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一 上京


一九〇八年二月

ウィーン駅


ざわ…

ざわ…


ク「あう…あう…」

「どけ」

ク「す、すいません…」

「邪魔だ」

ク「あう…」

「FackYou」

ク「あわわわ」


怖い……か…帰りたい…

アドルフは一体どこにいるんだろう…

迎えに来てくれるって言ったのに


ア「おーいクビツェク、ここやー!」

ク「アドルフ! ああよかった…一生ここをさまよい続けるのかと思ったよ…」

ア「おおげさやで 全く相変わらずやなぁ」

ク「そういう君はすっかり都会に馴染んでるみたいだね」


グレーの冬用コートにグレーの帽子、象牙の握りのついたステッキ

こっちでも相変わらずアドルフの服装はキチッとしてるなぁ


ア「トランクでかすぎるやろ…完全なお上りさんやんけ……」

ク「はは…母さんが色んなもの詰めこんでさ」


ざわ… ざわ…


ア「とりあえずこッから出るで 五月蝿くてかなわんわ」

ク「うん、ぜひともそうしたいね…」

ア「ほないくで」


まずボクたちはアドルフの家に向かうことにした

取り敢えず二人で住む部屋を見つけるまでの仮家へ


歩くこと数十分


ア「ここが今ワイの住んでるところや」

ク「あれ…予想以上に綺麗なところだね…」

ア「表向きだけや」

ガチャ

ク「うわっ、石油くさっ!!」

ア「大家は留守みたいやな」

ア「まあ、入れや」


参考・引用・元ネタ

彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」(5ch)

アドルフ・ヒトラーの青春(三交社)

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