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君に送るワルツ  作者: 青木星
24/34

21.5話朝ご飯

ちょっとした飯テロになったら嬉しいです。


猫になったかのように

ふにゃぁ〜とベットに転がる瀬奈を見て

僕はソファで寝ようとしていた。 


一度スマホでタイマーをいつもより早めの時間に設定しベットにいた瀬奈の元へいく。


すると瀬奈は布団を羽織らずに

ぐちゃぐちゃにまとめて

抱き枕のように全身で抱いてすぴー、すぴー

と幸せそうに寝ていた。


そんな寝顔を僕は見た後、ソファにいく。


寝ようとした寸前に運動着を洗っていない事に気づき、少し肌寒い夜中にゴシゴシと泥を落とす。


ある程度泥を落とせたら

洗濯機の中に入れる。


洗濯機には乾燥という機能が付いているようなので

朝に取り出せばいい。


僕は、一安心してソファで目を閉じた。



ぶー、ぶー、ぶー、


時刻は午前6時、

僕はベランダから見える茜色の日をぼぉーと眺める。

瀬奈の様子を見ようとベットのある部屋に向かう。


どうやらまだぐっすりと眠っているみたいで

お腹を出しながらすぴー、すぴー、といっている。


そんな瀬奈を起こそうとしたが、

ご飯までは寝かせてあげようと結論づけた。


かん、かん、かん。

ぱこっ。


じゅわぁ〜〜


朝はパンに温かいコーヒー、

そして目玉焼きにソーセージだ。


まだ生の卵が油を引かれたフライパンの表面で

あちちと騒いでいるみたいだ。


ある程度白身になってきたところで火を止める。


先に目玉焼きをさらに盛り付ける。


その後、目玉焼きで使ったフライパンでソーセージを炒める。


じゅわじゅわじゅわぁ〜。


ソーセージの油が程よく出ている。

ソーセージを焼いているときの音が僕は好きだ。


きっとパリパリで美味しいんだろう。

はやる気持ちを抑えつつ、ひとつだけ味見をする。


パリっ。


うわぁ!これこれ!


僕は焼き加減に満足し、全ての品を食卓にセッティングする。


すると、その匂いに反応するように

瀬奈がリビングの食卓に座る。


「うわぁ、おいししょー。

ありがとう春くーん」


まだ、目覚めたばかりで寝癖が直っていなく、

むしゃむしゃと目をかく瀬奈がパンダみたいだった。


「「ありがとうございます」」


瀬奈は、パリパリにできたソーセージからほうばる。


「うわぁ!パリっとしててジューシー!」


瀬奈は目が覚めるように嬉しい感想を言う。


続いて目玉焼きの目玉の部分を半分に切り、

とろりと出てきた黄身の部分に醤油を入れる。


そして黄身の部分をパンにつけて食べる。


そんな食べ方をするのかと

僕は瀬奈の新鮮な食べ方に驚く。


ある程度食べ終えた後、

瀬奈はコーヒーを飲む。


「ウェーー、にがーい」


だろうね。


僕は心の中で密かに笑いつつ、

1日の始まりに満足していた。


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