頭の痛い話
ライズ公爵家タウンハウス領主執務室で有難いような頭を抱えるような話を白龍のハクから聞いていた
「それでは、わが子3人が神龍様の加護持ちだというのですか?」
「ああ、他の神龍はまだ目覚めておらんしどこにいるのかもわからんから今の所どうなるものでもないけどな」
「ハク様はわが子たちを見て何かを感じられたとのことでしょうか」
「まあな、まあ、あの者たちもだがおぬしら夫婦をみて確信したのじゃ」
「私達を・・・ですか」
「ああ、とくに嫁のほうをな・・あやつは帝国の出で皇家に近いものではないのか」
「左様でございます」
「だろうな・・あのものは青龍の御子の血筋の者だはなかろうか」
「青龍の御子・・・というのは伝説では・・・」
「おぬしおかしなことを申すの・・
おぬしの前に伝説の神龍がおるではないか」
「確かに・・・」
確かに伝説の神龍がケーキをほおばりお茶をすすって小さな白いトカゲの体で前にいる・・・。
「まあ、誰にどのものの加護がついておるかはまだ秘密にしておこう
全部ばらしては面白くないからの・・楽しみにしておけ」
「はあ・・・・」できれば今話してくれたほうがいいのだが・・・
という思いをライズ公爵は飲み込んだ
「そんなことより・・・」
そんなこと?すごく大切なことなんですが・・・ハク様~!!
「コホン、なんでしょうか・・・」
「赤龍をさがしてほしい・・・ もしかするとワシの様に目覚めた途端あの女狐に捕らえられておるかもしれん・・」
「ハク様のようにですか?」
「ああ、ワシはグランティス公爵領地の渓谷の土の中で眠っておったのじゃが 目覚めた時少し腹が減っておってな・・」とハクは少し恥ずかしそうにその時の話をする
「ハク様何してるんですかそのように簡単に捕まるなど」
「目覚めたばかりでぼーっとしているうえに腹がものすごく減っていたのじゃ」
とプイっとそっぽを向く
「申し訳ございませんでしたハク様 」
「よいよい、ワシも我ながらまぬけだと思っておる・・・ティアたちには内緒じゃぞ」
「かしこまりました ふたりの秘密・・で・・・」
ライズ公爵と言葉に うんうんとハクがうなずく
「それで、赤龍様はどこにいらしているとお思いですか?」
「ユーリア公爵家の北側にある火の山があるじゃろ
あそこではないかと思っておる あそこを探してみようかと思っておる
そこでじゃな・・次男をかしてくれ」
「フェドリックでございますか?」
「かしこまりました、ではすぐに手配いたします」
「まあ、できるだけ早くがよいがあやつの無理のないようにな」
「お気遣いありがとうございます」
「さて、ワシはティアの所に戻るか 明日からアカデミーとやらに帰るといっておるから同行せねばな」
「では、アカデミーの家にはフェドリックもおりますので火の山の件はまた直接フェドリックにお話ししてくださいませ」
「おお!そうか それは良いの・・ところで加護の件はあ奴らにはまだはなしてはならんぞ」
「かしこまりました」
話が終わったころに
「父上」とジュリアスが部屋に帰ってきた
「こら、いきなり入ってくるな」
「申し訳ございません、父上 ここにしゃべる白いトカゲがいると聞いて」
「こら失礼な」
「おい・・・小僧わしはトカゲではない」
「本当にしゃべった」
「ハハハ!面白い小僧じゃ・・・・ん・・・」
「おい!公爵 本当におまえの家の者はおもしろい・・」
「え??待って下さい・・まさか・・・」
「こやつに関しては今はまだまだじゃ」と笑いながらハクはパタパタと飛んで部屋を出ていった
はあ・・・・と大きなため息をついてライズ公爵は頭を抱えた




