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起きたら石櫃で一人でした  作者: 寝ぼけ猫
2章 火山の町メルフィア
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2話 火山の鳥と魔法薬

寝坊してアップロード忘れてました。

この町はあのセオナの町にあったような見上げるような街壁はないが、家の2階建てぐらいの石塁はあるのでその門もある。

門をくぐって、街を出て、山を軽く登っていく。火山とはいえ年がら年中噴火しているわけではないので火山の裾の方は多少だが植物が生えている。

ちなみに植物といっても細い枝の先に葉がいくらかついていて実がぶら下がっている植物が多い。

どちらかというと低木に分類されるのかな?

そういうことを考えているうちに山の中の下の部分ぐらいには来たようでここのあたりは少し平らになっていて遠くには動く生物のようなものが見える。

それはともかく低木を見ると包閃花の絵とよく色形の似た物を見つける。

「これかな?」

とりあえずこの実を回収してブラインドストレージに入れておく。

ちなみに魔物が主に生息しているのもこの台地だそうだ。

理由としてはこの付近より上に行くと植物が一切生えずコケなどしか生えない地帯になるからだそうだ。

逆に言えば火山にある魔力だけで生きられる魔物だけになるそうだ。

まあそれはそれ、これはこれ警戒はし続ける必要がある。

そんなことを考えていたらちょうど魔物がいたようだ。

なんとなく感覚で魔力が引っかかった方を見るとオレンジから赤色の羽をもつ鳥がこちらを見ていた。

どうやらこちらにわざわざ攻撃を加えてくる様子はない。

「なんだろあの鳥の魔物?」

魔法で打ち落とすことも考えたが今は昼なので闇魔法を使うには適さない時間だ、それにここは遮蔽がほとんどないので、前みたいに木の影を利用するといったことはやりずらい。

じっとこちらを見つめた後、唐突に興味をなくしたように去っていった。

その時ちょうど地面の一部がひとりでに持ち上がる。

それで出てきたのは岩石の動く存在が出てくる。

どういうわけかわからないが大方何かが岩石を纏って鎧のようにして動いているのではないかと予想できる。

とりあえず槍でその岩石を魔力を腕に流しながらその岩の塊を突く。

「ガッ」という鈍い音とともにその岩に大きくひび割れが入る。

そのままもう一度突くと完全にばらばらになって、動くことがなくなる。それと同時に中から、丸い形をした魔石が姿を表す。

その魔石を取るために槍をしまってその魔石を手に取る

魔石自体はこげ茶色に近い色で敵の正体は天然のゴーレムのようだった。

つまり岩石を身にまとっているのではなく岩石そのものが体だったようだ。

ともかく包閃花の採集は終わったので一旦帰路に着くことにした。

その道中火を吐く虫とも接敵したが、面倒だったので水魔法で圧殺した。

ギルドに帰ると何やら煮えるような音が聞こえてくる。

ともかくカウンターで包閃花の納品を済ませてからギルドの受付に煮える音の正体を聞いてみる。

どうやら魔法薬の作成というものをしているらしい。

材料を多く使って一回でやった方が手間がないからとここのギルドマスター(以下ギルマス)が大釜で煮詰めているところらしい。

ちなみに人一人余裕で入れられるぐらいの大きさだとか。

ちょっと見てみたいかもしれない。

少し扉の方を眺めながらそう考える間に手続きが終わった。

ちょっと気になったことがあるが魔法薬って何?

とりあえず図書室の方に行くと木の板もあるが本も置かれている。

街を歩いていて気付いたのだが本というか紙が利用されたものが結構高いのである。

手が届かないほどではないがそのために出すのには惜しい。

具体的には銀貨10枚とかで結構高い。

そう考えるとギルドはかなり金持ちである。

逆にどの町にもあるぐらいの大組織ならばこのぐらいの財力を持っててしかるべきなのかもしれない。

まあ今回調べたいのは魔法薬のことなので、このことはあんまり気にする必要はなかったかもしれない。

ともかく魔法薬についての本は見つかった。

魔法薬とは具体的には魔草や薬草などの効果を抽出し魔力などを込めて作られた薬品だ。

その名の通り魔法のようなことを起こす薬もある。例えばちぎれた腕をつなぎ合わせるだとか一本で1日飲まず食わずでいられるものや病気や呪いを消すものまでその効果は多岐にわたる。

ただ副作用という求めている効果以外のものが出るものや抽出技術不足で効果が低いものもできる

そういったことから他人に販売などをするものは国での免許を持っている者のみだとかなんだとか。

個人用に何本か作るとかは規制がないとはいえ黙認なので一応グレーゾーンだとか。

やはりこういうわかんないことを調べるときにギルドの図書室はうってつけである。

そんなことで一応使われ方としてはある程度稼ぎのある者の怪我の保険として持っていることがあるらしい。

軍隊などになると数百本常備されているとか。

とりあえず余裕があるときに一本は買っておこうと思った。



読んでいただきありがとうございます。

次の更新日8/8はです。

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