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起きたら石櫃で一人でした  作者: 寝ぼけ猫
2章 火山の町メルフィア
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6話 質問攻めと私の過去

そのあとは鍛冶屋の見習いの子の所へと向かった。

「きました」と言って扉を開けて入ると昨日と同じようにカウンターのところで座っていた

誰かが来たことに気付くと

「いらっしゃいま...あっ昨日の子。」

と言った後木の樽を持ってきて

「多分タンネルの実を取ってきてくれたんだよね。」

確信めいた感じで「ここに取ってきたやつは入れといて」と言って、木の樽をカウンターの上に置く。

とりあえず取ってきたタンネルの実をその樽の中に入れて行くとちょうど7分目ぐらいの量になった。

「取ってきた分は入れました。」

報告すると

「ありがと、これどかしておこう」

そういってカウンターから木樽を持ち上げて持って行ってしまった。

「ありがとうねこれでしばらく皮をなめすのに困ることはなさそうだから。」

そういってサムズアップを返してくる。

「そういえばこの後少し暇ない?」

「ありますけど,,何かあるんですか?」

「ちょっと話していかない?どうせこの時間はお客さんほとんど来ないし。」

まあそのまま流されるままま椅子に座らされて質問攻めが始まった。

「そういえば名前聞いてなかったねなんていうの?」

「ルナです。」

とりあえず取り忘れてたマントを取って自分の影の中に沈めとく。

「そういえばなんで冒険者やってるの?ルナの顔なら結婚したい人とかいるかもしんないのに。」

「一応自分の名前を知るためだったり、後はお金を稼ぎたいときに教えてもらいました。」

「へーうちなんか親父が後を継げっていうからやってるだけだから初めて知った。」

そのあたりで一旦水筒から水を飲んでおく。

「あ、その水筒どっから出てきたの?」

「えっと、私は魔法で影に物をしまっておけるんです。」

「魔法か~私火と土の基礎ぐらいしか使えないからうらやましい。」

「そういえば小さい頃ってどんなことしてた?」

「...わからない」

「わからない?」

「はい、1か月と半分ぐらい前に森で目を覚ますまでの記憶がないんです。」

「え...」

少しの沈黙の後

「なんか聞きずらいこと聞いちゃったね。」

少しも押し分けなさそうな感じで言ってくる。

「大丈夫ですよ。私もこの欠けてる記憶を探してるところなので。」

一応でまかせで答えたけどそれを目的にしているといても相違ないのかもしれない。

そのあとは他愛ない話をしながら時間をつぶしていた。

ちなみにその話の途中でこの女の子がレイラという名前だと知った。

レイラは同年代の女の子の友達がいなかったからこういう話を一度してみたかったと言っていた。

そういう話をしてる時にちょうど扉が開いて

「ダストンなんだが注文してた剣は仕上がったか。」

どうやらかなり時間が盾居たようでお客さんだったようだ。

「結構長い間お邪魔してたしこの続きはまた今度で。」

そういって椅子を元の場所に戻してから出ていこうとすると、

「また来てねルナ」

と後ろから言われた。

そのあとは夜ごはんにゆでられた卵と鶏肉の揚げ物、後はパンを買って宿に戻った。



部屋に戻って魔法で一応体を洗っておく。

そのあとブラインドストレージに入れてた夜ご飯を取り出し食べながら少しこの後どうするかについて考える。

私自身が目を覚ましてからのことはまだ鮮明に覚えている。

ガルムさんやアークさんと会って、セオナの町で魔法を使えるようになったりギルドに登録したり

シラミツを討伐したりした。

…あ、でも川で魚を取ろうとして頭を打って流されたとか、旅の途中で試しに倒した野鳥の肉を焼いてみたらすごく不味かったとか思い出したくない記憶もある。

ともかく、目覚める前の記憶はまったくと言っていいほど思い出せない。

しいて言うなら夢で見ているのは過去の自分?

そういうことなら過去の自分や記憶を探すために旅をするというのもいいのかもしれない。

「ただ、一つ問題があるとすれば、ほとんど手がかりがないってことかな?」

あの目覚めたところに置いてあった短剣、あれはどうなんだろ。

そう呟きパンの最後の一切れを口にほおばる。

ここの街のパン粘りが強くて少し甘い。

今日やれることはなさそうだから持ってる布などを魔法で洗浄して、そのあとは最近はよく見てなかった短剣を取り出す。

「ちょっと見えないから火をつけよう」

備え付けの蝋燭に火をつけて短剣を観察する。

じっくりとよく見ても飾り具や古びた持ち手、それに不釣り合いに新品のような銀色な刃は揺らめく蠟燭の火を移している。

「この短剣は今のところ解体にしか使ってないけど何でできてるのかな?」

確実に言えることは鉄ではないということだ。

この濁らない銀色は鉄ではない。

「今度レイラに聞いてみようかな?」

そう考えつつマントを椅子に掛けて寝る。

朝目を覚ますと日の光が微妙に差し込んでいて少し薄暗い、後昨日蝋燭の火を消すのを忘れていたようで、

蝋燭を立てるための燭には溶け切って残ったろうが少し固まっていた。

「やっちゃった。」

普段着けない蝋燭に火をつけて見たのを忘れて全部燃やしてしまった。

普段は夜目が効くからわざわざ使わないから忘れてた。

…後で受付でお金はらっとこ。

一応昨日のカパラプトルとかのおかげで結構懐には余裕がある。

とりあえずいつも通りパンとかを買いながら今日の予定を考えていると、思い出したことが一つあった。

「昨日タンネルの実を届けたのお金受け取ってない。」

多分レリアも私も話し込んでて忘れてたからだ。

「それ受け取ってから考えるか。」

とりあえずまだ日が上がりきらない曙のなか鍛冶街の装備屋の所に進んでいった。



ほんとすいません忘れてました。

読んでいただきありがとうございます。

次の更新日は未定ですです。

夏休み終わると忙しいので

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