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神様の思し召し  作者: 鳳凰楽


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65 面倒事

 翌日朝ご飯食べたらカグナル様達は教会に戻って行った。私はフララと父様と母様と冬祭りについて話し合いをしていた。


「ほんとはーまつりはーみっかからーいつかかんくらいだとおもうんだけどーとしのみんなだけだからーとりあえずーいちにちにーしとこう!おかねーつかわないとーたまってくーいっぽうだしー!」


「私達も個人的にも皆様に貯めてるお金も貴族の公爵の時より沢山あるな」


「えぇ、そうよね。余り買う物がないのよね」


「恐らく都市の皆がそうだと思います」


「それからーはつでんしょーつくれないかなー?なんこかのからのませきにーみんながーかみなりのまほーでまりょくをためたらーえねるぎーのかわりにならないー?みんながーまりょくをためるからーませきはーかなりもつとーおもうんだよねー!」


「エネルギー関係が進んでいませんからね。良い案かも知れません。後は風車と太陽パネルからも電力が取れるかと。シーナから見せて貰った家電製品や船等も動かす事が可能になりますね。原油系は探さないといけませんが…」


 フララは話ながら父様と母様にエネルギー関係の本と原油系の本と家電製品の本と乗り物の本と鉄やコンクリート系の本や道路や家の本等を渡していた。それをパラパラと見ていた。


「これは直ぐには無理だな。きちんと研究してどの様にすれば良いかを考えなくてはならない」


「確かにそうだわね。各家々にどうやって電力を渡すかも考えないといけないわ。道や家や船も専門の職人が知識を得てからではないといけないわね」


「そうだよねー!はってんさせるにはーみず、でんりょく、がす、げんゆはかかせないと思うんだけどー!せんもんのちしきーないからなー!ぜろからのーしゅっぱつだからーきびしーねー!」


「あぁ、だが世界は遅れていると実感するな」


「えぇ、何もかにもが魔法と権力第一ですからね」


「それをーかえたいよねー?おうぞく、きぞくゆうせんなのがーはってんしないーりゆうのきがするー!」


「そう簡単に変えれないぞ?金さえ払えばいいと考えを持つ者が多いからな。民達の立場は弱い。タグリード国に民達でも通える学園が出来るから次世代に期待はしたいが王が王だからな。ダンジョンが出来たから冒険者も増えるとは思うがやはり王族、貴族の立場は強いと思うぞ。それに女性優遇な世界だから特に王族、貴族の女性の立場は強いしな。1番弱い立場なのは男性の民達だな。オーキッド領ではそうならない様にしていたがイーモンがやらかしたしな…」


「えぇ、ラニットを頼って来ていた女性達も男性達も被害に遭う所だったわ。私達は子供達の教育を間違っていたのかも知れないわね」


「とうさまとかあさまのせいじゃないきがするー!」


「えぇ、元々持っていた物でしょうから。エノーラの場合神達は澄んだ魂だと判断しましたが何処かに歪みがあったのでしょうね。ぱっと見で判断してきちんと調べなかった事は反省しているでしょう。ただそのおかげでオーキッド領の人々に出会えた事は感謝ですね」


 あー、きちんと調べなかった事気にしていたのか。別に今の都市の皆に会えたから私は気にしないよ。フララもずっと側にいてくれるし。きっとアイノルン様も気にしているのかも知れない。色々話し合いながら昼食を食べて休んでいた。お祭りと建設記念日の事は大体決まった。


「あ、まだいらっしゃって良かったです」


 慌てて家にカグナル様がやって来た。何かあったのだろうか?


「どうした?そんなに慌てて」


「教皇様から連絡が来ました。タグリード国の王弟と王妃と宰相が代表して教会とギルド総本部に謝罪に来たらしいです。タグリード国のやらかしは他国に噂となり広がっているようです。教会やギルドを怒らせ何の罪も無い者達を犯罪者扱いして他国に広めたと。タグリード国でも王と3人が言い争いになった様でしたが王は謝罪に来なかったらしいのです。タグリード国にも噂が広がり大変な事になっていると…」


「予想内の事ですね」


「あぁ、確かに王が謝罪するとは思わん」


「かぐなるさまーすわってー!」


「えぇ、お茶を用意するわね」


 そうして母様とフララがお茶の準備をしていてカグナル様と父様は座り話し合いをしていた。


「タグリード国の王には教皇様や各ギルド総本部長は呆れていた様でしたね。教皇様はとある人物にお会いしたと。そして色々話し合いをしたらしいですが通信機では内容を話せないからと一度この都市に来たいと仰っていました。タグリード国の王は聖女に入れ込んでいるらしく聖女として大々的にお披露目をするという話でした。聖女の事は信じている者といない者とで世界は割れているらしいです。タグリード国も同じです。聖女の魔力判定を見た者が強い光魔法だったと噂を広げ民達や貴族達も混乱しています」


「王が信じているんだ。信じていない民達や貴族達も何も言えないだろう」


「えぇ、信じている者は盲信的で怖いくらいだと王弟や王妃や宰相はそう話をしていたそうです」


「たしょうつよいひかりまほーでへんなーしゅうきょうできちゃったかんじー!かぐなるさまやーとしのみんなのほうがーつよいのにねー?」


「話せないとある人物とは神の事でしょうね」


「他所からこの都市に人が来るか…。思っていたより早かったな」


「えぇ、信用信頼出来る人物でしょうが1人でいらっしゃる理由ではないのでしょう?皆の意見が必要になるわね」


「きちんと来るべき人物は教皇様自ら決めているでしょうから心配はないとは思いますが…」


「わたしーひとみしりだからーふららとかくれてるねー!とうさまーかあさまーがんばってー!」


「えぇ、隠れるのをご一緒しますね」


「取り敢えず年末にする予定だった事を皆に集合を掛けてから魔人の事や寿命と魔力の事や地図の事やタグリード国の事を伝え教皇様の事も伝えねばならん」


「えぇ、一度屋敷に戻らなくては」


 そう言い父様と母様とカグナル様は慌てて屋敷へと帰って行った。







「なんかーめんどーなことにーなってきたー!」


「えぇ、あの気狂い女とタグリード国のせいでですけど!学園前なのに事件起こし過ぎです!あれが聖女に見える等頭の中を疑いますよ!アイノルン様ももう少しきちんと働くべきです!!」


 あー、フララの怒りが爆発した。


「わたしーあのおんなとーおとめげーむかんけいにーかかわることはーぜんぶーなしだとーあいのるんさまとーやくそくしたのにー!せいじょがあらわれたんならーまぞくもーうごきそうー!」


「えぇ、確実に動くでしょうね。それに聖女を狙って各国々が戦争になんかになったら終わりですよ。はぁ~、あの気狂い女の何処が聖女なんだか私には分かりませんよ!聖女ならば魔族も倒せると考える国々や多種族が出て来てもおかしくありませんよ。タグリード国は聖女のお披露目で今回の事を無かった事にしたいんでしょうね。確実に犯罪者うんぬんより聖女に皆目がいくでしょうから。王だけの考えではなさそうなので大臣や教会にも信者がいる様ですね…」


「まおーうごく?」


「どうでしょうか?魔族退治の勇者や賢者や剣聖や聖女というチームが組まれ魔族を害そうとしたら動くかも知れませんがその前に臣下達が動くでしょうね。タグリード国にいる公爵魔族達もです」


「ゆうしゃとかーけんじゃとかーけんせいとかーいるんだねー!」


「私はきちんと知っている理由ではありませんがいるんじゃないでしょうか?世界に何か起きた時の為に」


「まー、せかいがどうなろうとーこのとしがあんぜんならーべつにいーや!」


「私もです。世界の事はアイノルン様達の仕事ですからね!私はシーナと戻る時迄は知りませんよ」


「あいのるんさまーまきこむのやめてほしー!」


「その通りですね!少しは自分で何とかすれば良いのですよ!」


「こんどあったらーまきこむのやめてっていわないとねー!あといえにーかぎつけよーよー!へやにもー!」


「そうですね。今から創りましょう」


 そうフララが言い家の中に入る扉と部屋各種に鍵を付けた。後は窓にも。それから小屋にも。結構皆勝手に入って来るからな。都市の皆だけならいいが違う人々が来るなら必要な事だ。


「ねーふららーちかにひみつべやつくろー!かくれるにひつよーだからー!」


「なる程。巻き込まれない処置ですね?分かりました。地下に部屋やトイレや冷蔵庫やコンロや暖炉やお風呂や食材を閉まって置ける場所も薪を閉まって置ける場所も創りましょうね」


 それからフララと地下に秘密基地を創っていった。結界を張り見つからない仕様だ。最後に鍛錬場も創り地下秘密基地が完成した。











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