フェドリックの送り込んだ頼りになる助っ人
「図書室や調剤室、望遠鏡もちゃんと指示に従って使うなら利用していいからね 」
そうみんなに、言ってフェドリックお兄様は、エドガーお兄様と転移魔法で行ってしまった。
ユリアスは、最後の最後までエドガーお兄様にお小言を言われていたみたいで申し訳ない
今回の事件を受けて学園長から特別な許可を得てユリアス、アリシア、ステファン、ジェシア先輩、ルーカス先輩は森の家に住むことになったけどもちろんそれは秘密…
みんな自分のタウンハウスから通うという事になっている。
ステファンは今の身体ではアカデミーに行けない・・・
「お兄様、どうしよう!!」と早速お兄様二人に連絡した。
そこでなんとフェドリックお兄様が
「あー!ごめんごめん 言うの忘れてた~!
めちゃくちゃ強力な助っ人送り込んでいるから大丈夫。
そろそろ今日ぐらい着くんじゃないかな
ステファンはその人に、遅れた分の勉強も教えてもらって・・・
その人医師免許も持ってるから体の調子も見てもらうといいよ。
ああ、どうして気付かなかったんだろう・・
お目付け役としてはバッチリだよ~!俺ってやっぱり天才かも~ 」
と一方的に話をして通信をきった。
フェドリックお兄様~!!!
強力な助っ人っていったい誰??
思わずみんなで顔を合わせた・・・
「コンコン」扉をノックする音がした
「はい・・」と扉を開けるとそこに立っていたのはあのグリナ・マカフィー教授だった。
そうあのドワーフの村での合宿中の薬草学の教授
身長も高くスレンダー
濃いブラウンの髪色のドレッドヘアを一纏めにしている。
黒縁メガネで理知的な雰囲気の女性のあのマカフィー教授
今日も、黒いタートルネックのシャツにジーンズを着ている。
「マカフィー教授!!」
「ああ、ライズ嬢 久しぶり」
軽く挨拶するとするっと私の横を通って部屋に入っていった。
「やあ、諸君ひさしいな」
「あ!マカフィー教授!」みんなが一斉にソファから立ち上がろうとしたら
「ああ!!いい、堅苦しいのは嫌いだ どうせみんな顔見知りだ 」
と言いながら荷物を持っていないほうの手を振った。
「グリナ・マカフィー教授、お待ちしておりました。
フェドリック様から伺っておりますどうぞこちらへ 」
アリィがマカフィー教授を2階の部屋へと案内し、レスはマカフィー教授の荷物を持ってついていった。
ちょっと待って・・・アリィ、レス知っていたの? 知っていたのに私に教えてくれてなかったなんて
あなたたち私の眷属よね~!最近アリィとレスは私よりお兄様達にこき使われているような気がする・・
一度これは、ライズ兄妹会議をおこなわなくちゃだわ!!
とプンプン一人で怒っていたら
「ほら、ルナそんなに怒らないで・・・
教授も来られたし一度みんな課題は片づけてお茶でもしようか 」
とユリアスが私の頭をなでながらみんなに声をかけた。
ルナの呼び方についてはいつもなぜかタイミング悪くて聞けていないけど
ユリアスにルナと呼ばれるのは嬉しいからまあいいかとも思っている。
お茶の用意をしながらそんなことを考えていた。
丁度、お茶の準備ができたころマカフィー教授が降りてきた。
「ああ、諸君にお願いがあるんだが、この家では名前で呼んでいいか?
家名で呼ぶのはどうも邪魔くさい
君たちも家ではグリナとよんでいい 」
「呼び捨てはちょっと・・・」とジェシア先輩は気まずそうに言うと
「おう、じゃあグリナちゃんでもいいぞ」とマカフィー教授はニヤリと笑う。
あ・・・この人やっぱりフェドリックお兄様の友達だ・・・
「では、家ではグリナさんで・・」
ユリアスがそういうとグリナさんは満足そうに笑った。
まあ、私は今回アカデミーにはいく予定はないからな。
ここでステファンをみっちりしごくために来ているようなもんだ
ところで・・ルナティア・・
君・・フェドリックから話には聞いていたが本当に見事に成長したな。
それで今度はステファンが小さくなって・・本当に君たちは実に面白いな ハハハハハ 」
と、マカフィー教授改めグリナさんは高らかに笑う
ステファンが何とも言えない顔になってる~
グリナさんってこんなキャラだったっけ???
「ステファン・・心配するな 必ずお前を元に戻す方法を見つけ出すから・・ 」
グリナさんは真剣な表情でステファンを見つめた




