノーラが呟くとまた神様の声がした。人型に見える何かがセレフィオーネを抱っこしていた。


「うきゃー!(どういう事だ!おい!!約束と違うじゃねーか!?)」


「こら!セレフィオーネ髪を引っ張っるな!」


 何だか見えない人型が愉快な事になってる様だ。主にセレフィオーネのせいで。


「あの、どうして…?」


「ゴホン!そなたに告げなければいけない大事な事があって此処に呼ばせて貰ったのだ。そなたはもう直ぐ殺されるであろう…。本当は人の生命は告げないのだが…」


「え…?」


「うきゃ~!(きちんと説明しなさい!順を追ってから!じゃないと理由分からないでしょ!!)」


「分かったから髪を引っ張っるな! 先ず順を追って説明しよう。そなたは夫であるダレルを怪しいとは思わないか??側付き侍女のドリアから昔から憎悪を向けられた事はないだろうか??」


「それは…」


「ドリアが産休の為に休んでからダレルは夜家に居た事はあるか?」


「ないです…仕事だと…」


「そうだな。ハッキリ言おう。ダレルとドリアは関係を随分前から持っていてドリアのお腹の子はダレルの子であろう。ドリアは昔からダレルが好きで好きでたまらなかった。ドリアからしてみたらダレルを奪ったエノーラは憎い。殺したい程にな。今は夜な夜なダレルと会っているのだろう…」


「そんな…親同士が決めた婚約だったのだけど、ダレルは私の事を愛していると…」


「まぁ、そこら辺は私には分からないがダレルの子を産んだとなればこの世界では女性が少なく優遇されるからな、間違いなくダレルの第二夫人になるだろう。一妻多夫も一夫多妻もあるからな。兄妹婚もあるくらいだからな。そうなるとエノーラはドリアにとって邪魔なのだよ。そしてセレフィオーネもな。子息はダレルの血を引いた美形揃いだから無事だろうが。ドリアは危ない組織とも繋がっている。事故に見せかけて殺されるか暗殺されるかは分かっていないが…。私達はセレフィオーネを助ける為に動いてるにすぎない。そこで調べてこの事が分かったのだ。神としてその事に深追いはしない。どうでもいいからな。ただセレフィオーネがエノーラが死ぬ事を嫌がってな。だから運命を変える為に譲歩してエノーラは貴族や子息や家族を捨て死んだ事ににして別人として生きる、それが世界の影響を少なくする唯一だ。どうするかはエノーラが決めるといい。但し余り時間はないぞ!」


「そんな……全て偽りの愛だったの…?」


「それは分からぬが生きていれば若いのだしやり直しは出来るのではないか?どちらを選ぶもエノーラ次第だがな。」


「あーうー!(あんなクソ男とあんなクソ女のせいで死ぬ事ないよ!そうだな…ご子息の事はエノーラ母様の父と母に任せれば大丈夫じゃないかな?)」


「うむ。そうだな。あんな男と女の為に命を落とす事はあるまい。子息達はエノーラの母と父と兄に任せてエノーラは生きた方が良いとセレフィオーネが思っているぞ。まぁ、死んだ事にするから会う事はないだろうがな。今直ぐ決めろとは言わんが時間がないからな、それだけ考えていてくれ」


「はい…分かりました…有難うございました!」










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― 新着の感想 ―
かーみーさーまー倫理観!倫理観が軽すぎです〜。笑いたいけどそのせいで殺害されてはかなわんですな…
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