59 教会総本部からの伝達
あの日は父様と母様は泊まり収穫も全て終えた。商人さん達と騎士さんと密偵のお兄さん達は新たな商品を売りに各国々へと向かった。服職人さん達はまた徹夜したのか沢山の物を作り出したが目が充血していたぞ。ピアスも新たな物が皆に配られた。色々機能を付与したらしい。他の職人さん達も新たな物作りをしている。制服がある人特に騎士達はそれを着ているので見分けがつきやすくなったぞ。
フララと何が足りないかを話ていると家にカグナル様が来た。家に上がって貰いフララが飲み物を用意した。
「教皇様から連絡が来まして、大層お怒りでタグリード国の教会の人物を精査する事になりました。聖女と言い出したり信じている人物はタグリード国に残し後は引き上げる様に呼び掛ける見たいです。聖騎士団の話もタグリード国にはしないとお怒りでした」
そりゃーそうだよな…。カグナル様はきちんと神様に認められた聖人で教会、ギルドは権威が効かないと誰もが知っている事なのに犯罪者扱いをしたのだからな。
「それはまともな判断ですね。お怒りになる気持ちも分かりますし、教会はタグリード国を見捨てるのですね?」
「えぇ、そう判断されました。シーナの事から始まりタグリード国は色々神様を冒涜しましたから。教皇様には全て話てありますから神様に仕える身としてお怒りになったのでしょうね」
「はなしてーだいじょーぶーなのー?」
「えぇ、教皇様は他に喋ったりしませんし信用、信頼に値する人物ですから。本当の聖女であろうとなかろうと同じ神様に仕える教会の人達を犯罪者扱いされる様に王に進言したのですから信用も信頼も底辺ですからね。教皇様は神様にきちんと認められていないし神様を信仰してる理由ではない。多少光魔法が強いだけの贅沢三昧の貴族の令嬢。聖女と言われてから教会に仕えるている理由ではない民の怪我等治す理由ではないのに何を持って聖女となったのかを疑問に思っていました。まぁ、貴族の令嬢でもきちんと神様に認められていたなら聖女でしょうけど…」
「たしかにー!ふつーならーかみさまにーおいのりするしーこまってるひとーたすけるのがーせいじょのいめーじー!」
「あれは聖女なんて清らかな人物ではありません。神様に祈る事等しないでしょうし困ってる民を見ても何も思わないでしょう。顔が良い男が好きなただの馬鹿ですからね」
「えぇ、魔法を調べる為に教会に行った後は教会に足を運んではいないでしょう」
「ひかりまほーとしのーみんなのほーがつよいー!あのおんなーかみさまにーおせわになったのわすれてないー?」
「確かに忘れているでしょう。お世話になった事すら無かった事なのでしょう。都市の皆の方が魔法は強いですしきちんと皆神を信仰していますからね。自分は皆に愛されて当然という思考の持ち主ですから」
「ばかじゃないー?」
「えぇ、馬鹿だし妄想が酷いし頭が可怪しいし全てが醜いしで神様も呆れていますよ」
それってアイノルン様もだけどフララの意見も混ざってるよね?相手したんだし…。
「でもーだれもがーすきになるーけいこくのびじょにーなるかもよー?」
「私には関係ありませんね」
「男性として言わせて貰えばそんな女性に引っ掛かるのは無いですね。誰も彼もが引っ掛かってしまえば国は終わるでしょう」
「たしかーかぐなるさまとーとしーちかいはずー!」
「確かに余り変わりませんね」
「そうなのですか?」
それにフララと共に頷いた。
「めーつけられないよーにねー?たぶんーじょせーはてきでーかおいいおとこーみんなーすきー!としのみんなはーびけいだからーめーつけられるー!」
「確かにそうですね」
「私は大丈夫ですよ?皆もタグリード国とは関わりを絶つでしょうから」
「ならーいーんだけどー!」
「教会がこれ程怒っているという事は各ギルド総本部も怒っていそうですね?」
「教皇様から聞きましたが総本部は怒っているみたいですよ。教会、ギルドには王族の権威が効かないのにタグリード国の王と聖女のせいでギルドの皆も冒険者チーム達も犯罪者扱いされたのですから。それに前オーキッド公爵第一騎士団長も皆に慕われていましたから今回の事を不満に思い王に不信感を抱いた騎士達も沢山いると思います。王弟と王妃と宰相が居るので今は表に出してはいないでしょうけれど。王弟を王にと声を上げる人物も出て来るのではないでしょうか?神童ですから前から王弟の方が王に相応しいと考えている人達はいましたから。王弟が若いから今の王になったっという噂もありましたよ」
「なんさいー?」
「確かシーナと9歳から11歳離れた位だったと思います」
「11歳から13歳位って事ですね」
「それはーわかいー!あのおんなーはーよっつ?いつつ?はなれたくらいだったー?」
「私は興味無いので覚えていません」
うわー!バッサリ切ったよ。フララどんだけあの女の事嫌いなの??
「でもーこのままいくとーほんとーにたぐりーどこくってーなくなるよー?」
「えぇ、魔族が何かしなくても無くなりそうですね」
「教会は関わる事辞めましたしね。各ギルドもどうなるか分かりません」
「おうーおとーとにかわってもーしゃざいーしまくりになるだろーからーたいへんー!」
「えぇ、今回の件でタグリード国の王は常識が無いと見なされましたからね。他国にもその内情報が流れて今回の真相を知る事になるはずです」
「そうですね。教会、ギルドに権力が効かないのは民でも知っている常識ですから」
「いろぼけはーはやくーしりぞくべきー!せいじんしてるのにーせいじんまえのーこどもにーひっかかるとかーあたまーおかしいんじゃないー??」
「私もそう思いますよ」
「私もです」
「此処まで大事になっているのに王妃が動かないのを考えると妊婦だから聞かされていない線か濃厚です」
「妊婦ですか?」
「たしかにーにんぷさんだったらーきかされてないのもーこうむしてないのもーなっとくー!」
「王族の子供を産むのですから妊婦にストレス等与えてはいけないと公務から退けて王が勝手に決めたとしか考えられませんね」
「なる程…。そういう事でしたか。それならば宰相も王妃には話せませんから」
「でもよくーけがにんやーやまいのひとーせいじょたよんないよねー?ふつうならーなおしてくれるーっておもってーたよりそうだしーそういうのーなおしたらーうわさにーなりそうだけどー!」
「皆が皆聖女とは思っていないという事かあの女自体が拒否してるかのどちらかではないですか?」
「そういう人達は先ず教会を頼りますからね」
「なるほどー!」
「本格的にギルドも動き出したら終わりますね。その前に王妃と宰相と王弟が動かなければ国は終わりですよ。真相を知った国々も距離を置くでしょうから。妊婦だなんだって言ってる場合では無くなりましたから」
「えぇ、そうですね。3人が動いてなんとかギルドや教会の怒りを鎮めないとなりません」
話し合いをしているとまた服飾職人さん達がなだれ込んできた。
「シーナちゃん!召喚出来る人物が召喚しても同じ様にはならないのよー!!」
そりゃそうだ。基本地球から召喚しているからな。仕方がないのでファッション雑誌春、夏、秋、冬と下着各種が載ってる本と布や生地模様が入った物や着物生地や見本の着物セット各種女性用と男性用と浴衣セット各種女性用と男性用や作り方や着方が書いてある本やドレス現代版やスーツ現代版やネクタイ現代版の本と見本各種をフララに直してもらい、ボタンや糸やレースやリボンやビーズ各種、革各種、羽毛類はゴミ袋に大量に入った物を大量に量産して皆に渡した。それは本当に大量にだ。
皆はウォーと叫びながら全部アイテムBOXにしまった。それからお礼を言い素早く居なくなった。恐らく工房に向かったのだと思った。また嵐が過ぎ去った。
「すごかったねー?」
「えぇ、また徹夜をしそうな勢いでしたが…」
「私はあの皆を見るのは三度目です…。二度は目が血走っていましたよ」
あぁーとフララと渋い顔になった。私達も経験済みだからな。




