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起きたら石櫃で一人でした  作者: 寝ぼけ猫
2章 火山の町メルフィア
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9話  配達と久しぶりの料理

宿に戻って魔法で全身を洗う。

そうすると、自分であまり気にしてなかったがべとつきが取れてすっきりとした。

適当に着ていた黒いマントを適当に椅子にかけて一つ伸びをしてからベットに横たわる。

そのまま眠気に飲まれて意識が遠のいていった。

目を覚ますと日は昇り普段より少し遅い時間に目を覚ました。

魔法で水を少し作って布に浸み込ませ顔を拭い、水の冷たさで目を冴えさせる。

「今日は何しようか?」

マントをかぶって窓から街を見ると屋台の痕跡は残っているとはいえほとんど片付いていていつもの様子にちかった。

とりあえずパンを1つ買って、レタスとハムを追加で買い、サンドウィッチにする。

それを咀嚼しながら昨日行きそびれたギルドにいく。

ギルドに行くと遅かったからか普段より人が多く混み合っている。

掲示板を見やると街での届け物の依頼があった。

「これにしようかな?」

なんとなく目に入ったのも何かの縁である。

受付に依頼書をはがして持っていく。

「この依頼を受けさせて下さい。」

今日の受付の人は前までのおじさんではなかった。

「この依頼か、あんたはこの街の地図持ってる?」

「いや持ってないです。」

「じゃあこの木板の地図を参考にして配達してきてね。」

「えっと荷物はどこにありますか?」

「ああ、こっちの倉庫に置いてあるから持って行ってね。」

そういってちょっと前に行った倉庫とは別の扉を指さされた。

「中にギルドの人がいるからこの依頼所見せれば必要な荷物はもらえると思うよ。」

木板と依頼書を持ってそっちの倉庫の扉を開ける。

「何が用?」

そういう声が聞こえてそちらの方を向くと気だるげなギルドの制服を着崩した人がいた。

「えっと配達の依頼を受けたので荷物をもらいに来ました。」

「ちょっと依頼書置いておいて、これ片づけたら行くから。」

少し待っていると荷物を抱えてこちらに気だるげな職員が来た。

「お待たせ、えっと依頼書はと」

ちらりと依頼書を見て

「持ってくるからそこにいて」

と言ってすぐに倉庫の奥から重そうな箱を持ってきた。

「えっとこれが鉄鉱石が入ってる箱だからこれを鍛冶街の地図で言う二番地にある。銀樹店に届けておいて料金はもう受け取ってあるから。」

自分の持ってる地図を確認すると確かに銀樹店という鍛冶屋が二番地にあった。

気だるげそうな職員は

「とりあえずこの品物届けたら戻ってきて、他にもまだ届けてもらわないといけないのがあるから。」

そういって依頼書をと荷物を渡された。

「とりあえずこの箱を持ち上げて持っていこうか。」

箱は見た目通りずっしりとした重さを持っていて、持ち上げるだけで少し疲れた。

とりあえず手が日に当たるとこんがり焼けるので袖越しに持ち上げたのだが滑りそうで少し怖かった。

地図は箱の上に置いておいたので道を確認する。

「二番地はいつもの宿屋の方と逆だからこっちかな?」

そちらは鍛冶街なのであってるだろう。

道に出てる看板を読み、送り先を探す。

「多分このあたりなはず。」

何度か見ていくうちにやっと見つけた。

店に入ると

「ギルドに発注してた鉄鉱石か。」

と渋い顔した人が待ち構えていた。

「はい、ここの依頼所にサインを書いてくれますか?」

「分かった。」

そういってサインをもらってギルドに戻った。

ギルドの倉庫に着いて次の荷物のためにノックをしてみたら返事がなく誰もいない様子だった。

カウンターの方を見やると「一時休業中」と書いた立札が置いてあったので私も昼食にすることにした。

「そういえばこのギルド、食堂が近くにあったよね。」

久しぶりに屋台以外で皿に乗った料理を食べたい気分になったので食堂の方に行くと人がごった返していた。

何人かでテーブルを囲んで食事をしている人が多くみられ、焼いた肉の匂いがこちらまで流れてきた。

食堂を見やると運よく角の方に席が空いていたのでそこに座って手を挙げて待つ。

しばらくして店員がやってきたので注文をしようとしてこのお店に何があるのか聞くのを忘れたのに気付く。

パンと果実水は多分あるだろう他の席の人も食べてるし。

「このお店のおいしいものはなんでしょうか?」

「えっと、そうですね、「魔獣肉の腸詰めスープ」とかはいかがでしょうか?」

「じゃあ、パンとそのスープ、後果実水をお願いします。」

「承知しました。お代は銀貨1枚と銅貨3枚です。」

そういわれたので取り出してお金を手渡す。

店員の人は数えた後、注文を伝えに行った。

そのあと前買ったガラス球を転がしていたら案外すぐに料理が来た。

「ありがとうございます。」

そういって料理を受け取った後。

試しにスプーンで一杯飲んでみた所肉の塩気と野菜、多分玉ねぎの甘みがあり旨味を感じることができた。

ただ、やっぱり熱かったので次からは少し息を吹きかけて冷ましてから飲むことにしようと思う。

とりあえず口の中の熱を冷ますために果実水を飲み、次にパンをスープに浸してから食べる。

やはり、パンとの相性はよく、ついでに腸詰めを1つほおばると肉のうまみとスープのおいしさを感じられ、いいものだった。

今度、また街を移動するなら自分で少しは料理するべきか?と考えたくなるほどおいしかった。

と言っても、前、野鳥を火に直接丸焼きにしてみたのは硬くて汁気があって食べれたものではなかったのだけれど。

そのような感じでお昼ご飯を食べて、ギルドに戻ると、一時休業中の札がなくなって再開していた。

ギルド倉庫に行って、依頼書を見せると朝もいた気だるげな人がいた。

「ああ、朝の配達の続きね、それならこれを肉のおろし売りに渡してきて。」

そういわれて、市場に行ってお肉を届けたり、その後は薬草を調合師に届けてきたり結果4件ぐらいを回って今日は依頼を完遂した。

どれも結構重い箱に入っていたので疲れた。

「ということで依頼報酬が銀貨5枚と銅貨4枚ね。」

報酬を受け取って今日は宿に戻って寝た。

投稿のコピペミスで二重投稿してましたすみませんでした。

読んでいただきありがとうございます。

次の更新日はです。

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