53 新年から大騒ぎ2
あれから色々相談しながら皆で決まり事を決めていた。街の規律等も。職人さん達も色々作らなければと話し合いをしていた。驚いた事に殆どの皆が転移を使える様になったみたい。遠くに住んでいる皆には便利になったがな。
「おじーさま、ここようさいだからーまちじゃなくてーようさいとしー?だんじょんふえたらめいきゅうとしー?おんせんもーあるからーうらーすようさいおんせんめいきゅうとしー??」
「確かに街ではなく都市だな。ウラース要塞迷宮温泉都市だな」
確かにと皆も頷いていた。
「へんなひとーこないとーいいねー!としがみつかったらーへんなひとーもきてーじゅうみんひょーとられたらたいへーん!」
「確かにそうですね。今いる都市の皆は大丈夫でしょうがシーナが言う通り変な人達も来るでしょうから」
フララもそう思っていたのか話をした。
「としのーかんこうやーだんじょんだけならーへいきーだけどじゅうみんになるならーしんさもひつようーになる!」
「確かにな。狙われたらまずい者達が沢山いるからな。それにタグリード国に秘密が漏れるのも避けたいな…。オーキッド領民達だとバレたら大変な事になるからな」
それから皆はどうするかを話し合い結果お祖父様が最終的に決める事になった。水晶あるしな。裁判所と役所と検問所と教会や聖騎士団にも置く事になった。手錠はお祖父様や騎士達に渡されていたが。それから遅めの昼食を取りながら商人さん達は3日位から貴族達や金持ち達に向け各国に通信機を売りに出るらしい。密偵部隊のお兄さん達や騎士達も巻き添えにしてな。それから始めは文具系統を売るらしい。一気には売らないんだそうだ。次に娯楽系統、次に服系統、次に装飾品系統等分けて売るらしい。ポーションや薬系統は最後に売る事になったらしいが今冒険者達に必要なのでは?と聞いた所通信機の後直ぐに売る事になった。
お昼を食べ終わり挨拶をしてからフララと共に家に帰った。話し合いをしている人達以外も帰った。職人さん達は各々の工房へと向かった見たいだが。私は家に着いたらローソファに座り何か出来るかを考えていた。アイノルン様も発展させてくれって言ってたしな。取り敢えず思いつかなかったので平安から鎌倉の本と戦国時代の本と幕末の本と刀の本を召喚して読み始めた。この時代の話好きなんだよねー!
「ねー、ふららーなんでこのせかいにーてんせいさせたのー?はじめからーしごとのてつだいならーそのままーできたんじゃないー?」
「神族、所謂神様になるにはその世界で生きてなければなれないのですよ。シーナは地球の神様にはなれましたがこの世界では生きていないのでなれません」
「へー!そうなんだー!ならはじめからーいまいるたみたちやーおじーさまのこどもになりたかったー!」
「それはすいません。此方がきちんと調べなかったのがいけなかったと反省しています。エノーラの外側の魂の綺麗さにエノーラなら大丈夫だと思い幼少の頃からのエノーラをきちんと調べませんでした。市長達夫婦の娘だしと考えて市長達とはかなり歳が離れるより良いとアイノルン様と判断しました。エノーラの歪さに気が付かなかったのです」
「うんめいかえちゃうとーひとかわるのかなー?」
「どうなんでしょうか?人間は特に色々と変わりやすいので。エノーラの場合は運命を変えたと言うより自由になり何のしがらみもなくなり好きに生きられウルフとまた出逢って結ばれたからでしょうが…」
「なるほどねー!あときになってたんだけどーじょせいすくないせかいなんだよねー?ここにはかなりのじょせいがいるきがするんだけどー?」
「世界全体では少ないですよ。それにこの都市にいる女性達はロドリゲス・オーキッドを慕いオーキッド領に住んでいたのでしょう。だからタグリード国からはかなりの女性が出て行った事になります。他領にも王都にも貴族達にも多少は女性がいますが人数は少ないと思いますよ。他国も男性が多く女性は少ないですからね。タグリード国は女性達と凄腕の冒険者達を一気に失った事になりますね…」
「たぐりーどこくやばいねー!なんでじょせいがすくないのー?」
「それは私にもアイノルン様にも分かりません。女性が産まれにくく男性が産まれやすいから男性が多くなり少ない女性を優遇する世界なのですが、此方に来て人間をきちんと見ると優遇しているのかいないのか分からなくなりますね。特別な女性は優遇されるでしょうが女性迄奴隷とかになってる事は知りませんでした」
「あー!それはわたしーもびっくりしたー!いまいるたみたちはへいきだけどーみんながよくてもーわたしーむりだとおもえばーもりでーひっそりくらすー!」
「シーナが無理な人は私も無理なのでその時は2人で森で生活しましょう。アイノルン様は多くの人間に囲まれて生きた方が良いとの考えですが私はシーナの考えを優先しますよ」
「ありがとー!あいのるんさまはーにんげんとふかくかかわっていないからーたぶんわからかいー!けどふかくかかわればーいやけがするとおもうー!」
「確かにそうですね。私も今迄は此処まで深くは関わりませんでしたから生命がどう生きるかなんて知りませんでしたよ」
「おうぞく、きぞくーゆうせんなせかいだからへんなひとおおいー!あとおもいついたんだけどーきょうかいにーせいきしだんできたでしょー?たこくにもつくるようにかぐなるさまたちがーきょうかいのーえらいひとにしんげんすればーこのとしにあってもーへんにおもわれないんじゃないかなー?」
「確かにそうですね!カグナル達に連絡してみましょう」
そうフララは言うとカグナル様達に連絡を入れ始めた。教会を護る騎士達の事だからどの国の教会も受け入れ王達は聖騎士団を作る事になるんじゃないかな?それが終わるとお祖父様に連絡し始めた。多分報告那ろう。あれ?お祖父様達ってひだまりサロン館に居るのでは?と思ったがピアスがあったと思い出した。ステータスからスマホの様に連絡出来れば便利なんだけれどな。
「どうだったー?」
「教会総本部で提案して見る事になりましたよ。早い方が良いと明日行く事になりましたが。恐らく話は通るでしょうがね」
「わたしーもそーおもうー!あとーなにかあったかなー?やることー!」
「大丈夫じゃないですか?規律は検問所に看板を設置する様ですし、裁判所や役所や牢屋や聖騎士団で働く人物は市長が決めるでしょうから。それに職人達も新たな物作りを始めましたから。ダンジョンにも定期的に冒険者達が潜るでしょうしね」
「だんじょんのことーきちんとしってるのかなー?」
「それはどうでしょう?森にあるダンジョンから魔獣が溢れ出てても森に魔獣が増えるだけですが国々はきちんと管理しないと大変な事になるでしょうね」
「わたしもくわしくないからたぶんーなんだけどー!」
「恐らくあっていると思いますよ。きちんとダンジョンの事を考えれば分かる事ですからね。宝だけ手に入れてる王族、貴族は一度痛い目を見た方が良いです」
「あー!たしかにー?」
「私は基本シーナで次に今居る都市の民達以外はどうなろうと関係ありませんから」
「わたしもー!おなじー!」
「シーナは何の本を召喚したのですか?」
「ちきゅうのにほんのれきしのなかでーすきなじだいのほんとーむかしーつかわれていたーぶきのほんー」
「なる程。私にも読ませて下さい」
フララにそう言われたので本をフララの分も用意して渡した。それから夜ご飯はしっかり食べてからフララと温泉に入って一緒に寝た。




