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04 続きまして、状況把握です

時は過ぎ、私が産まれてから数日が経過した。

私はあの後泣き疲れてしまったのか、気がついたらベッドの上にいたんですよね〜。



まぁ、自分の名前も知ることができたので良いでしょう!

でも、1つ残念なことがあります。



起きてから今まで両親に会ってないんですけど!?

やっぱりお金持ちは乳母に任せっきりで子育てなんてしないんでしょうか!

両親は前世の貴族と変わらないんでしょうか!



……まぁ、なんて思っても現状が変わる訳でもないし、チート目指して頑張りたいと思います。



周囲の環境についてはそこそこ理解出来たから、今度は世界の理についての状況把握の時間だ!



例えば、魔法が使えるか使えないか、ステータスが見えるのか見えないのか、前前世で特殊能力とよばれるもの、前世で貴重だった能力などなど、世界によって違う理を把握することで、より人生を楽に生きるための道筋をたてられる気がする!



まずは簡単に分かるもの、魔法とステータスから!

「うあーあうー(ステータス)」



………………………………………。



何も起きない。ちょっと恥ずかしい。

どうやらこの世界では、ステータスと唱えるだけでは自分の能力は分からないらしい。



まぁ、ステータスは特殊な魔道具で見ることができる可能性や、しっかり発音しないといけない可能性もあるので、それは成長してから調べないとね。



次に魔法。

前世では馴染みがなくて調べるのに時間がかかったけど、今世では前世の感覚があるからすぐに分かりそう!



まずは、自分の体内に魔力が巡っているかチェック。

やり方は簡単!目を瞑って、血液の流れに意識を向ける。

前世では血液の中に魔力が含まれていたので、この方法で感知することが出来た。



うーん、血液の中には魔力がなさそうだな…。



………でも、何か違和感を感じる。

今までの身体のつくりにはなかった、血管に似た"何か"が存在していることを、かすかにだけど感じ取ることができる。



これが魔力、なのかな…?

前世とは違うけど、感じ方が魔力っぽいんだよなぁ。



まぁ、これを魔力だと仮定して、この流れを意識して手のひらに集める感覚をイメージする。



………お、操作できた。

ということは、やっぱりこれは魔力であってそうかな?



手のひらにある程度集めたら、イメージをより強くして、具現化させる。

「おーあーおーう(ウォーターボール)」



私が言葉を発した瞬間、手のひらがキラキラした光に包まれ、その光が消えるころには小さな水の球ができていた。

よしっ!魔法使うの成功!

やっぱりあの感じた"何か"は魔力だった!

違う世界だから具現化できるか心配だったけど、この世界の魔法も前世と似ているところがあるようだ。



さて、次の問題。



この手のひらに出した水球、どうしよう………。

前世だと吸収もできたんだけど、今世もできるのかな?



私は再びイメージし出す。

今度は、創り出した水球を魔素に戻し、身体の中に取り込むイメージ。

ちなみにこれは、前世でもできる人は少なかったので、無理な可能性が高い。

まぁ、無理だったら窓も遠いし動くこともできないから、このふかふかベッドにぶちまけるしかないんですけどね!



お願い!成功して!



まずは水球を魔素にするイメージで「えうい(チェンジ)」

次に変換した魔素を体内に戻すイメージで「いあーう(リターン)」



私が唱え終わると、身体に吸収されたのを感じた。



よし、成功だ。



ちなみに、前世の理だと魔法を発動する際は無詠唱でも問題なかった。

私はよりイメージしやすいように言葉にしいていたが、

―というかヒロインが言葉にしていたからそれを真似しただけだが―していない魔法士もたくさんいた。



まだ詳しいことは分からないが、赤ちゃん言葉でも魔法が使えたことを考えるに、決まった詠唱は必要ないのであろう。



魔法が使えることは分かったし、次はどの属性の魔法が使えるかを調べようかな………



ん?なんか廊下からドタドタうるさい音が聞こえる。

ってかうるさい音が段々近づいてくる!?なに!?



―バタン!―



「大丈夫かソフィ!この部屋から魔法の反応があった!侵入者かもしれない!!」



………入ってきたのはイケメン父、ちょい焦りver.でした。



あっ、この世界、魔法の反応とか分かるんですねー、へー、便利ですねー、でも別に侵入者とかいないんですけどねー、あはは。



…………あー、この後どうしましょーねー。



………うーん、赤ちゃんだし、とりあえず泣いとけば誤魔化せたりしないかな!ってことで!



「うわあぁぁぁん」

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