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起きたら石櫃で一人でした  作者: 寝ぼけ猫
1章 目覚めと旅立ち
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13話 仕事の終わりと討伐依頼

来た人たちに注文を聞いていくと麦酒を注文する人が多く彼ら曰仕事終わりに日銭で酒を飲むのが楽しみなそう

ちなみにもっとも売れたのは固焼きパンと、厚切りの牛肉のステーキだった。

…店主が自慢していた通りだった。

「嬢ちゃん今日はありがとうな。」

お客さんがほとんど帰った後掃除をしているときにそういわれる。

「嬢ちゃんのおかげで今日もうまくいった。」

「はい、よかったです。」

「そういや給料に関してまだだったなちょっと待っててくれ、今持ってくるから。」

そういって今日の売り上げの袋から銀貨13枚と銅貨8枚を渡される。

それを受け取ったのと、ギルドへの完了を伝える紙を渡される。

「一日でしたがありがとうございました。」

「ここは毎日やってるから食いたかったら来いよ。」

そういって店主と別れ、ギルドに向かうもう暗くなっていて大体の店が戸締りをして、一部の宿屋などはランタンの明かりがともっている。

ギルドはまだ明るくランタンとは異なる明るさを感じる。

マオさんが受付をやっているカウンターで、依頼の終了と報酬を受け取ったことを伝える。

「あそこの店主少し条件がめんどくさくって、水魔法が使えてある程度礼儀正しい人を融通してほしいって話してたけど大丈夫だった?」

「はい、大丈夫でしたよ。」

マオさんは少し気にした様子で話しかけてくる。

「そういえば前ジュストに魔法教わってたけどものにできた?」

「ジュストさんに教えてもらったおかげでうまく使えてますよ。」

右手の上に闇魔法の影でできた球体を作って見せる。

「よかった、魔法使いの大半って『見て覚えろ感覚だ』っていう人が多いからね本の虫(ジュスト)も似た感じだからね。」

そう言って話すうちに眠気が来て思わず欠伸が漏れてしまう。

「ルナちゃんももう遅いんだから宿で寝てきなさい。」と言われたのでその言葉にしたがって宿でゆっくりと寝た。

次の日になって目が覚めた時には眠気が完全に取れてすっきりとした朝だった。

今日も依頼を求めてギルドに入る。

「今日の依頼はありますか?」

今日はマオさんはいなかったので、別のカウンターの人に聞くと、どうやらウルフの討伐依頼が余っているそうなので、それを受ける。

「そういや嬢ちゃん前ウルフを丸ごと持ち帰ってきてたがほかにも薬草とか持って帰ってきていいんだぜ。」

カウンターの受付をやってるおっちゃんはそう言って来る。

「俺も昔ウルフを討伐したりしてたんだが、薬草とかも取ってくるともらえる額が増えるからおすすめだぜ。」

とアドバイスされた。

そのあとは森に近い門から出て、森に足を踏み入れた。

槍を取り出して右手に持ち、左手はすぐに魔法を使えるように開けておく。

今回はウルフを見つけた時に奇襲する前に気付かれてしまい、正面から相対することになった。

槍を持った右手をやや前に出し飛び掛かるウルフの前足に刃先が掠り血が流れる。

それと同時に闇魔法の『闇矢』の形を短剣状に変えたものをウルフに向かい投擲する。

魔法で作られているからかあまり減速せず首に刺さる。

そこから血が流れてウルフはその動きを鈍らせる。

そのあとは槍の穂先をウルフの頭部にたたきつけ止めを刺す。

ウルフの解体をしてもらった時に聞いた話だが、魔獣や魔物は致命傷を負わせても確実に殺したと判断するまでは警戒を緩めてはいけないらしい。

止めを刺したウルフから牙を短剣で刈り取って『ブラインドストレージ』に入れておく。

そのあとは魔法で火をつけて燃やしておく。血で魔獣を呼ばないようにするためだそうだ。と言っても危うく木にも引火しそうだったので今度からは慎重にやろう。

「あ、これリネイン草だ。」

地面を見ながらゆっくり歩いていると白い花が花を咲かせているのを見つける。5輪咲いていたので、2輪採集してしまっておく。

そのまま周囲を警戒しながらゆっくりと森の奥へと歩を進める。


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