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起きたら石櫃で一人でした  作者: 寝ぼけ猫
1章 目覚めと旅立ち
17/32

17話 報告と会議

昨日はいつもより早く寝たからか、日が上がるよりも早くに目が覚めた。

とりあえず部屋のベットの掛け布をたたんで、椅子の上に置き、その代わりに、黒いマントに袖を通して部屋を出る。

マオさんが「遠征が三日ぐらいかかるか?」とかつぶやいていたので、とりあえず宿は鍵を返すためにカウンターに行くとちょうど女将さんがカウンターにいたので、部屋の鍵を返して宿を後にした。

ギルドに行くと、まだほとんど人がいなかったので今までで一番時間的には早いのであろう。

ギルドのカウンターで一つ疑問があったので聞いておく。

「そういえばこんな急に遠征できるんですか?」

自分でちょっと聞いたら寝袋とか、食べ物とか色々必要らしい。

ちょうどカウンターにいたおじさんに聞くと、

「ああ、嬢ちゃんが知らないかもしんないけど実はガルムとかが先に情報持ってきてたからもう準備自体はされてたんだよ。」

どうやらガルムさんたちが見つけていて、私の情報も併せて遠征が決まったらしい。

後、私の役割について聞いたら後衛隊と行動して、荷運びとシラミツの焼却の魔法を使うことらしい。

逆にそれだけでいいのかとは思いたくなるが、前衛はガルムさんとかがやってくれるらしいので安心できそうだ。

ちなみに荷物は食料と、寝袋、ランタンとそれの燃料の魔石らしい。

とりあえず全部ブライトストレージに入りそうなので、大丈夫そうだ。

まだ時間がありそうなのでジュストさんに魔法を制御について聞いておこう。

森を丸焼きにはしたくないからね...


ということで、ジュストさんに会いに来た。

「なので、魔法の制御方法について教えてください。」

と、困っていることを相談したところ、すぐに答えが返ってきた。

「あ~それなら、水魔法で相殺して調整するといいよ。」

と言っていた。

まず、魔法には対称属性があるそうで、火なら水、風なら地、光なら闇と対称になる属性があるそうだ。

この特性を生かすと魔法を弱めることもできるし、逆に相殺したときの力を利用して暴走させることもできるようだ。それを生かして強すぎるときは水魔法を同時に発動して弱めることができるそうだ。

ただ、均等にしたときが危険で相殺によってできた魔力を使い手が扱い切れない場合が多く危険なのだそうだ。

ちなみになんで魔法に使った魔力以上が出てくるかというと空気中の魔力も取り込んでいるからだそうだ。

それを利用した魔力炉というのが考案されたこともあったが、危険性が高く安定した魔力を取り出すのが難しいからだそうだ。

「そうだから、強い火の魔法に弱めの水の魔法を混ぜれば調整できると思う。」

そういって、右手と左手にそれぞれ、火と水を出して混ぜて火を消して見せる。

「このぐらい小さければ制御できるからね。」

そういって、実演してくれた。

とりあえず、実際に練習場で少し練習してみる。

右手に「火球(フレイム)」を左手に「水球(ウォーター)」を出してみる。

どちらかというと「火球(フレイム)」の方が大きく見えたので、実際に混ぜてみる。

すると、どちらも消えて、手の上に何かが残ったそれが無の魔力なのだろう。

というより、その魔力を適当に的に向かって弾く。

それがぶつかったときに硬質的な音がした。

それで的に凹みが入っていた。

これをうまく使えれば強いのだろうか?

そう考えているとジュストさんが後ろから「ルナちゃん呼ばれてるよ~。」と言ってきたので、とりあえず中止してギルドのロビーに戻った。


ロビーに戻ると森の地図を広げて、待っているガルムさんやマオさん他にも剣を携えた冒険者などがいた。

「とりあえずメンバーがそろったので、今回の遠征の作戦を打ち合わせましょう。」

そういって、マオさんは地図の大体の範囲が囲われた部分を指さす。

「おそらくここに、シラミツの群生地があると思われている場所です。」

そこのシラミツを燃やして減らし、シラミツに寄生された魔物を殲滅することが目標だそうだ。

その後に「ここらへんですね私たちが見つけたのは」とアークさんが説明を付け加えてくれた。

シラミツに寄生された魔物をガルムさんや、その他の冒険者などが倒し、アークさんや私がシラミツを焼き払う形で組むらしい。

それはともかく、大事なのは極力シラミツを取りこぼさないことだそうだ。

「シラミツは花を残してるとそこからまた増えるからね...」

シラミツの花を探知する方法はあるらしいので今考えるべきは、殲滅のことだけでいいそうだ。

「各自準備が整ったらここで荷物の詰め込みとかをするから鐘が鳴るまでに集合で。」

そういってマオさんは会議を終了した。



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