54 図書館作り
翌日目を覚ましてからフララと朝食を取り暖炉の側で本を開き読んでいた。
「ふららーほんやいきたいー!」
「本屋ですか?」
「うんー!こっちになにのほんがーあるかーしりたいしーほしいほんがーあったらかいたいー!」
「なる程。行ってみましょうか?」
「うん!」
そして準備をしてからフララと本屋に向かった。
「おはよーございますー!」
「おや、シーナちゃんとフララさんいらっしゃい!」
「わー!すごいほんがたくさんー!」
それからフララと本を物色し始めた。沢山あり過ぎて欲しい本を探すのは大変そうだ。欲しい本を何冊か探し出し本の代金を払う。フララも探し出し本を見つけて代金を支払った。
「えーずどさんほんすきー?」
「あぁ、本が好き過ぎで本屋をしているよ」
「おじーさまにはなしてーふららーがたてものたててーえーずどさんとしょかんやったらいーとおもう!そうすればーみんなーしらべたいことやーべんきょーがくえんにいかくてもーできるよー!きゅうりょうはーみんなーがぜいきんはらってーしちょうからでるよーにすればーいいー!それにーたこくにいってーほんもーしいれてくればーほんもーもっとふえるよー!」
私の言葉にエーズドさんは驚いてフララはなる程と頷いていた。
「確かにいい考えだと思います」
おー!フララも賛成の様だ。それからエーズドさんに市長に連絡する様に言い始めた。お祖父様が来る迄本を探っていよう。沢山あり過ぎて発掘出来ていない本も沢山あるだろうから。
暫くしてお祖父様がやって来てフララとエーズドさんで私が話した事をお祖父様に説明していた。お祖父様もなる程と頷いて賛成を示した。本を買い取る代金もお祖父様が出す事になった。私とフララも出すと話をしたが駄目だった。仕方ないので税金はきちんと払おう。
それからどの位置に建て物を建てるかと本を買い取りに行く人はどうするかを3人で話し合って決めたらしいが。フララは建て物を建てに出掛けたので私は本を探していた。本を買い取りに行くのはエーズドさんと奥さんと2番目の息子さんと3番目の息子さんになったよ。1番目の息子さん夫婦とエーズドさんの娘さんに図書館は任せる事になった。人数が足りないとなれば人を雇う事にする見たいだ。お祖父様が研究者にも本の買い出しを手伝って貰う事をエーズドさんに話してた。研究者さん達なら頭が良いだろうから本にも詳しいだろうし賛成だ。明日から本の買い出しに向かうらしいよ。図書館に移動する本は皆が手伝って移動させる事になった。私は手伝いたいけど2歳だから無理だ。
「図書館は建てて来ました。それに家や畑も近くに創っておきました。図書館は結構大きめに創りましたが大丈夫でしょうか?」
「これからどんどん本を増やしていくので大丈夫です。家と畑まで有難うございます」
「ここのほんはみんなーでとしょかんにいどーさせるんだってー!わたしもーてつだいたけどーにさいだからむりだとーあきらめたー!」
「なる程。そうでしたか。確かにシーナには無理ですね。本が重くて大量に運べないでしょうし本棚にも届きませんから」
「そーだけどー!ふららーしつれーだよ!!はやくーおおきくなりたいー!」
「唯一の私達の孫だからシーナはゆっくり大きくなれば良い」
お祖父様はゆっくり大きくなって欲しい様だ。私は直ぐに大きくなりたいがな。何も出来やしないから。
それからエーズドさんの家の連絡を使い皆にお祖父様が連絡し始めた。エーズドさんは家の皆に説明しに行った。家も畑も移動しないといけないからな。皆転移魔法が使える様になったから続々集まって来てお祖父様とフララが皆に説明をしたら皆賛成の様で本をアイテムBOXに終い始めた。これで学園に行かなくても勉強が出来る様になったな。
それからエーズドさん一家は大移動する事になり畑の物や家の物も皆が手伝い図書館や新たな家へ移動する事になった。私の思い付きですまない。前もって思い付けばいいのだがその場で思い付くからたちが悪いと自分でも思うぞ。取り敢えず買った本はアイテムBOXに終いフララに抱っこされて図書館を見に行った。思ってたよりかなりでかいぞ。人を雇った方が良いのではないか??
それから皆は本棚に本を入れ始めた。多分新たな家や畑の方にも人がいて手伝いをしているのだろう。本棚の数が凄くて本が多分足りない。勉強出来たり調べ物出来たりするスペースも凄い。それに2階建てだ。
私はやる事無くて座って皆を見ているが昼ご飯はどうするのかな?フララを呼び聞いて見た。フララは頷いてお祖父様に話をしに行った。お祖父様は料理人さん達に何やら話をしている見たいだった。料理人さん達は転移で何処かに向かった。
暫くしてからお祖父様が皆に声を掛けた。
「皆、ご苦労さま。昼食の時間だからい一度休憩する為にもひだまりサロン館に移動してくれ。きちんと料理も出来てるだろうからな」
そう言われ皆が集まって来て転移でひだまりサロン館に移動した。勿論、家や畑にいた人達もだ。ひだまりサロン館に入り昼食を食べる事になった。皆忙しくしていたからな。私のせいで。カグナル達達は教会総本部に行ってるからいないがな。新年早々にすまないな。そして料理人達が作った昼食を皆で食べた。
食べ終わるとまた図書館に皆で戻った。料理人さん達は後片付けをするみたい。私も召喚出来る本をと思い薬草について、薬学について、多種族について、数学、世界の歴史について、錬金について、鉱石について、魔石について、魔道具について、経営について、魔法史について、社交について、礼儀作法について、戦術について、剣について、魔法について、各ギルドについて、船について、等思いつく限り本を召喚した。それも一つではなくあるだけ各種だ。恐らく学園でもこの辺りを勉強するのではないか?と思う。占いも習うのかな?一応占いについても召喚した。それを皆に渡して本棚に閉まって貰った。それでも本棚は余っているので本の数が足りないんだろう…。
抱いた本は入れ終わり皆は家の方は?とエーズドさんに聞いていた。フララは図書館の鍵をエーズドさんに渡していた。皆で家の方へ行くとそちらも大体終わった見たいなのでお祖父様が皆にお礼を言い解散となったので私もフララと共に家に帰った。
「ねーふららーあとたりないものなんだろー?」
「図書館は出来ましたし、役所も出来ましたし、裁判所も出来ましたし、通信機センターも出来ましたし、店はありますし、工場と工房、騎士宿舎、地下牢も出来ましたし後は何でしょう?」
「ちきゅうではびょういんとかぎんこうとかえきやでぱーとやたべるところもおおかったしまんしょんやあはーとやすーぱーやきゃんぷじょうやふくやさんたくさんやはなやさんやどらっぐすとあやでかいほんややこうえんやあすれちっくやすたんどやしょくどうたくさんやらーめんややーかふぇやどうぶつえんやすいぞくかんやえいがかんとかほかにもたくさんものがあったよー!」
「やはり此方と地球では此方は遅れているのですね」
「うーん?でもまほうはなかったからー」
「此方の便利な事は魔法ですか?」
「うん!しょうかんとかーくうかんまほーとかてんいとかーちゆまほうとかはーべんりだとおもうー!あとはーぽーしょんとかもー!」
「なる程。確かに便利なのかも知れませんね。魔法があれば悪事や戦争を引き起こす道具になる事もありますがね」
「それはちきゅーもいっしょー!まほーなくてもひととひとでのせんそうがおきてーくにのみんながまきこまれたりするー」
「やはり、人間の考える事は私には理解出来ません」
「わたしもーどれいとかーいるとおもわなかったー」
「悪さをすればそれなりの罰は必要だとは考えますが誘拐等してまで道具にしようとするのは馬鹿な人間達だと思いますね…」
「ちきゅーだとわるいことしたらさばかれたあとにけーむしょいれられたりーしけいになったりするよ?」
「それは刑期の重さで違うと言う事ですか?」
「うん!たいりょーにひところしたひととーなぐったりしてけんかになったひとではぜんぜんちがうよー!にほんはへいわのくにだからーへいきとかーいまはないけどーたこくにはあるからーこわいよー!にほんはけいさつさんいがいはぶきもっちゃいけないけどーちがうくにだとーいっぱんじんでもーぶきもてるからー!いちげきでどかんとーくにほろぼせるぶきもあるー!」
「それは凄いですね。私達が行ったのが日本で良かったと思いますね。他の世界では神の力を使う事も不可能でしたので…」
「だからねこだったんだねー!まほーつかえるにんげんがちきゅーにまぎれこんだらーかんたんにーちきゅーのひとたちころされちゃうからなー」
「確かにそうですね。世界での便利さの違いはありますが魔法を持たない人間では対抗出来ないでしょうから」
「でもーふべんだしーいどうしゅだんがばしゃとかーむかしのじだいのはなしだとおもうー!てがみでやりとりとかーおどろいたー!ごらくもすくないしーだからーわるいことーかんがえるひとーでてくるー!」
「魔法に頼りきりで発展させようとは誰も思わないんだと思いますよ?王族、貴族が中心でドレスや宝石等を付け美貌で優劣を競う。そんな世界なのですよ。民の方が不便さを知っていますが学べる機会もありませんから発展しないのではないでしょうか?女性は少なく女性優遇の世界ですから特に王族、貴族の女性は大切にされるでしょうから」
「めんどーだねー!」
「えぇ、その通りだと私も思います。タグリード国の王妃はそれを変えようと庶民でも学園に通える様に学園や騎士学園を作ってるのですから出来た王妃だと思いますがね」
「がくえんってたぐりーどこくにしかないのー?」
「えぇ、大体の王族、貴族はは家庭教師等から勉強をしていますよ」
「すごくめんどーだしそれならたみは?ってなる」
「お金がある民達は勉強出来るでしょうがそれ以外は勉強する機会は無いでしょうね」
「そのたみやおうぞく、きぞくがはってんさせないとこのままになるー!」
「えぇ、だかは世界は発展しません。ある意味馬鹿ばかりですからね」
地上に降りた神様であるフララがそう感じるって事は地球の勉強をしているアイノルン様も同じだろう。




