↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
起きたら石櫃で一人でした  作者: 寝ぼけ猫
1章 目覚めと旅立ち
8/32

8話 本の虫と魔法

目を覚ますと今度はしっかりとベットの上で目が覚める。

「やっぱりあれはただの夢なのかな?」

昨日の夢を思い出せば少しあやふやになりつつあるが、「シャドウシュメルツ」この単語だけは鮮明に覚えている。

「多分これが魔法なのかな?」

こんど襲われたときに試すのもありかもしれない。

昨日の通り食堂に行き朝食をとる。

「今日のご飯はなんだろうか?」

食堂で配られたのは薄い二枚のパンに具材を挟み込んだサンドウィッチだった。

手早く食事を済ませ、宿を出る。

ギルドに着いてから、まず2階に行く。

昨日武器について聞いたとき、受付の方(マオさんというらしい)が教えてくれて、二階にもう使われなくなった武器など取りおいてを安めに売っているらしい。

聞いてみると、槍は、銀貨5枚と大銅貨2枚、片手剣は銀貨7枚大銅貨3枚で片手剣の方が若干高いようだ。

今は余裕がないので、槍を買うことを次の目標にしよう。

「というわけで、依頼を受けに来ました。」

受付のマオさんに目標を言ってから今日ある依頼を聞く。

「ちょうどいいのなら...あるわね、」

そういいながら、渡してきたのは、ウルフ討伐の依頼である。

「とりあえず、魔法があれば倒せる相手だからあっちの本の虫(ジュスト)に聞いてくるといいと思いますよ。」

あの書籍室の人はジュストというらしい。

魔法については人一倍詳しいそうなので聞けば教えてくれるんじゃないかとマオさんは言った。

「一応魔法の講師資格も取っているんだよねあの人。」

なんかすごい人らしい。とりあえず魔法を習得することに損はないだろう。

「まあ、教わるなら闇魔法にしたらいいと思うよ、あなたの最適性だから。」

そういうことで、ジュストさんに魔法を教わりに来た。

「ということで、闇魔法を教えてもらえませんか?」

ジュストさんに経緯を説明すると二つ返事で「いいよー」と返ってきた。

「魔法試すと大惨事になるから、とりあえず訓練所でやろうか。」

「...訓練所はどこでしょうか」

「あれだよ..えっと、そうだ君が前井戸を使いに行った場所」

あれは訓練所だったそうで、怪我をしたときや体を流すために井戸が併設されているそうだ。

この時間は依頼を受ける人が多いのか訓練所にはあまり人はおらず閑散としている。

「まあとりあえず聞くけど魔法の使い方を知ってる?」

「そもそも使ったことがないのでわかりません。」

「まあ、聞いてきたってことはそうだよね...とりあえず魔法については、思い浮かべたことを現実にして形にするものだ。例えば空中に火を浮かべたり」

そういって、人差し指を立ててその先に火が灯る

「ほかにも水を作ったり、風を吹かせたりといろいろできるんだよ。」

そういって、属性それぞれの説明をしてくれる。

「とまあ普通じゃありえないことを起こすのが魔法と言われている。」

そういってから空中に浮かべてた水をつかんで飲む。

「それぞれの魔法では使うものが変わって、君が得意な闇魔法は、魔力で暗闇を作ってそれを使って色々するわけだ。」

そのあとに手の上に黒い塊を出す。

「これが魔力で作った暗闇だよ。」

そのあとにほかにも形を変えて一本の矢の形にする。

「こういう風に形を変えて、魔物や魔獣に向かって飛ばして攻撃したりするのが、闇魔法だ。」

そのあと的に向かって、『闇矢(シャドウアロー)』と言って、闇の矢を飛ばすと矢は的に刺さり穴を開ける。

「とまあこういう風に使うわけだ。」

そう言ってから、「まあ自分の使いやすいようにやってくのが一番だから、とりあえずやってみれば。」

と残して、訓練所を後にしてしまった。

「自分の使いやすいようにか、とりあえず夢で見たのをやってみようかな?」

と夢で見た影から針を出して的を貫くのをイメージして、夢で男がやっていたように唱える。

『シャドシュメルツ』言葉を言った時に的の影から針が飛び出し串刺しになっている。

ほかにも火を指先でともすイメージして、『灯(トーチ)』と唱えれば小さい火が自分の指先に灯る。

水の球を作るイメージをして、『造水(アクアリジェイト)』と唱えれば、水が宙に球体で浮かび上がる。

そうして、最後に『闇矢(シャドウアロー)』と唱えて闇の矢を三本正面に飛ばすイメージを作る。

そうすれば残りの的に向かって飛んでいき的に刺さる。

一通り使ってみた結果 『造水(アクアリジェイト)』 が一番便利だったということが分かった。

水が作れるので水筒の水の補充が楽になったからだ。

訓練所から出て、ジュストに話しかける。

「魔法を教えてくれてありがとうございました。」

「別にこれ仕事だからね、まあ今度また本読みに来なよ、魔法関連の本あるから。」

そう言った後に思い出したように付け加える。

「あたりまえだけど魔法を使うと魔力を消費するから使いすぎて倒れないようにね。」

それを聞いた後に依頼を受けてギルドを出た。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。