ワイバーンの襲撃
狩猟祭の日 狩猟祭の開催は持ち回りで毎回4大公爵家が開催する。
今年は 魔物が頻繁に出現し現在もS級の魔物が出現して困窮しているというグランティス公爵家で行われることになった
グランティス公爵家は山と海に挟まれている海側の町は港もあり海外との交流もあり活気あふれているいかにも商業都市なのだが山側はというと険しく標高も高いドマーン山脈がありワイバーンの巣があるとも言われている
「アリシア、じゃあやっぱり襲ってくるのはワイバーンかしら・・・」
「ん~・・・実はそのあたりの詳しい内容があまり覚えていなくて
魔物が王女を襲ってくるところをステファンが助け大けがをしてそれをローズが聖女の力で救うというとってもベタな内容だったと思う
「その、ベタなエピソードが好きそうよね ローズは!」
「まあね、今日もグランティス公爵家のテントではなくステファン様のテントに押しかけているわ
まだ、正式に婚約していないのに!」
「そうなんだ・・・」ローズの話になると普段冷静なアリシアが感情的になっている
仕方がないけどね・・・でもやっぱりアリシアは本当はステファン様のこと好きだったのかしら・・
そして、アリシアの予知夢の話を聞いて一番真剣にきいてかつ行動にうつしたのがエドガーお兄様
エクシス王女の周りをアリとありゆる警備をし、王女にはガチガチにエドガーお兄様の作った魔道具アクセサリーつけさせられていた
え・・・・と この婚約は契約だ!とかなんとか言っていたひとがこの数週間会わない間に一体どうしたのなにがあったのというくらい独占欲のかたまり&守りに入っている
「フェドリックお兄様・・・エドガーお兄様一体・・・」
「みなまで聞くな・・・見ての通り野暮なことは言うんじゃない」
野暮なことは言うんじゃないといわれましても・・・無理でしょうこれは狩猟祭が終わったらゆっくりとエドガーお兄様から話を聞かないと・・・・。
「ところで、ルナティア ドレスは着なくていいのか」
「だって猟の方に参加するのだもの」
そう、ルナティアはズボンにベストの狩猟スタイルだ。
「まあな、でも母上の立場もあるんだから適当にテントの方に戻って女性陣のお茶会にも顔出してあげろ」
フェドリックお兄様がそういうのも無理はない・・・確かにいうとおりだ
「わかったわ お兄様ところでこれ」とハンカチを渡した
「ありがとう・・あ!そういえば兄上もお前はもうハンカチくれないかも・・・とか言ってしょげてたぞ」
「あの、お兄様がしょげるなんて・・・大丈夫念のため用意しているから渡してくる」
そういってルナティアはライズ公爵家のテントから出ていきエドガーをさがした
エドガーは馬場にいた
「エドガーお兄様~!!」まだ、人もまだらな広い敷地をルナティアはエドガーの元にかけていく
エドガーもルナティアに気がつきルナティアに笑顔で手を振る
しかし、その笑顔が驚愕の表情に変わった
ルナティアは、いきなりガチっと金縛りにあったようにうごけなくなった すると、頭上がいきなり暗くなった瞬間大きな鋭い爪が目の前に来てガシッと何者かにつかまれた
「ルナティア!」エドガーの声が響いた
「ワイバーンだ!!!」という叫びが聞こえたと思ったらあちらこちらで悲鳴が聞こえる
ルナティアの体はどんどんと高く空の上まで上がり狩猟祭の沢山のテントが小さくなりそして見えなくなった
入れ替わるようにワイバーンの群れが襲撃してきた
ワイバーンの群れの襲撃に対抗するのに必死でエドガーもフェドリックもルナティアを追いかけることもできない
「アリィ!レス! ルナティアを頼む」エドガーが空に向かってさけぶ
エドガーに応えるように黒い鷲がくるりと回りルナティアが消えた方向に凄いスピードで飛んでいく
ワイバーンは何かにとらわれているかの様にルナティアをつかんだまま、先をみつめて飛んでいる
ルナティアは驚いたものの以外と冷静でこれだけ高いところ飛ばれてしまっては何もできないからとりあえずおとなしくしておこう・・とりあえずおろしてくれた場所で考えようと思った
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