幕間 乙女の悩みと眷属の本音
アリシアとステファンは、あんな出来事がなかったように仲良く過ごしている。
ただ、ステファンの体が小さい以外は・・・
アリシアは、ステファンのいないところでは小さいステファンが可愛い!可愛すぎる・・・
と可愛いの連呼が止まらない。
ステファン本人がいるところでは凄く気にしているから絶対に言わないけど…ね。
私は、と言うと・・・
ユリアスに…ユリアスに…好きと言われてしまった!!しかも大好きって
キャー!!どうしようって思い出しただけでも恥ずかしくなってしまう。
枕抱いてベッドの上ゴロゴロとのたうち回ってしまいます。
でもふと、思った…私…満月の夜リュウと会ってるよね
しかも、満月の夜は会いに行くって約束までして
しかも、しかも〜!!二回も抱きしめられて初対面でルナ呼びOKしてるよね!
リュウに対しては、なんだろう…
まだ数回しか会っていないけど不思議な人
彼がいたから体も成長できた気がする。
ユリアスは、少しずつ温かい気持ちや、ときめく気持ちが少しずつ積もっていって好きになった。
でも、やっぱりコレってふ・・・二股ってやつになるの?
あ〜!!どうすればいい? 誰かに相談?いや…だめ…誰にも言えない…
はっ!!いたじゃないあのふたり
そう言うことで、あなた達にご相談する事にいたしました。
アリィ、レス
アリィとレスは最近ずっと私たちのお世話をするため侍女と侍従スタイルだ。
「・・・・そんなことで忙しい私たちを呼び出したの? 」
アリィ…なんか冷たい…
「ふわぁ〜!大丈夫だよ そんなに心配しなくても…時がそのうち解決してくれるよ 」
レス…あくびしながら自分だけわかったような言い方してその後ドヤ顔するのやめてよね
ふぅ〜 思わずため息が溢れた
「大丈夫、心配しないで何があっても私たちはあなたの味方なんだから…ね 」
アリィ・・ありがとう… 泣けてくる〜
「本当…私が二股かけるような悪女でも許してくれる? 」
「ブフッ!!悪女ね〜 なれるもんならなってみな 」
「レスったら吹き出すほど笑わないでよ…真剣なのに… 」
「大丈夫よ、ユリアス以外はあなたがユリアスのこと大好きなのは、みんな知ってるから」
笑いながらアリィにそう言われた。
「あ〜ん!!それはそれで恥ずかしいよ〜」
私は、また枕抱いてベッドの上ゴロゴロとのたうち回ってしまった。




