ジェシアの心配
ルナティアたちが、村の市場に買い出しに行っているころ
ルーカスとクリスは、ジェシアに問い詰められていた
「あなたたちずっとルナティアちゃんに絡んでいるけど、どういうつもりなの?」
ドーンと仁王立ちで問い詰められていてクリスはジェシアの迫力にびびっている。
「え~・・・心外だなジェシア先輩 俺結構前から彼女のこと気になっていてこの間のライズ教授の特別授業・・・あの時が決定打かな・・・本当にマジで・・俺とは家格釣り合わないけどがんばってみようかなっておもっていたんですよ」
「え?そ・・・そうなの・・・(結構マジだったのね)」
「今回グループ一緒になって、しかもあのうるさいお兄様方がいない・・
本当に今回がチャンスなんですよ」
「え・・そうなの 俺も結構かわいいな 小さいけどやっぱり15歳の女の子なんだーって思ってたところだったのに」
「とにかく、そういう事なんで邪魔しないでくださいよ せ・ん・ぱ・い
まあ、何んとなくそうかなって思っていたけど思わぬ伏兵がいるけどまだ自分でも気づいていないみたいだからぜっ~た~いあの無自覚な先輩には自覚させないようにしてくださいよ!せ・ん・ぱ・い」
とルーカスはにやりと笑う
キャー・・・何この子・・・ユリアス~!!どうするの・・・
私は兄がユリアスの護衛でお父様がコーレリア公爵家の騎士団長だからユリアスとは子供の頃から兄妹の様にしていたけどあの子が!感情をだすことなかったあの子が!ほしいものを欲しいとも言わなかったあの子が!唯一、ルナティアの話している時が笑顔がこぼれていたり、学園で話している時今まで見たことのない顔しているんだもの・・・
あれは妹に対しての接し方ではない・・・とどうして本人も気づかないんだろう
そうこうしているうちに買い出しからルナティア達が帰ってきた
ふふん、やっぱり楽しそうじゃないユリアスったら・・・
まあ、とりあえずしばらくはあたたかく見守ってやるか
ルーカスの出方が、気になるけど・・・・
さて、食事はルナティアとアリシアが作ってくれるって言ってたから食器とか用意しようと
庭のテーブルに食器を並べていると・・・
「ルナティア!君の事を名前で呼びたいし君にはユリアスと呼んでほしいんだ~!!」
ユリアスの声が湖や山に反響しエコーがかかり村中に響いている
「おおっと!」びっくりしてジェシアは持っていたお皿を落としそうになり
一緒に並べていたアリシアとステファンはお皿を持ったまま呆然としていた
コテージの中にいたルーカスとクリスは
「い・今のなんです?」と慌てて外に出てきた
「プー!!はーはっー!!」とステファンが大笑いした
するとみんなが大声でつられるように笑いだした
「あ・・あのいつも無表情のユリウス先輩が・・・ああ面白い・・クッソやりやがったな」
とルーカスも大笑いしている
あ・・二人が帰ってきた
みんな笑いをこらえて何事もなかったように二人に接する
食事をおわり女子の宿舎で明日の授業の準備をしていた
「ねえ、ルナティア・・コーレリア先輩と名前で呼び合うことにしたの?」
お・・・よしアリシアちゃんグッジョブよ!!
「うん、もしかして聞こえていた? あれだけ大きな声だと聞こえるか?」
ん? あれ?もじもじ・・みたいな感じのものがない
「ねえ、ドキドキした?」
おおお!アリシアちゃんグイグイきくね!
「ううん・・だってユリアスは私を8歳の妹と同じ思っているからね
妹とおもわれているのにのにどきどきしてはおかしいでしょ」
ちょ・・・ちょっとユリアス一体何したの???
「え?ルナティアちゃん それはユリアスから聞いたの?」
「はい!妹みたいだって言われました」
「でも・・妹とは扱いがちがうというかなんというかそういうの感じなった?」
「いえ???だってうちの兄はもっとすごいですよ」
え~!!!!あの兄達を一般的と思ったら絶対にダメよ
「ルナティア・・あのお兄様方と一緒にしてはだめよ!」
ありがとう アリシア ナイス!
「そうなんだ」とルナティアはなにが悪いのかよくわからないようだ
はーっ・・・妹と同じようにみていると思われているじゃない・・
これは、前途多難だわ
まあ、本人が自覚した頃には、遅すぎたということがなければいいのだけど
お読みいただきありがとうございます
ユリアスとジェシアとジェシア兄の話は、また書く予定です
ジェシアちゃん、最初の設定はクール系美人の設定でしたが…自由に動いてくれましてジェシアねーさんでございました
ジェシアねーさんの恋バナはまた別のお話で!
これからもお読みいただきましたら幸いです




