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やってんなぁ
「……何してんの、お前ら」
朱音が引いた目で二人を見る。
一通り話を聞き終えて、ため息。
「いや、内容エグすぎるだろ」
「渡されたものを有効活用しただけだよ」
理央はあっけらかんと答える。
「欲望って逆らえませんし」
澪も淡々と続く。
「は? 首輪つけたまま服脱がせたって?」
「テンション上がっちゃって、つい」
「で、そっちは催眠って嘘ついて遊んだと?」
「理由作らないとしてくれないし。騙される方も悪くない?」
「いやさ」
朱音が額を押さえる。
「私はいいんだよ?フクスはほら、狐だし。動物みたいなもんだし」
一拍。
「人間に何してんの?」
「私からしたら、警戒心強いワンちゃんだけどね」
理央がさらっと返す。
「……リーベの影響かなぁ。同化のせいですかね?」
朱音がぼそっと呟く。
「まともなやついないのか、この中に」
「「いや、白崎さんもまともじゃない」」
綺麗に声が重なる。
「は?」
朱音が即座に睨む。
「私はせいぜい、首輪つけて反応見て遊ぶくらいだと思ってたんだけど?」
少し間。
「普通にやってんなぁ、お前ら」
「犬扱い、喜んでましたよ」
「同じくです」
「……お前らさ」
朱音がじとっと見る。
「調教してる側が言うセリフじゃないんだよ」




