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五百三十五羽 ☆ リュリュエル、羽交締め!

「ふふん。

勤勉な拳法家っていうのはどんな流派の研究も欠かさないものなのよ!

極めに極めた忍びの拳を喰らいなさい!

フィスエル流忍法帖奥義! 天忍拳!

我が発する言の葉は 我が力へと昇華するものなり

忍ぶ想いよ 心に隠した刃よ 我が拳に宿りて 我が天力と成せ!

忍法天刃拳!!!」


くノ一な衣にぴったりな忍びの流麗な拳技の数々!

忍者走りに分身の術のような攻防!

ひらりと見え隠れするくノ一のお色気が魅惑的!


「ふ〜ん。くノ一の技を取り入れた拳法ってわけね?

合わせろって無理を言わないでくれる?

いくらなんでも初見じゃね?

でもまあ……

聖技闇技完全模倣!」


二人が息を合わせて殴りまくります!

忍びな体術とお色気が大炸裂!

そして!

突き出される手の拳と羽の拳!

轟音! ほとばしる閃光!

ライエルに突き刺さる二人の黒い羽の拳!


「なんですって!?」

「残像!?」


誰をも魅了する雷神な衣と美麗な肢体がゴロゴロピカピカ!


「ふふふ。

魅惑たっぷりに美しいのはいいことね?

見惚れてしまうわ。

だけど二人とも遅い。

ライは雷を極めし雷神。

雷の速度は音速を超えて光の速さのおよそ三分の一よ。

ライに攻撃を当てることができるのは光のみ」


「……光の天使ヤミエルだったらいけるかしら?」

「そうかもね。

ちょっとやばくない?」


「そうね。

いくらワタシたちの攻撃力が限界突破していても当たらなければ意味がないわね?」


「もちろん回避だけじゃないわ!

攻撃こそ雷の華!

極めた雷速を味わいなさい!

雷剣イカズチノハナ!

ゴロゴロピカピカ雷華千輪菊!」


「「きゃあああああああ!?」」

「「うにゃああああああ!?」」


「うにゃ!

たくさんの菊のような雷がどんどん花開いてくにゃ!

閃光の後からくる音がおにゃかに響いて気持ちいいくらいにゃ!

まるで千輪の菊が咲き誇る雷花火にゃ!」


「うう」

「……」

「「ビリビリ止まらないにゃ〜〜〜」」


「姉ちゃんたち大丈夫にゃ!?」

「「体がおっきいせいかダメージは少ないけどビリビリ動けないにゃ〜」」


「フィスエルと黒いリュリュエルはどうにゃ!?」


「わたしは……動けるわ。

パワードバイオボディじゃなかったらやばかったかもね?

ミョウちゃんは無傷なの?」


「うにゃ?

そういえばビリビリ当てられにゃかったにゃ?」

「か弱い子どもを攻撃する趣味はライにはないわ!

……そう。子どもにはね」


なんだか切ない悲しい表情です?


「ふ〜ん。生意気ものまねリュエルはどう?

まだまだいけるわよね?」

「……」

「ちょっと! なんとか言いなさいよ!」


「……」

「気を失ってるわ。

いくら攻撃力限界突破なんていうふざけたスキルがあっても防御力極限低下って弱点がすぎるわよ。

わたしがなんとかするしかないわね?」


「ところでにゃ?

リュリュエルが黒いにゃ?

にゃんで白黒変身じゃにゃいにゃ?」


「あ。おまけに絶対秘密のはずなのに、わたしのせいで闇天使に変身させたんだった。

わたしったら自分のことばかりでうっかりしてたわ。

……リュエルはなんだかんだ優しいわよね?

ありがと。

なおさらわたしががんばるしかないじゃない!

キャラちゃんとマシニエルに止められてるけど全力でやるしかないわね!」


「あら。しょせんは被験体がビリビリ痺れてるのに雷速のライになにをするつもり?」


「ふん!

拳の神速を見せてやるわよ!

オーバースキル解放!

フィスエル流死奥義! 天絶拳!」


巨大な聖力があふれて!

拳と羽の拳に伝わる力!

ゆらゆらと歩くフィスエルのボディにビシシっと亀裂が!


「我が発する言の葉は 我が力へと昇華するものなり

絶なる世界よ 我が魂よ 我が拳に宿りて 我が天力と成せ!

天絶拳極意! 絶招! 絶界天魂拳!」


さらにあふれる聖力と魂の力!

ボディのかけらをぼろぼろとふりまきながら神速の拳をふるうフィスエル!

絶大にほとばしる力がパワードバイオボディを傷つける!


「これはすごいわ。

さすがソウルブーストエンジェル計画の被験体プロトタイプBFね。

膨大な魂の数が糸を撚り合わせるようにして一柱分の神力を超える勢いね?

ライやグドネス、神のボディにその力を取り込むことに成功させればどれほどの神力になるか楽しみだわ」


「ふぃわ!?

強い手駒を作ることが目的じゃないんですね!」


「当然でしょ?

天使の被験体はグドネスの理想を叶えるための実験にすぎないわ。

って、ふわふわ天使!?

いつの間にライを羽交締めに!?」

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