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二十九 軍靴の音
一九〇八年四月
大家「クビツェクさんに手紙ですよ」
ク「どうも 何かな」ビリィー
……
ア「どしたクビツェク」
……
ク「これ…よんでみて」
ア「どれどれ」
ア「……」
ア「はあああん!徴兵やと!ふざけんなや!!」
ア「クビツェク、絶対行ったら駄目や!」
ア「もし行ったらおまえは…… こんな令状、ワイが破り捨てたる!」
ク「あっ、駄目だよ!」
バッと素早くアドルフから手紙を取り戻した
ク「全く、ヒヤヒヤさせないでよ」
ア「くそ、一体どうすれば……」
ク「まだ適合になるとは決まってないよ 去年肺病になったし」
ア「せやな、とにかく、リンツに戻って兵役検査は受けた方がええ」
ア「でももし適合した場合はこっそり越境してドイツに行くんや」
ア「絶対ハプスブルク家の兵隊になったらアカン!」
ク「そんなことできるのかな…」
ア「あと九ヶ月でワイも二十や その時がきたらワイはそうするで」
ク「とにかく、音楽院の先生に相談してみるよ」
参考・引用・元ネタ
彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」(5ch)
アドルフ・ヒトラーの青春(三交社)




