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四十二 クリスマス前夜


クビツェク家

母「これからどうするの?」

ア「叔父のラウバルのところに…」

母「そう…みんな辛いとは思うけど…」

母「こういう時こそ、家族とクリスマスを平穏に過ごすことが何よりだと思うわ」

ア「そうですね」


アドルフはそう言ったが別れ際に、無愛想に言った


ア「あんな小役人の所へは行かん」

ク「それなら一体どこに行くつもりだい?」

ア「……」

ク「ボクの家で一緒にどうだい」

ア「ありがたいが、遠慮しとくで」

ア「ワイは…」


アドルフはとたんに目を輝かせ

ア「たぶん、ステファニーのところにおるで!」

ア「じゃっ!!」と駆けていった


……

もう、強がったりして…

いまだに名乗ってもいないのに行けるわけないじゃん

きっといつものように一人、森の中で考え込むんだろうな…


後になってアドルフはこの時のことを話してくれた

ク「え!!本当にステファニーのところに行こうとしたの?!」

ア「まあ…いろいろあって止めたけどな…」


アドルフが語ってくれたのはこれだけだった

クリスマスイブの夜

彼は何を考え、感じ、悩んでいたかは、話してくれなかった


リンツ編 完

ウィーン編に続く


参考・引用・元ネタ

彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」(5ch)

アドルフ・ヒトラーの青春(三交社)

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