25 祝建設記念日
この生活にも慣れた今日この頃。建物を建設するのと同時進行で東と西の道は作られていき海側は木々を切り出すと、あの日意見を言って見たらその通りになったよ。
皆で意見を出し合いながら何を何処に建てるか話し合いをして決めた。
南側もかなり開拓されたからそろそろ海が見えるんじゃないだろうか?皆が来てから一ヶ月以上は経ってるからな。多分…。
世界が違うからなのか森だからか北側だからがエアコンないと駄目な位暑いとかないから春なのか夏なのか全然分からない。秋は肌寒いだろうから秋ではないだろう。冬は寒い他に雪は降るのだろうか??
それから建設は順調に進み建物がどんどん増えていった。それから動物達の小屋も出来てそちらに全て移し終えた。羊と山羊が追加された。そして牧場も作られた。各工房や店や商会や酒場やレストラン等も出来た。
それから麦畑や畑や田んぼや果樹園等も作られた。苗や木や種はアクアが用意した物と買い出しに行って買って来た物等を皆で植えていった。
アクアが教会やギルドや市長館等を建て騎士団本部と騎士宿舎を創ってから我が家が建てられた。
私が要望した様に宿屋と繋がった家になり温泉も創られアクアが温泉に効能を付け加えた。多分だがアクアが神様の力を使い温泉の湯を湧き出させたのではないかと思ってる。
水等はアクアが探し出しそこから管を通して各家に繋がれた。いわば水道水の様な物だ。きちんと下水道も作られ浄化出来る様に魔道具師達が魔道具を作り出した。トイレも水洗トイレになっている。どんな仕組みになってるかは私は全然分からないけどな。暖炉は勿論の事トイレやお風呂やキッチンや冷蔵庫やベッドや家具類等もきちんと作られた。
生地を買いに行き持って来た物と合わせてシーツや布団やカーペットやラグやタオルやバスタオルやハンカチやカーテン等も専用の職人達が作り上げた。勿論、服や靴等の必需品も。凄いな職人って。様々な物を作り出すプロだからな。職人達はこれからもどんどん必要な物を作っていくらしい。
念願の畑や果樹園も我が家の裏に出来た。ここ1年はアクアが結界を張り全ての畑の食物を育てる事になった。食べる物が無かったら困るからだ。皆家庭菜園等をしている。
着々と街が出来上がって来た。使わない木々は切り薪にして各々の家や店等の小屋に運ばれた。
そうそう、やっと海が見えたのだ。漁師達は大喜びだった。船も作られていたから杭を打ち船をロープで結び付けていた。
どんだけ広い範囲にアイノルン様は結界を掛けたのか若干遠い目になった…。
検問所にも犯罪履歴が分かる水晶が置かれ騎士達が代わる代わる警備と共に仕事をする事となった。
各ギルドは総本部に内緒で連絡して新たなギルドと認められたらしい…。教会も同じだ。タグリード国にはバレない様にと話をつけたみたいだ。王権が効かないのが教会やギルドらしい…。
やっと全て出来上がってからテントから我が家に皆移動した。
宿屋をするに渡って料理人のモーグ・ワーナーとヒックス・レッサーとオルルン・リュバーノが母様の父様と一緒に来てた者達が選ばれた。
他に母様の幼馴染で気心知れてるという事で警備がてら宿屋を一緒に経営する為に騎士のウルフ・ボターニヤが選ばれた。きちんと部屋も用意されてるよ!
なんていうか…ウルフと母様を見てると想い合っているんじゃね?と思う事がしばしばある。甘酸っぱい少年、少女の様な感じ…。
母様の結婚決まる迄両想いだったんじゃないかって勝手に思っている。
母様は体力が付いたからなのか剣をお祖父様に教えて貰っていた。魔法はお祖母様とアクアに教わっていた。元々こういう性格だったのに我慢させられて公爵夫人として過ごす他無かったのだろう…。母様の夫であったチェリツリー公爵ダレルと母様の兄イーモン・オーキッドのせいでな!!母様もお祖父様もお祖母様も性格良いのに何で変な奴が兄なのか疑問だよ…。
今日の夜は建設記念日として広場でどんちゃん騒ぎをするみたいだ。料理人達が腕を振るうらしい…。私に何月何日か誰か教えてー!!
まぁ、此方に来た皆は良い人達ばかりだから安心安全だな。母様の父様達の人望のなせる技だろう。女性もかなりいるが女性少ない女性優遇の世界なんだよね?もしかしてオーキッド領は勿論の事タグリード国もヤバイんじゃないかな?凄腕の職人や農民や漁師や商人や冒険者達や騎士達等もこぞって消えた事になるから…。オーキッド領に居た民達は皆優秀だからな。ヤベーもんじゃない気がするがな。…気のせいという事にしておこう…。
最初の挨拶から始まり私は赤ん坊なのでアクアと共に家に戻りご飯を食べさせて貰ってお風呂に入れて貰ってアクアと共に眠った。お風呂はやっぱり最高だ!日本人だもの!クリーン魔法とやらをテント生活ではかけて貰っていたが…。広場は多分、あの騒ぎ様だから朝方迄皆騒いでるんじゃないかな?酒等も振る舞われてたしな。朝には広場は皆が屍化とするだろうな…。




