五百三十三羽 ☆ リュリュエル、忍猫!
「黒猫クロ魔王って古代でルミエルくんにやられちゃった、あのミミミちゃんのことよね?
子どもたちにまた会いたいって言ってたけど?
三つ子のお母さんだったのね」
「ん〜〜〜?
とっても不思議なかわいい繋がりですね!
とあるチッキュウのとある国の言葉では!
ミミミというお言葉は!
かわいいという言葉として使われるだけあります!」
「わけが分からないんだけど?
その説明いる?
ていうかさ?
ミャウちゃんとミュウちゃんもミョウちゃんも小さいころは奴隷だったってリュリュエルから聞いてるんだけど?
ミミミちゃんはどうしてたのかしら?」
「うにゃ!」
「そうにゃ!」
「小さいころに魔族にさらわれて」
「「「奴隷にされてたにゃ!」」」
「ミミミ母ちゃんと」
「和國の隠密部隊<闇夜に隠れる獣忍の影々>が」
「協力して魔族から」
「「「救出してくれたのにゃ!」」」
「そのあとはミミミ母ちゃんは」
「どこかに行っちゃったから」
「「「知らにゃいのにゃ!」」」
「死にかけたミミミ魔王様は魔国でとってもお元気です!
きっとたぶんですが?
救出したときに前世を思い出して魔族の未来のためにがんばることにしたんだと思います!
とっても猫の良さそうなお方でしたよ!」
「それを言うなら人の良さそうなよね?
それはともかくだけど?
一刀両断勇者と聖王女ってユウくんとラナちゃんのことよね。
スネーク魔王な勇者殿下のルミエルくんをミミミちゃんといっしょに助けたことがきっかけで聖王都と魔国が同盟を結んだのかしら?
それに敵対勢力はその二国だけなんて無謀じゃない?
それでも白旗を上げずに善の神グドネスが率いる天軍に対抗したいってことよね?」
「その通りなのよ!
だけど、これがなかなか手強いの!
無力化された天軍最強のセイントソウルエンジェルオートマタに宿る聖なる魂が聖王女のスキルによって奪われてしまったわ!
ライにはとても信じらんない!
これが強くて強くて手強い!
なんてもの作ったの!
ゴロゴロ雷を落としたくなるほどバカじゃないの!?」
「あんたたちが作ったのよね?
すっごいブーメラン刺さってないかしら?
天軍最強の天使人形と言えばリュリュエルが腐れた妄想で無力化した大軍のことよね?」
「はい!
無力化して地面にゴロゴロしてる間に、ボクも半分もらっちゃいました!」
「はあ!?
ゴロゴロ半分!?
ライにはとても信じらんない!」
「わたしが気絶してる間にあんたそんなことしてたの?
相変わらずめちゃくちゃね。
でもなんで天使人形を操れるのかしら?」
「きっとたぶんですが?
勇希様の性なる魂の弱点やグドネスの命令はラナ様のスキル<愛ある限り 思うがままに変わる聖なる世界>で改変されてるのかもしれないですね!」
「改変!?
あの大軍をたった一人で!?
ライにはとても信じらんない!
そういうわけで少しでもこの世界の手勢を増やしたいのよ!」
「ふ〜ん?
天軍の移動要塞とかを運用すればあっという間に勝てそうなのに使わないのね?」
「支配圏の外ではあんまり派手に動くと秘密裏に事を起こしていることが他の神にも知られてしまうもの!」
「十分派手に動いてる気がしちゃいま〜〜〜す!」
「そうよね?
でもまあ異世界はたくさんあるし傍観している神様は下界のチェックをそんなにしていないって聞いたことあるし呑気なものよね?」
「長生きな神様にとっては短い100年や1000年くらい放っておくこともよくあるらしいですからね!」
「「うにゃ!」」
「そんにゃ事情があったんにゃ!」
「だけど敵は一人にゃ!」
「「にゃは!」」
「ミャウと!」
「ミュウにかかれば!」
「お前たちの悪事は立ち所にモロバレ!」
「「成敗するから覚悟するにゃ!」」
「立ち所って姉ちゃんたち、もしかしてどんな悪事かほんとは知らにゃかったにゃ?」
「「うにゃ!?」」
「思いっきり動揺してるわよ?
ほんとに節穴ね?」
「別にいいのにゃ!」
「悪さをしてるのは間違いないのにゃ!」
「「隠密部隊<闇夜に隠れる獣忍の影々>が二人」」
「ミャウと!」
「ミュウに!」
「「まかせるにゃ!
スキル<派手に暴れる巨獣な化け猫>!」」
「にゃんこと!」
「にゃんこで!」
「「大にゃんこ〜〜〜!!!」」
「ミャウ様とミュウ様、にゃにゃっと忍猫な変身ポーズ!
お二人のお体が融合しちゃいました!」
「うにゃ!? 姉ちゃんたちがどんどんでっかくにゃってくのにゃ〜!」
「アホか!
和國のど真ん中で巨大化したら都がめちゃくちゃよ!?」




