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神様の思し召し  作者: 鳳凰楽


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52 新年から大騒ぎ

 あれから家に帰り温泉に入ってからフララと眠った。


 翌日起きてフララと準備をしてから家から建て物迄向かった。やはり皆いる。新年の挨拶を皆にしてから座った。朝食が運び込まれて来て皆で騒ぎながら頂いた。ご飯を食べ終えてからお祖父様に声を掛けた。


「おじーさま、このたてもののなまえーきめないのー?」


「あぁ、決めた方が便利だな。何か考えたのか?」


「うんー!いちおうーみっつー!ひだまりさろんとーのどかてらすとーほっこりすくえあー!」


「ひだまりサロンにのどかテラスにほっこりスクエアだな?挙手制にして決めるか?」


 それからお祖父様は皆に挙手で答えて貰い名前を決めた。1番多かったのはひだまりサロンだ。ひだまりサロン館になるぞ。


「あとねーかみさまーかぐなるさまーまもれっていってたでしょー?だからーきょうかいのーしきちーひろげてーたてものたててーきょうかいのとなりにーせいきしだんをーつくったらーあんぜんかなー?ってかんがえたー!せいきしだんのたてものはーしゅくしゃとーしょくどうとーたんれんできるーしせつをつくるー!かぐなるさまだけじゃなくーみんなーすてたすーかわったからーとくにーきょうかいのひとがあぶないーよ!」


「ふむ。聖騎士団を作るのか?教会の隣にだな。なる程…」


「聖騎士団の建て物は私が創りましょう。なので騎士達から聖騎士団を決めて下さい。後は食堂の料理人達もお願いします」


 フララがそう話すとお祖父様と騎士達と料理人達が話し合いを始めた。


「ふつのーきしはーあおでーふくそうとういつしてーせいきしだんはーしろにするー!さいばんかんはくろでとういつしてーくろのーのろーぶきるよ!やくしょーもーだんせいようとーじょせいようのーせいふくーあったほーがいいー!ギルドはギルドでーせいふくあればーべんりよー!」


 私がそう話すと今度は服飾師さん達が話し合いを始めた。そして各ギルドの人達も。服飾師さん達に制服の載ってる本を何個か渡した。文字はフララに直して貰ってからだがな。そしてフララは教会へ行く為に外に向かった。そしてこっそりカグナル様用になる様な本と教会の人が着る用も混ぜたがな。カグナル様は聖人だからな。その教会で着る物もきちんとしていた方が良いと考えた。まぁ、教会用の制服みたいな物だ。これはあくまで参考だから服飾師さん達が決めればいいと思うがな。


 服飾師さん達がメモを取り出し何か書き始めて私は何故か布を糸をボタンを等と言われるがまま色々召喚して量産するを繰り返していた。それから私とフララを抜かした全員のサイズを測り始めた。勢いが凄い。


 話し合いをしていた人達も関係なく皆サイズを測られていた。お祖父様もお祖母様もだ。料理人達もだ。関係ない民達全員だ。何故かは分からないけど服飾師さん達の魂に火をつけてしまったらしい…。色々な部署の制服等出来るのも直ぐだろうな…。恐らく、春、夏、秋、冬、用全部出来るのではないだろうか??


 帰って来たフララは皆を見て驚き遠い目をしていたが私は関係ないとばかりにレゴブロックを出し遊んでいたら大工さんや職人さん達冒険者チームの皆がレゴブロックに食い付いたので仕方なく量産して皆に渡した。レゴブロックの様な物が作られるのも直ぐかも知れない。それからまた話し合いが始まり色々決めた事をお祖父様の従者のテストラさんが紙に纏めていた。話し合いしている人の他はレゴブロックで色々作り始めていた。


「かぐなるさまーってなんさーい?」


「私ですか?何歳に思いますか?」


「うーん?じゅううしち、はちくらいー?」


「オーキッド領に就任したのが10歳でしたから今はまだ未成年ですよ。今年成人します」


「えー!!なんがつー?みんなでーおいわいしよー!」


「私は10月15日産まれですからシーナの一ヶ月前ですね」


 カグナル様が成人してない事に驚きひっくり返ると思った。どう見ても成人前には見えない。若いとは思っていたが本当に若かった。フララも驚いている。カグナル様は笑っているが違う。笑う所じゃない。皆は知っていたのか普通だが。身長もあるし落ち着きもあるしで成人してると思っていた。


「大司教様も司教様も司祭様も助祭様も修道院長も修道士や修道女も皆若いですよ?」


「えー!なんさいー?」


「私は今年で18歳になりますよ」


「私も今年で17歳になります」


 大司教のゲーテ様と司教様のウエルト様が答えてくれた。


「皆20未満ですよ?」


「みんなーわかすぎー!!おどろいてーひっくりかえるーところだったー!」


「1番若いシーナに若いと言われるのも変な感じですね」


「みんなーわたしーよりとししたーおねがいー!!」


 それには聞いていた皆が笑い出した。それに抗議する様にブロックをガンガンしていたらフララに止められた。止められるのは何時もの事だ…。


「みんなはーどんなーじょせーがおこのみでー?」


 それにまた大爆笑が沸き起こった。失礼だぞ。2歳でも知りたい事は聞くんだからな。独身組多いの知ってるんだからな。皆若いしな。大爆笑しているから誰も答えてくれないし。本当失礼だぞ。


「逆にシーナはどんな男性がお好みで?」


 笑いながらカグナル様が聞いて来た。


「にさいだからーわからないー!」


 2歳の振り大作戦だよ。それにまた皆は大爆笑だったが本当に失礼しちゃう!


「もう!みんなーしつれーだよ!!」


 それにまた笑いが起きてしまった。そんなに笑うなら転がって抗議するぞ?それを見越した様にフララに注意をされた。


「転がっても駄目ですからね?」


「ころがらない!!」


「今言わなかったら転がっていましたよね?」


「ころがらない!!」


 やり取りを見て聞いて皆は大爆笑だ。


「将来転がり癖がつきますよ??」


「だいじょーぶ!ころがらないしーしょーらいはむきむきのきょじんになるからー!」


「なりません!」


「なる!」


 皆涙ぐみながら爆笑をしているが失礼だぞ。


「諦めましょうね?」


「うー!」


 フララの圧が凄いぞ。けして諦めた理由ではないが言葉を発するのが怖いぞ。諦めた振りして鍛えるしかないか…。皆はそろそろ笑うのを辞めた方が良いぞ。


「みんなはーすてたすーかわったのーかくにんしたのー?」 


「そう言えば変わったと言われたな。確認しよう」


 お祖父様の言葉に皆はステータス確認をした。かなり驚いているが喜んでもいるから大丈夫だろう。特に冒険者チームの人達はSランク軽く超えてるんじゃない?


「きちんとーぎぞうしてーかくさないとーだめよー?すごくーすくなくしないとーへんなやつにーめーつけられてーさらわれるーからー!とくにーきょうかいのひとはーぜったいーねらわれるからー!へんなやつとーへんなーくににー!もとからあったーものいがいーかくしてー!たいりょくもーまりょくもー!」


 そう話すと皆はステータスを弄り始めた。爆笑しながらだがな。失礼だぞ。


「どんな奴が変な奴なんだ?」


 笑いながら黄昏の光の冒険者のトキオが聞いて来た。


「おうぞくとーきぞくとーかねもちとーわるいーそしきーとーあたまおかしいーおんなとーあたまおかしいーおとことーたしゅぞくーとーか?」


 確かにと言いながらトキオが笑い皆も爆笑した。


「あたらしーたてものーぜんぶーみにいかないのー?」


「新たに出来た建て物を見に行くか?」


「うんー!ぜんぶーかくにんしないとー!てんいでみんなーでかくにんしにいくーよー!」


 皆も確かにと頷いて準備し始めた。転移は誰が使えるのかまだ分からないからフララ任せだがな。私はフララに抱っこされて外に出てた。皆も各々外に出て来て先ず役所に行く事にした。次は裁判所て騎士宿舎付きの地下牢最後に教会の聖騎士団宿舎に行く事にしたよ。


 それから転移して各々感嘆の声を上げ働く人は特に念入りに見ていたよ。私は地下牢の薄暗さと牢屋の多さに驚いたがな。聖騎士団宿舎はきちんと教会を護れる様に出来ていた。教会の皆も感嘆の声を上げた。騎士達は中をじっくり見回っていたがな。料理人達も職場をきちんと見回っていた。


 それからひだまりサロン館に皆で戻った。料理人さん達は急ぎ料理を作りに向かった。昼食の準備だろう。少し遅めになったが仕方ない。


「うーん?ことしーだんじょんふえるきーするー!」


 それは本当かと冒険者チームの皆に囲まれてフララと共に揉みくちゃにされた。美人のお姉様方に抱っこされるのは満更でもないがな。ただこんなに可愛いくて良い子なのにほっとくなんてあの女信じられないと憤慨していたが…。


「うーん!たぶーん!でもだんじょんーきちんとぜんぶーかんりしないとーすたんぴーどおきちゃうー!」


「スタンピードって何だ?」


 トキオが聞いて来た。


「たしかーだんじょんはーかくがーかってにまじゅーつくるからーぜんぶーのだんじょんをーまびき、とうばつーしないとーまちにだんじょんからーまじゅーあふれてくるよー!だんじょんはーおたからてにいれられるからーいいけどーわるいぶぶんもーあるー!」


 皆はなる程と頷いてからきちんと間引きする事を決める為に相談を始めた。街に魔獣が溢れ出て来たら真っ先に私は死ぬぞ!国々はきちんと把握出来てるのだろうか?今はまだ出来立てだから冒険者達がダンジョンに行くが新たにダンジョン出来たら古いダンジョンは放置されたら国々に魔獣が溢れ出す事になるがな。詳しい理由ではないので朧げだかな。







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