↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小さな公爵令嬢はミリしらな異世界で平穏に暮らしたい  作者: 瑠璃
第2部 時の彼方に紡ぐ、忘れられた約束

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
66/84

第二部 プロローグ 静かな朝

いつもご覧いただきありがとうございます。

第二部 時の彼方に紡ぐ、忘れられた約束 始まります

宜しく御願い致します

チュン・・チュン・・

鳥のさえずり・・・?天国にも鳥が・・?

それともまた転生したのかなぁ?

「う・・・ん」

「あ!アリシア目が覚めた?」


ルナティアの声が聞こえた 

ゆっくり瞼を開いていくと、柔らかな木漏れ日が目に入った。

窓から入る風に揺れるレースのカーテン

アイボリーの天井の模様は森の家の私の部屋だ。

ルナティアが用意してくれて過ごした部屋

ルナティアの顔が徐々にはっきり見えてきた。


「アリシア・・・よかった!」

 ルナティアは、私の枕元でしがみつくように泣いている。


階段を駆け上がる音がした

「アリシア目が覚めた?」

フェドリック様の声が扉の向こう側から聞こえた

コンコンとノックする音がした


「入るよ、目が覚めた?どうだい気分は?」

といつもの明るい笑顔でフェドリック様が話しかけてきてくれた。


「はい・・大丈夫です」そう言いながら起き上がろうとしたら


「ああ・・アリシア無理しないで寝ていて・・・

 ふっー・・ティア・・君は起き上がろうか・・

そんなところで泣いていないで・・

ほら美味しいスープを、アリシアが目が覚めたら飲んでもらうって作っていただろう」

フェドリック様がルナティアの頭を優しくなでる。


「うん・・」そう言ってルナティアが立ち上がり手の甲で、涙をぬぐった 

「すごくおいしいよ、でも少しずつでいいからね 」

 笑顔でそういいながら階段を下りて行った。

フェドリック様が

「さて、目覚めたばかりで申し訳ないが・・・ 」

と言いながらベッドサイドに置いている椅子をひいて腰かけた。

「あのフェドリック様、あれからステファンは・・・ 」

 最後に聞いたステファンの言葉・・弱々しい声

 『 お願い・・・俺の傍にいて・・ 』あの声が頭の中から離れない

どうなったという言葉を怖くて発することができなかった。

「アリシア・・・安心して・・ステファンは大丈夫だよ

 君のおかげだよ。ステファンと黒龍もこの家で保護している

 ここはある意味この国の中で一番安全だからね・・・ 」

その言葉を聞いてほっとした・・・

ほっとした途端・・・涙が溢れて止まらない・・・

「アリシア・・・がんばったね・・思い切り泣いていいよ

 あとで、ステファンのところにいこうね。 」

そういってフェドリック様はそっと私を抱きしめてくれた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。