03 転生したら、まずは状況把握です
先週投稿しなくてすみませんでした!
____○_(土下寝)
先週は忙しくて投稿する時間g(殴り
なので今週は先週投稿するはずだった作品も投稿させて
いただきます。
ほんとにすみません!
この世界で幸せになる。
そのためには、まず状況を把握しないといけない。
だって転生先が、すぐ死んじゃうようなサブキャラだったら笑えないもんね!
………おっと、いけないいけない。
そもそも物語の中に転生したのかすら分からないのに、
なぜ物語と決めつけているんだ私。
脳がお花畑モードになっているぞ。
気をつけなければまた舞い上がって前世の二の舞に……。
よし。とりあえず周囲の把握からっと。
私の目の前にいる人が今世の両親かな?
お母様の方は、金髪ゆるふわウェーブの髪に、真ん丸で少し垂れ気味なピンクの瞳で、The・お姫様って感じ。
めちゃくちゃかわいい。
で、お父様の方はつんつんした銀髪にキリッとしたお目目で、瞳の色は綺麗な碧色だ。
うん、とてもイケメン。
鏡みてないからまだなんとも言えないけど、この2人から産まれたなら確実に美女に育つであろう。
2人の顔面には欠点が見当たらない。むしろ完璧すぎるもん。
っしゃ!人生イージーモードに必要なハードル1つクリア!
そして次に、私が産まれたのは恐らくお金持ちの家だと思う。
前世で言うところの侍女がたくさんいるのに加えて、両親が着ている服は明らかに上物だ。
この世界に貴族制度があるのかも分からないけど、もしあるとするならば伯爵以上なのは間違いないだろう。
それなら、お金に困ることも無さそうだ。
小さい頃からお金を貯めて、追い出されても問題ないようになっておこう。
よし、今見た感じだと、今世は前世よりハードモードでは無さそうだ。とてもいい感じだぞ!
………それにしても、産まれたばかりって退屈だ。
前世では何がどうなってるのか分からなくて、状況を把握するのに必死だったけど、2回目になれば慣れてしまってすることが無い。
赤ちゃんの頃って全然自由がきかないのか、泣きたくなくても勝手に泣いてるし、疲れた!
体力も少ないのか、段々眠くなってきた………。
でもせめて自分の名前くらいは知りたいよな。
ってか今教えてくれるのかな………?
前世では名前なんて、産まれた時に知らなかったもんね。
そもそも、親につけてもらえてなかったっけ?
よくよく考えると、母親のもとを逃げ出して孤児院に入るまでは「あんた」とか「おまえ」とかで呼ばれてた気がする。
そういえば院長先生につけてもらったんだよね〜。
懐かしいな………。
前前世では乙女ゲームのヒロインに憧れてたけど、いざなってみると人生ハードモードすぎる。
まぁ、辛い過去があればあるほどストーリーに華がでるってのも分かるけど、なった方はたまったものじゃないね。
そんなことを考えていると、今世の父親であろう人がおもむろに私を抱き上げ、優しい声音で話しかけてきた。
「かわいい私の娘よ。君の名前は、ソフィアだよ。マリィに似て美しい君にぴったりな名前だ。素敵な名前だろう?みんなで考えて決めたんだよ。」
抱き上げながら、私の顔を笑顔で見つめそう告げた。
私は、父が告げたその言葉を反芻する。
ソフィア。
ありきたりだけど素敵な名前。
ただ名前を告げられただけなのに、何故だろう。
胸がぽかぽかする。
父親の、慈愛がこもった碧色の瞳と目が合うだけで、なぜか嬉しくなる。
………あぁ、今世でなら幸せをつかみ取れるかもしれない。
こんなに優しい両親なら、私のことを見捨てたりなんて、しないよね?
前世では間違いを犯してしまったけど、今世でならきっと、間違わないで生きることができる。
もしできなくても、この両親ならきっと私を導いてくれる。
そんな感じがするんだ。




