1話 誤解と新しい街
2章が始まる予定です。
私は街(セオナっていう名前だったらしい)を出た後目的の町の方向に向かって歩いて進んでいた。
「そろそろ見えてきてもおかしくない気がする。」
野宿したり魔物を倒して歩き続けて今日で8日目になる。道などはないため日の登る方向とコンパスだけが頼りだが、
ちなみに道中虫に悩まされることはなかったので、虫よけの魔道具様々だろう。
とりあえず今日もパンと干し肉を食べて歩く。
その二日後、目的地の近くにあるという高い山を発見した、ちなみに前々から見えてはいたけれど、近くなったことではっきりと見えて確信に変わった。
次の町は火山の近くにあり、そのマグマから冷え固まった石を削って宝飾品にしたり、金属を加工する技術が高いようだ。
今のところ必要なさそうだが武器も質のいいものがあるそうなので買いたいものである。
山が見えてからさらに四日後ようやく街の入り口の門にたどり着いた。
「そこの黒いフードをかぶったもの止まれ。」
そう言って槍を向けられる。
「何が目的でこの町に来た。」
「旅です。」
そう答えると一層門番は警戒を強めた。
「見たところ何も持ち歩いてはいないようだが本当に旅人か?」
旅人にもかかわらず何も持ち歩いていないことが不自然で怪しく映ったようだ。
「魔法で物を持ち歩けるのでバックなどは持ち歩いていません。」
そう答えると門番は
「ではギルド証と、旅で使ったコンパスを見せてくれるかね。」
そういわれたのでブラインドストレージから取り出して裾から出す。
「これでいいですか?」
そのあと門番は少しギルド証を眺めてから。
「通行料を払えば大丈夫だ。」
そういって銀貨2枚を提示してきたので払うと。
「これでいい、どうぞメルフィアへ」
そういって、門を通してくれた。
この町はメルフィアというようなので、今度からそれを使うことにする。
とりあえずまだ日は高いので、一先ずギルドに行っておくことにする。
ギルドに行くと、セオナ(前の町)で見た看板と同じ看板の建物だった。
受付に行くと、受付にいたおじさんから
「嬢ちゃんは見ない顔だがこの町は初めてのたちか?」
そう聞かれたのでうなずく。
「そんならほかの地域と魔物が結構変わってるから気をつけろよ。」
曰く森とかにすむ魔物は火を使わないが、火山は引火性のものがないからこそ火魔法を躊躇なく使うそうだ。
それをあまり警戒せず焼け死んだ者もいるとかどうとか。
ただ、旅の途中で魔力がなんとなく感じられるようになったので後ろから打たれても直撃はないだろう。
なんかほかにも説明を受けたけど疲れたので一旦頭の片隅に追いやって、この付近の魔物や植物の本を読んでおく。それはともかく宿はギルドから比較的近い宿を選んだ。
ここの町は、養鶏などが行われていて、卵や鶏肉等の加工品などを売っている様子が見られた。
今日は疲れたのでこの後は特に何もせずに寝た。
目を開けると、あのよくわからない屋敷のような場所にいた。
今度は少し目線が高くなっていてあの謎の男がやはりいた、同時に女の人もいた。
自分の前には、食事が並べられていて、食事中のように見える。
ともかくそのまま食事風景は移ろっていく。
ちょうどメインディッシュが出てきたころだろうか男が口を開く。
「そういえば武器は大丈夫だったか魔力を込めたらしいが。」
武器に魔力を込めるというのはガルムさんがやっていたあの剣に火を纏わせていたやつだろう。
「便利な反面…」
その付近で意識は遠のき目を覚ました。
目を覚ますと宿の3階で、鶏が朝を告げるようになく声が聞こえる。
外はまだ薄暗く朝日はまだ地平線の下だ。
服を軽く魔法で水を作って洗いその水を魔力に戻す。
旅の中で身に着けたさっと服を洗う方法だちなみに前見た魔法書曰く「清浄」という魔法らしい。
これのおかげで服はきれいなままだ。とりあえずマントを羽織って外に出る。
とりあえず街で、目についたのはトーストに目玉焼きを乗せてある物を見つける。
「これ一ついくらですか?」
「一つ銅貨2つだ。」
一つ買ってギルドに行く途中で食べながら歩く。
塩をかけてもらったので、その味で眠気に食われた頭が覚めていく。
「そういえばここの町は風呂っていう文化があるんだっけ?」
なんか昨日ギルドで説明された気がするけどなんか火山の熱で温まった水が吹き出す間欠泉があるらしくその湯をそのまま薄めて使ってるとかなんとか、気が向いたら行こうかな?
とりあえずギルドに着いた後、手ごろな採集依頼を手に取る。
内容は包閃花の実採集依頼である。
ちなみに包閃花の実は乾燥させて湯を注ぐといい香りがするので、お香として使われているほか火属性の魔力を多く含むので魔法の杖の素材や触媒としても優秀なので需要が絶えないそうだ。
昨日からいる受付のおじさんに依頼書を渡して依頼を受けた。
その時「おお、昨日の嬢ちゃんじゃないか。焼けないよう気ぃつけろよ。」
そういわれた、実際多少のやけどなら治るだろうがまあ焼けないことに越したことはないだろう。
旅の途中で自分の魔法で手をやけどしたけれどなんか治ったので大丈夫だろう…多分。
そのまま街を出た。
読んでいただきありがとうございます。
次の更新日は8/5です。
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