第三十一話 恋の飛翔
さらにお屋敷の中を案内される。
なんか、お屋敷のみなさん女性ばかりで、なんか
嫌な目で見られてる気がするんですけど。
「アノ、ボクッテオジャマデシタカ……」
アダムくん、縮こまり、前を歩くエトセーラの背中に声をかけた。
「あなたタバコ臭いのよ。……そういえば名簿に19ってなかった?え……19で高一……?」
エトセーラ、ハテナがいっぱい浮かぶ。
君のような、勘のいい……以下略
あと、タバコ臭いの絶対アイツのせいだろ。
ハンドル握るとハンドルに人格奪われるアイツ。
「よくわからんから、鞭。」
パァンッッ!!
「くぬぅぅぅぅぅっ!!ぷっ、プッ!プリッツ!プリッツリッツ!!」
ギャグが浮かばんからって、セリフの勢いに任せようとするな。思ったんだけど、文字で毎回ギャグってキツすぎない!?!?!?
アダムくん、ケツを叩かれた勢いで放屁。
アダムのオナラを副流煙するエトセーラ。
パァン!!パァン!!スパアッーーーーン!!
一発、二発!!三発ぅ!!
「この……このメス豚がぁ!」
エトセーラです。
マッ○堺なんよ。
「え、ちょ、え……?なにこれ。」
物陰から、メサイアが口を押さえて見つめる。
髪も若干のメイクも、いつもより気合を入れて貰うようお手伝いさんに頼み、アダムに話しかけようとしたら、
尻を天に突き出し。それをひたすら鞭で引っ叩くエトセーラであった。
「仕事って、え……。SMプレイ………」
メサイアちゃん、ガチ引き。
そのまま、熱覚まして、別の男いこ!!
バジーリオとか、アシュクとか良いんじゃない!!
「これも、抱擁力として、なんとか。」
メサイア、口に手を当ててブツブツと呟き始める。
放屁力だよ。
「ぜエッ!ぜエッ!」
アダムくん、ケツを揺らし、体も揺らす。
けつのニキビがあるから、鞭はやめて欲しかった。
「中々、癖になる。」
エトセーラであった。目覚めてますやん。
「ホレッ!トドメの一発!!」
スパアッーーーー!!
「あちょ!いきなり!!いゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
何書かせてくれてんのこの人達。
あとトドメの一発ってなんだよ、名残惜しくなってんじゃないよ。満員電車から下車する時に、トドメの一発ッて叫びながら、放屁するのと同じだよ。
それ、多分誰もやってませんよ、あなた以外。
テロリストだろ!!
「そういえば、スーツにシワと埃つきすぎよ。アダムくん。」
エトセーラ鞭をしまい、何事もなかったようにアダムへ近づく。情緒大丈夫なの?この人。
あと、スーツの皺はお前のせいだろ。
「ハァッハァッ!!……」
可哀想、アダム君。ケツ揺らしながら息切れして。
ハァッハァッしてるのは、物陰から先の流れを見つめる、ヴィーナの興奮であった。
やめてくれる!?興奮するの!ケツ揺らすのもやめてくれる!?全年齢小説なんだからさ!!
あなた、そんなことばかりしてると、そんなキャラになっちまいますよ!!
アダム、ケツ揺らして誤魔化せ!このままじゃ色々まずい!!
「お尻、お尻揺らさないとッッ!!」
アダム君、ジャンヌダルク同様、突然の天のお告げにより、尻を揺らす天啓を得て、ガニ股で尻を揺らす。
これが、主人公なんだ。
プリっ!プリっ!!プリップリっ!!
「おっ!良い揺れしてんね!!」
エトセーラ叫び、揺れる二つの桃を正確に捉える。
ピシャァン!!ピシャァン!!
「はぅぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?」
もうケツ揺らすのやめたら?
「ホレッ!トドメの一発!!」
スパアッーーーー!!
「あちょ!またきた!いゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
ほぼ同じ文章で字数稼ぐのやめろよ。
稼いだところで何もないんだよ別に。
もしかして、この回ケツ引っ叩かれてるの書いて終わりですか?これ、書いてて自分にメリットありますか?
「ふぅふぅ!気持ちいいねぇ。」
エトセーラ、畳んだ鞭を両手で伸ばし、伸びをする。
無駄にスタイルが良いので、明らかにSMプレイの
それであった。スーツだけど。
ア○○アサ○○
「グズッ………ヒグッ………うっうぅ!蛙化しそう!」
物陰で爆泣きするメサイアであった。
これ寝取○れ展開だろ。
あと、ちょっと前の流行語使うのやめてね。
しかも、意味違うからね。それ。
言葉のデフレやめてね。
言葉のハイパーインフレやめてね。
言葉のフリーマーケットハイパーインフレゲコゲコデフレやめてね。
***
ケツの燃え上がるようなひりつきに耐えながら、
エトセーラと共に歩くアダム。
「ここがお手洗いよ。」
「ひゃーー!でっけぇ便所だな!!」
お花摘みまくれそうな程の、お花畑頭しやがって。
スパァン!!
何があったかは、もうお分かりですね。
「ハッ!鞭の音!!シフトチェンジか!!」
突如、男女トイレの中央の、白い壁が扉となり、
中からふんどし一丁全裸のスレッグ、アダム・バジーリオ、サラス・シュタイン達が出てきた。
怒涛のタイタニスフルコースやめてね。
「あ、ちょ!バカ!今出てくるな!!」
「え!今じゃないって!撤退信号!!」
「撤退信号了解!!」
オナラプッ!
「くさ!ちょ!オナラくっせ!!」
「げほっ!ごほ!おえっ!!」
エトセーラ焦り、そのおっさん達はいそいそと扉に入ろうとして、何故か扉から出てきたり、すっ転んでバジーリオ君を下敷きに、ケツを三段積み重ねたりしている。
地獄絵図すぎる。
きたねぇな。早く消えろよ!
「ちょ!バカ!押すなよ!!」
「スレッグ、すまん、私が先に出ていれば!」
バジーリオさんは、停学して何やってんですかね。
「クソ!中将!!早く奥にいってくださいよ!!」
「ええい!押すなよ!絶対に押すなよ!!押してくれんと、部屋の中に入れんだろぉ!?」
ドアに挟まって、寝転ぶカ○ゴンのように邪魔するサラス
「…………………」
エトセーラ、モタモタするふんどし全裸ジジイ共に
苛立ち、地這い大蛇発動。
地面から、発光した蛇が出てきて、3人のケツを一瞬で5、6発弾き飛ばした。
「いゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「き、きたぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「これよ、これぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
お前達、みんな死んでしまえよ!!
「…………え、バジーリオさん。え、きも。」
アダムくんであった。お前も変わらんよ。
「アダム君、グズッ……お仕事どう?」
エトセーラに並ばされ、ケツを交互に突き出し引っ叩かれるおっさん達を横目に、メサイアが泣きながら、アダムヴァに話しかけた。
タイミングおかしすぎるだろ。なんで今出てくるんだよ。
「え、あ!メサイアちゃん!これは、本当の僕じゃない。本当の僕はもっと、僕の内面は、もっと!!」
アダム必死に弁明。
いや、もう手遅れだから。
「うん、ジュビっ!……知ってるよ。グスングスン……私、見てたからね。アダム君信じるね。」
なにこの寝取○れ展開。
あと、トイレの前で何してんのこいつら。
メサイアちゃん、アダムのスーツ姿の両手を掴む。
ピシャァン!ピシャァン!!ピシャァン!!!
やめてね、恋愛漫画の電車の要領で、SMプレイの
SE流すの。
「アダム君、チューしようやッ!」
メサイアちゃん、瞳を瞑って顔を差し出す。
なんで今なんでしょう。
感覚麻痺して、この鞭で叩かれる音が電車が過ぎる音に聞こえてるんでしょうか。
踏切を電車が過ぎたら、キス終わってるやつね。
実際は、鞭が空中を走ってるだけなんですがね。
あと、メサイアちゃん覚悟決める時、江戸っ子になるのなんで?
アダム君、それでもメサイアちゃんが可愛いから、ドキドキしてくる!!
「う、うん!!」
ピシャァン!!
「はぅぅぅぅぅ!!」
突如、おっさん達に向いていた鞭が、アダムへ走った。
「くっふwwwwwwwww」
突如自分の前で繰り出される変顔で、メサイアちゃん爆笑。口を抑えて、笑いを堪えるメサイアちゃん。
ここで、笑ってしまったら、失礼だわ!
でも、鼻水吹き出しながら、鶏みたいな口して、
目をガン開いて、はぅぅぅぅぅ!ですって!
「ぐっwwwwwwwwふっふふっ!wwwwwwww」
俺をどれだけ惨めにさせたら、気が済むんだ!!
「じゃwwもう、学校行くからwwwww」
メサイアちゃん、アダムから手を離し、ようやく両手が解放されたアダム君は、その両手をもって、自身のケツを包み込む。
「ブフォッwwwwwwwwwwwwww」
メサイアちゃん、それを見て大爆笑。
ようやくです。ようやく、アダム君の愛想は尽かされました。
メサイアちゃん、アダム・ヴァレンとは、それ程良いものかな。
私は、姫様に対して、一つのアンチテーゼを提出しているにすぎません。
なんか、対立して議論してた奴らが共感してない!?
アダム君クズすぎて、2人がかりで銀河○雄っぽい奴らが、説得始めてない!?
アダム・ヴァレンのようなクソカスドM男の逆には、アダム・ヴァレンのクソカスさと同じパワーで、そのパワーを魅力にガン振っている、めちゃくちゃ良い男達が存在しているということです。
姫様の愛してやまぬことと、思うが。
アダム・ヴァレンはこのように、ケツを女性の前に差し出して、うめき悶え、トイレした後には手を洗わず、電車の下車の際には、必ず、すかしっ屁をする、自堕落この上ない男なのです。そんな男を主人公に据えないといけないこの作品こそ、同情すべき存在なのですよ。
途中から、ママンが乱入してるやんけ。
ーーFinーー




