十一 爆発
ア「大学なんてクソや!」
ア「古くて時代遅れの上級役人、理解不能な官僚、愚かな木っ端役人!」
ア「こんなゴミどもを生み出す大学なんか全部消し飛べや!」
アドルフの顔色は死人のように青白く、口元からも血の気が引き、唇はほとんど真っ白
でも目は燃えるように輝いていた
ぞっとするくらい…
ク「でも、君だって大学で教授や先生から色々と学んでるんじゃないの?」
ア「あの連中はワイを認めずに放り出しおった…」
ア「ワイは大学から締め出されたんや…」
あっ…アドルフ、美大に行けてないんだ
なにか変だとは思ってたけど
いつからだろう…
もしかしたら受験に受からずこれまでずっとなんてことは…
え、でもだってその頃はクララおばさんも生きて…!
頭が混乱してとっさに疑問が口を出ていた
ク「それで、これからどうするんだい?」
ア「どうするんだい、と言ったか?」
ボクは本当にバカだ
自分のことばかりに浮かれて、まったくアドルフを気にかけていなかった
きっと、この質問も彼は何度も何度も自問自答しただろう
アドルフはウィーンでずっと一人で孤独だったんだから…
いくらでも悩む時間は嫌なほどあったはずだ
そして……
それでも答えはでなかったんだ…
アドルフはずっと「どうする」「どうする」とボクの質問を繰り返す
そして答える代わりに本を読みだした
ク「…ごめん アドルフ」
ア「…」
参考・引用・元ネタ
彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」(5ch)
アドルフ・ヒトラーの青春(三交社)




