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ご主人様

「蓮、どう?首輪。嬉しい?」

「……別に。困惑するだけだ」

「ふーん」

一歩、距離を詰める。

「えいっ」

抱き寄せて、そのままキスを落とす。

「首輪付けられて、どう思う?」

「……澪のものって感じがして、好き」

「そっか」

少しだけ目を細める。

「毎日付けたい?」

「……うん」

「素直になれていい子だね」

くすっと笑う。

「ほら、お手」

差し出された手。

蓮は一瞬だけ迷って、それでも逆らえずに手を重ねる。

「ほんと素直」

指先を軽く撫でる。

「告白は、いつしてくれるのかな?」

「……澪、好き」

小さく、でもはっきり。

「ずっと一緒にいたい」

「嬉しいなぁ」

間を置いて、少しだけ意地悪に。

「魅了なしで言ってくれたら、もっといいのに」

視線を外さないまま、続ける。

「服、脱いで」

躊躇いなく、従う。

「ワンちゃんは服着ないもんね」

楽しそうに笑って、

「えいっ」

パーカーを持ち上げて、そのまま被せる。

「よいしょっと」

軽く整える。

「これで離れられないね」

少し近づいて、くん、と確かめる。

「私の匂い、好きって言ってたし。嬉しいよね」

蓮は何も言わない。

ただ、否定もしない。

「……眠いし、今日はこのまま寝よっか」

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