五百三十一羽 ☆ リュリュエル、残念!
「ひゃわ!?
わたしまだ検査着なんだけど!?」
「うにゃあああああああああ!?」
「き、消えたな。
がんばれよ〜。
て、聞こえてないか。
ま、まあ大丈夫だろ。助っ人もしっかりいるしな。
なあ白夜、青空、朱陽、玄星」
「は〜い♡」
答えたのは白夜様一人だけ!
黙ってコクコクぷるぷるうなずくもふもふ獣人ジャー三人!
「せ、せっかくしゃべれる機能つけたんだから話せ」
黙ってコクコクぷるぷるうなずくもふもふ獣人ジャー三人!
「やってきました!
とってもお久しぶりな和國です!
甘味処に呉服屋さんに旅籠屋さん!
魅惑の遊郭なんかもあっちゃったりしちゃいます!
和風っぽさがあふれる街並み!
和風っぽい着物姿の皆さんでいっぱいです!
人族以外にもいろんな獣人さんがたくさんです!
ミョウ様、懐かしいですね!」
「うにゃ〜。
そうは言うけどにゃ?
ぽん丸を探す旅でわりかし最近きたのにゃ〜」
「そうなの?
わたしもきたことあるのよね?
見覚えはないけど和風な感じはニポーンみたいで素敵よね。
浴衣と違う着物もいいわね!
わたし検査着のままなんだけど!?」
「ふわ!
それでわ!
着物的な衣を全なる父にお願いしちゃいましょう!
エロかわかっこいい衣を与えたまえ!」
「ひゃわ!?
なんで忍者服になってるのかしら!?」
「うにゃ!? 俺もにゃのにゃ!?」
「はい! お色気たっぷりなくノ一バージョンです!
ブラックフィスエルは微エロポイントがいっぱいですよ!」
「ひゃわ!?
そんなのいっぱいいらんわ!
普通の着物がよかったの!」
「くノ一はお色気の術ができにゃいと話ににゃらにゃいからな!
だけど、こんにゃ格好でうろついてたら目立つのにゃ〜」
「ふわ?
ですがミャウ様とミュウ様は忍者服で普通に歩いてましたよ?」
「姉ちゃんたちは忍ばないからにゃ!
忍者刀まであるのにゃ!
どれどれにゃ?
スラリと抜きはにゃったら竹光にゃ!」
「安全安心のお約束です!」
「意味のないアイテムなんているのかしら?」
「コスプレは小物もしっかりしてた方がいいですよね!」
「コスプレなんかい!
まあその通りだとは思うけど太ももの帯に竹光のくないまであるし」
「ふぃわ!?
スリットから丸見えのフィスエルの太ももがいやんですぅ〜」
「ひゃわ!?
そんなに注目するな!
それはともかくさ?
なんだか町の人たちの様子がおかしくないかしら?」
「うにゃ?
ほんとにゃ!
みんなぼ〜っとして突っ立ってるだけにゃ!」
「見て!
上空に和風な太鼓を背負った天使がいるわよ!
あの天使は……」
「「あ〜はっはっはっはっはっは!」」
「うにゃ!?」
「突然なにかしら!?」
「ふわ! この高らかな笑い声はもしや!」
「天知る! 地知る!
……なんだっけにゃ?
お天道様が見逃しても、ミャウの目は節穴にゃ!」
「自分のこと節穴って言ってるわよ!」
「久しぶりの決めゼリフがいつも通り残念です!」
「残念じゃないにゃ!?」
「お前たちの悪事はモロバレ!」
「覚悟しろ!」
和風な太鼓な背負った雷を感じる天使「何者だ!?」
「何を隠そう!」
「あたしたちは!」
「和國の隠密部隊!」
「ミャウと!」
「ミュウ!」
「「<闇夜に隠れる獣忍の影々>が二人!
闇夜に隠れ、影となって悪を討つ! 必殺忍猫にゃ!」」
「姉ちゃんたちだにゃ〜」
「お久しぶりです!
ところでですが?
ぺったんマイノリティに目覚めた元四将軍の獣王さんが見当たりませんが?
ミャウ様とミュウ様を嫁にすると言ってましたよね?」
「うにゃ!」
「まいたにゃ!
「「きっとどこかで泣いてるにゃ!」」
「ってリュリュエルにゃ!」
「ミョウもいるのにゃ!」
「「久しぶりにゃ〜!」」
「それは!」
「ともかく!」
「獣人忍法!」
「お色気ねこねこ天国にゃ!」
「「んにゃは〜ん♡」」
「うにゃにゃにゃ!?
さすが姉ちゃんたちのお色気は天下一品にゃ!!!」
和風な太鼓な背負った雷を感じる天使が一人!
「そんなお色気なんかライに効くものですか!」
「またまた、まったく効果がありません!
再確認ですが!
どのあたりがお色気でしょう!?」
「「全部にゃんだけど!?」」




