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五百二十五羽 ☆ リュリュエル、卵!

「皆さんの手に行き渡りましたか!

準備は万端いいですか!

それでわ!

アーヤちゃん様! ミノコ様! 病めるときも! 健やかなるときも!

夫として! 妻として! 愛することを誓っちゃってください!

はい! 誓いのちゅ〜をどうぞ!!!」


獣族のみんな「やれやれ〜!」

「ぶちゅっといっとけ!」

「おめでと〜!」


「みんなの前で!?

ちゅ、ちゅ〜するし!?」

「わふ? ぺろぺろちゅ〜♡

みのこすき♡」

「うっひゃあああああ!?

お、俺もアーヤが大好きだし!」


「お二人らしい誓いのちゅ〜ですね!

アーヤちゃんとミノコ様の結婚を祝って!

ドキドキふわふわ!

天宙世界樹のお茶で乾杯で〜〜〜す!!!


獣族のみんな「かんぱ〜〜〜〜〜い!!!」


盛大拍手な大歓声!


「温泉につかりながらだし、お年寄りもお子様もお茶なら安心ね。

ふふ。

二人の幸せそうな姿を見ていると微笑ましいわね。

ね、リュリュエル?」


「とってももふもふ幸せがビリビリしてますね!

ボクたちも結婚しちゃいます?」


「ひゃわ!?

えとあのその!

き、記憶が戻ったらね?」


「まじまじ真っ赤なフィスがとってもかわいいで〜〜〜す!

はい! 楽しみに待ってますね!」


「それじゃあリュリュエル。

アイアは一回天界に戻るからね〜。

善の神グドネスから離反するにしても神殿を引き払わないといけないし〜」


「ん〜〜〜?

戻るんですか?

大丈夫です?」


「まあ大丈夫じゃない?

アイアを慕ってくれる天使たちにも声をかければきてくれると思うよ〜?」


「ふわ! 分かりました!

それとですね?

ブラックフィスエルのことを教えて欲しいんですがいいですか?」


「ああ。ソウルブーストエンジェル計画のこと?

アイアの担当じゃないから詳しくは知らないけど?

ついでに資料をあれこれ持ってきてあげるね〜?」


「ふわ! ありがとうございまっす!」

「それじゃあね〜〜〜!

女子会、とっても楽しみにしてるから〜〜〜!」


「行っちゃったわね。わたしの記憶、戻るかしら?」

「はい! きっと絶対戻ります!」


「もな! アーヤとミノコがおかしいもな!」


「なあなあ。俺の体がなんだかミルク色に光ってるし?」

「あーやのもふもふもくろくひかってるわっふ〜」


「アーヤちゃんたら、また魔王化するの!?」


「ん〜〜〜?

一体どういうことでしょうエンジェリックア〜〜〜イ!

アーヤちゃんの称号<世界の根源 絶望から生ずる闇のゆりかご 原初の混沌たる闇のコア>はそのままですが!

もう一つのアーヤちゃんの称号<闇のコアから生まれし邪悪>が変わってます!

ミノコ様のスキル<高潔な愛の魂が心を救う あらゆる闇を溶かす慈愛のミルク>と称号がくっついて変化してミノコ様にも同じ称号が付与されてます!

<闇のコアから生まれし純愛 光のコアから生まれし慈愛 高潔な愛の魂が心を救う あらゆる絶望を溶かす友愛の聖なる卵>になっちゃってます!

二人でワンセットな称号です!

結婚しちゃったからです?

(ふふ。ワタシたちのダブルギフトが思わぬ効果を生んだみたいね?)」


「ふう。一時はどうなることかと思ったけど、なんとかなってよかったわ。

アーヤちゃんとミノコちゃんの二人を押さえ込むことができていなかったらどれほどの被害になるかなんて想像もできないわね?」


「いままでになくとっても危なかったもな。

きっと世界が滅ぶほどのことが起きててもおかしくなかったもな」


「そうね。魔王ってそういうものだものね。

こんなことが何度も起きたらたまったもんじゃないわよ。

でもさ、アーヤちゃんが魔王の卵だったのに、二人とも聖なる卵ってどういうことよ?」


「フィスエルが疑問に思うのも当然ですね。

大昔にあったとある世界で似たようなお話があったそうです。

昔々。聖に満ちたとある異世界で。聖なる世界の中心。聖王都の玉座に奇跡の双子が生まれました。

その双子はお母様から生まれたわけではなく突如として顕現したそうです」


「? 急になんの話かしら?」

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