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起きたら石櫃で一人でした  作者: 寝ぼけ猫
1章 目覚めと旅立ち
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9話 実践とウルフ

門をくぐり街を出て、森へと入る。

昨日の道を通りより奥へと踏み入る、すると昨日と同じ個体だろうかウルフが歩いている様子を見つける。

まだこちらには気づいていないようで地面の臭いをたどっているようだ。

今のうちに先制して魔法で殺すことにする。

『闇矢(シャドウアロー)』を唱え相手の頭にめがけ矢を放つ。

するとこちらの魔法を唱えたことに気付いたのかとっさに直撃は免れる。

ただ、よけきれず前足の付け根に突き刺さる。

足に矢が突き刺さったことで、動きが鈍った所に別の矢を手でつかみ首に突き刺す。

「これで終わりかな。」

少し悶えたのちに死んだウルフを見ながらつぶやく。

魔法が解け矢が刺さった場所から血があふれる。

「確か依頼だと5匹殺せばいいんだっけ?」

依頼を思い出しながら、ウルフの牙をナイフで切り取る。

ただ、うまく切り取れなかったのか付け根のあたりが割れてしまった。

「これどうしよう」

ウルフの死体を見て毛皮の持ち帰り方を考えてなかったことを思い出す。

「これもお金になるはず。」

確かウルフの皮は革製の道具に使えるからお金になるとマオさんが言っていたはずだ。

ただ、手持ちのナイフで切り取っても持ち帰る手立てがないとは言わないが、うまく切り取れる自信などどこにもない。

とりあえず邪魔な手荷物になってしまうので、最後の一匹分だけ持ち帰ろう。

「そういえばこの毛皮どれぐらいの値段つくのかな」

お金になるとは言われたがどのぐらいの価値になるかは言われてなかったと思い出す。

お金になるとは言われたがどのぐらいの価値になるかは言われてなかったと思い出す。

わざわざ言ってくれたということは持ち帰るに越したことはない。

その後も魔法で、ウルフを倒していきすべてから牙だけははぎ取っておく。

ちなみに死体はまとめて木の根元に置いておく。結構持ってくるのが大変だったが放っておくと魔物を呼ぶからとジュストさんがいていた。とりあえず死体から毛皮をはぎ取ろうとするが皮と肉の境目を探すのがよくわからないというよりもどうやるかわからない。

「これギルドに持ち込めばいいのかな?」

よくわからないので、町まで持っていくことにする。

ウルフの腹の方に手を通して持ち上げる...結構重い

まあそりゃ私の腰ぐらいまで高さがあるから考えればわかる。

ウルフを持ち上げて帰るさながら、二足歩行のウルフというべき存在に遭遇する。

向こうはこちらの存在を認知したのかこちらへと歩を進めてくる。

私は少しの間の後、持ち上げていたウルフを地面に落とし、複数本の『闇矢(シャドウアロー)』を放つ。

二足歩行のウルフは機敏に横に跳びシャドウアローを躱しこちらに腕の爪を向ける。

慌てて後ろに飛びのいたおかげで軽い切り傷で済んだが、次はこうもいかないだろう。

明らかにただのウルフとは動きが違う。これ以上『闇矢(シャドウアロー)』を撃っても相手には当たらないだろう。

というより撃つ隙がないというべきだろうか何個も同時に魔法を使うとすぐには発動できない。

かといって1本ではどうにもならないだろう。

それならば、夢で見たあれならばどうだろうあの魔法ならばどうなのだろう

あれならば影から相手に攻撃できるだろう早くとも影は振り切ることができない。

ただ、問題はあれが魔法なのかということだけだ。

ほかに打開策もない試してみる価値はあるだろう。

 『影槍(シャドシュメルツ)』そう唱えた次の瞬間、二足歩行のウルフの体を貫通し、影から槍が飛び出す。

串刺しになったウルフは喉を貫通したからか、声も上げず絶命した。



読んでいただきありがとうございます。

次の更新日は7/25で3話更新予定です。

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