56 手配書
翌日起きて昨日は凄かったと考えた。きちんと寝たのだろうか??お祖父様達も多分犠牲になったんだろうな。特に市長が着る衣装も持ってた気がするから。
「ふららーあいのるんさまーなんてー?」
「許可すると。ただ効くのは今居る都市の皆だけですが…」
「にじゅうごさいいかのーとしとーさんじゅういかのーとしとーどっちがいーかなー?」
「人口を増やすのなら25歳以下の都市の方が良いと思います」
「ひとくちのめばーいっさいわかがえるようにーすればーいーかもー!かぞくねんれいーおかしくなるーねー!」
「では、そう設定して泉を創りますね。そうですが大丈夫でしょう」
「ありがとー!でもーみんなーそろってないからーどうしよー?」
「連絡入れて一度帰って来て貰いましょう」
「しらないーへんなーひとーとしにーすむのーいやー!」
「私もです」
「わかいひとーはーすきなーねんれいにーなればーいいとーおもうー!」
「確かにそうですね」
「なんかーていばんぽくーなってきたー!」
「定番ですか?」
「うん!さいしょにかみさまにあったしーふららーかみさまだけどーかってなーいめーじでーたいりょくーまりょくあげるーなんかあったりーふろうふしになるーなんかーあったりーやまいやーけがなおすーなんかあったりーしそうなーいめーじ!しんじゅうーまじゅーもみたことないからー!」
「あるにはありますが…」
「べつにーほしいわけじゃないよー!ふろうふしになんかーなりたくないしー!ゆぐどらしるはーひとにーみつかったらーたいへんだしー!」
「確かにそういう物を欲しがるのは欲深い人間達ですから」
「みつからないほーがいいのにねー?」
「そうですね。見つかれば大変な事になりますから神が結界を張っていますよ」
「ならーあんしんー!さいしゅうてきにーのむかーのまないかはーみんなにーまかせるー!」
「そうですね。そうしましょう」
朝食を食べ終わりフララと共に泉を創りに行く。フララが泉を創り出し結界を張った。今居る民しか使えないけどな。例えその子供だったとしてもだ。
それから職人さん達の所に行き庶民でも使える時計と腕時計とカレンダーをお願いした。了解して貰いフララとホッとした。そうしていたら商人さん達や密偵部隊のお兄さん達や騎士の人達が慌てて帰って来た。
「大変です!こんな物が!」
凄く焦っているので渡された紙を見るとお祖父様とお祖母様の名前と似顔絵と年齢と特徴更にはオーキッド領民の名前と特徴等が書かれている紙だった。探し人になってはいるが各国全てに配られているらしく商人さん達は慌てて帰って来たんだって。
「ばかじゃないーのー!?はんざいしゃじゃないのにーいまさらーこんなかみーくばってー!!」
「えぇ、これは無いです!」
皆が皆集まって来た。
「あたまおかしーんじゃーないー!?」
「エノーラとイーモンが手に終えなくなったのでしょうか?民達は探したけど見つからないから一緒に捜索って事でしょうか?」
「これってーはんざいしゃだとーおもわれるー!」
「確かに。これだけ大がかりなのですから皆犯罪者として認識されているでしょう…」
皆深刻な顔して紙を見ている。勿論お祖父様やお祖母様や教会やギルドの面々もだ。
「教会や各ギルドは王族の権威が効かないのにこんな事される理由はないですね」
カグナル様がそう話したが確かにそうだ。勿論皆もこんな犯罪者見たいな事をされて良い理由では無い。本当に馬鹿過ぎる。探し人って各国々に紙を配ったら犯罪をしたから探してると普通の人は思うだろう。そう思っていたら皆で白い空間にいた。
「大変な事になってるな」
「かみさまー!みんなーはんざいしゃみたいにーされたー!」
「タグリード国の王族はロドリゲスに新たな騎士学園を任せたいと思い探し始めたが見つからずオーキッド領民もロドリゲスと共にいるだろうと考えた奴らが今回の事を引き起こした。犯罪者に見える等と思いもせずにな。提案者は聖女だ」
「はぁー??」
「丁度国王と会う機会があってな。それでオーキッド領の皆が見つからない事を何故か聖女が知り国王に提案したのだ。両親にでも聞いたのだろうがな」
「ばかじゃないー??」
「あの女のせいですか…」
「なのでフララが創った泉に少し手を加えた。多少特徴は変わるだろうから皆一口は若くても飲め。後は知ってる者、例えばギルド総本部や教会総本部だが記憶を改ざんして今迄の年齢での記憶オーキッド領にいた時の記憶は消す事にした。勿論皆の特徴もだ。ウラース都市の就任の記憶に書き変えておく。ウルフも記憶を消すので安心しろ」
「すいません。泉とは?」
「それはフララとシーナに聞け。こうなる事を知っていた理由じゃないのにタイミングがいい。皆もタグリード国には戻りたいのではないだろう?」
それには皆大きく頷いた。そりゃそうだ。犯罪者扱いされたのに戻りたいなんて絶対思わないだろう。まともな王族かと思っていたのだが違う様だ。やはり王族、貴族、金持ちは馬鹿ばかりだ。
「ついでにせれふぃおーねやかみのきおくもけせないー?あのくににーかかわりあいのこしたくないー!」
「そうだな。全て消しておこう」
そして気が付いたら泉の側に皆でいた。お祖父様がタグリード国の騎士学園の学園長ねぇー。それにしてはやり過ぎだろ!犯罪者に思われてる人間が学園長何か出来るはずはない。取り敢えず皆にコップを量産してフララと共に渡していった。
「ほんとーはじんこーふやすためとーせんりょくをふやすためにーいずみーつくってーもらったんだけどーなんかへんなーことにーなっちゃったからーかみさまがーいろいろーてをくわえてくれるーかたちにーなったー!ひとくちのめばーいっさいーわかがえるよー!いまいるーとしのひとたちーいがいはーいみないーいずみー!にじゅうごさいーいじょーのひとはーにじゅうよんにーなるようにーいずみのーみずーのんでー!わかいひとはーかならずーひとくちはーのんでーあとはーじぶんのーすきなーとしにすればーいいからー!きょうだいーいるひとはーはなしあってーねんれいーきめてー!かみさまがーとくちょーもーかえるようにーしてくれたからーばれなくなるよー!すてーたすーでとしのーかくにんはーすればいいよー!」
「市長はタグリード国の学園長になる気はないですよね?」
「あぁ、勿論なる気はないしタグリード国に戻る気もしない」
それから皆は自分のステータスを見て確認したり話し合いをしたりしていた。冒険者チームはチームの名前を変えといて良かったと話していた。そして水を汲み数を教えながら皆は飲み始めた。誰か2歳になってくれないかな??
「わー!みんなーわかいー!なんでーにさいーいないのー!!」
皆はステータスを見て年齢を確認していた。
「すいません。飲み過ぎた様です。就任した時10歳だったので9歳になる様に飲んだはずが7歳になってしまっていました…」
「わー!かぐなるさまー!ちぢんだー!」
「シーナと余り変わらなくなりました」
「うん!なかまー!おじーさまいやおじーさまってかんじじゃないからーしちょーたちもみんなーわかいねー!かんじもーみんなーすこしーかわったー!」
私がそう言うと持ってた手鏡をアイテムBOXから皆出して確認していた。
「服が大きいです」
カグナル様がそう言うと思い出したかの様に服飾工房の人達が地面に撃沈した。
「あ、あれをやり直さなければ…」
「サイズだけ変えればなんとか…」
皆地面に倒れながらブツブツと喋っている。見てると怖いぞ!!
「シーナ私の事は父と呼んでくれ」
「私はお母様よ」
服飾工房の人達を無視してお祖父様とお祖母様が喋り出した。恐らくあの出来事に巻き込まれたから無視を決めたのだろう。
「おとーさまーおかーさまー?」
「あぁ、嬉しいものだな。今年24歳になる様に飲んだからな」
「えぇ、嬉しいわ」
お祖父様達はガン無視だ。皆もそうみたい。18歳になりたい人は17歳に24歳になりたい人は23歳に15歳になりたい人は14歳という感じで皆飲んだらしい。カグナル様は飲み過ぎたらしいがな。これで都市は若くなったし、手配書とは別人になっただろう。本当にいらない事ばかりしてくれる。服飾工房の人達はまだ地面に転がって相談しあってるがな。それから相談が終わったのかシュバッと立ち上るといる皆の新たなサイズを測りメモをし出した。皆勢いに押されサイズを測られていた。凄い職人魂だ。服飾職人になるとああなるのか…。サイズを測るのが終わった者から自分のステータスに違いがないかを確認していた。




