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転生ゲーマー我が道を行く  作者:
神話と幻の聖魔衝突戦争
83/84

メテラーゼ攻略戦 クロガタリVS余興&防衛

今回はクロガタリの戦闘。

対する相手は…えちょどこ行くん?

ちょま、君はメインでも出てないでしょが!

まだ出ちゃダメだよー!!!


※暫く小説を読んでお待ちください



メテラーゼ城:地下牢付近


——————————————————————————


「くたばれぇ!」

「くっ…」

「耐えて頂戴、フェーメ!」


ユーラ含めたS級冒険者パーティー「クロガタリ」は苦戦を強いられていた。

ユーラ達「クロガタリ」は現在「反盗賊ギルド」から地下牢にメテラーゼの王が捕らえられていると情報を貰っていた。

ユーラ達からすればこの国の王を再び玉座に戻せば、コクヨウ大陸での戦闘に大きな余裕が生まれる為、メテラーゼ王「シャガンナ・ヒルバス・メテラーゼ」の救出を急いだ。

が、やはりと言えばいいのか地下牢の一歩手前にある広場の空間で約二名の幹部級が待ち伏せをしていた。

事前に貰った情報からその幹部が「余興」のヒューマと「防衛」のブッコシンと呼ばれてる存在だと知っている。

だが問題としてこの二人…というより主に「余興」はS級冒険者パーティー「クロガタリ」と極めて相性が悪い。

なにせ、不用意に回復を飛ばせないのだ。


「くっ…「アースノーツ」!」


ユーラは土属性であるにも関わらずサイチ曰く「ほぼビームじゃねぇかそれ。土属性要素どこ行った」と言わせてしまう高火力魔法をフェーメに対して飛ばす。

だが、隙をつけたと思ったがしっかりとそれは見られていた。


「よっしゃもーらい!強奪(ピット)!」

「んなっ!?」

「目を複数個持ってるって思っちゃうんだけど!?なんで今の見えたの!?」


ヒューマが使った「強奪(ピット)」は物を盗むスキルである。

ただし、物とは言ったが、これで盗めるものはせいぜい魔法のみ。

ではユーラの攻撃魔法が役職(ジョブ)によって回復魔法へと変換されたそれを盗んだら?

当然、仲間であり「防衛」の名を冠するブッコシンにその魔法を飛ばすだろう。

その行動はただでさえ防御系のスキルを多く持つが故に、ミリ単位でしか体力が削れてないブッコシンを全回復させてしまうのだ。

ヒューマは戦闘面では剣も魔法も弱い。

当然、殴り合いなど出来ない。

だからこそ、古き友人…大親友とすら呼べるブッコシンと組んで行動する。

相手の魔法を盗み、ブッコシンがカウンターで相手に飛ばす。

回復魔法はそのまま受け止める。

まず戦わず、相手を疲弊させたうえで殴り、刺す。

それ故の「余興」それ故の「防衛」

更に言えばブッコシンのカウンターはMPに依存しない耐性系スキルと同じ「肉体種」に分類される。

そして、ヒューマの持つ「強奪(ピット)」もまた使うMPが少ない。それだけでなく、ヒューマは「他の力をほとんど失う代わりに最高速度を得られる」デメリットが高い呪いを意図的に自身に付与し、回避に専念している。

かれこれ20分かんも戦っていれば…


「ぐっ!?」

「アカネ!」


アカネが地に膝を付く。


「す、すみません、ユーラ様…魔力が、もう」

「ごめん!そろそろ私も限界が近い!!」


ヤーからも同様に魔力切れの連絡が入る。


(フェーメ、ゲージンでヤーの弱体化魔法を受けたブッコシンを攻撃し、ヒューマの行動をリューマ、アカネに止めてもらう…迂闊過ぎた。戦闘力ではこちらが上だけど、戦場での場数で押される…!)


頭の中で冷静に今の状況を認識するユーラもまた魔力切れ(気怠さ)に襲われていた。

加えて、先ほどから防御の構えばかり取っていたブッコシンが攻撃スキルを使い始め、回復のために余計にMPを持ってかれる。

そしてアカネ、ヤーが崩れ、たったの三分経過で


「…こ、れ以上…は」


ユーラもまた、極限まで魔力を使用してしまった事で倒れてしまった。

そして回復が途切れた事で一瞬でフェーメとゲージンがブッコシンに吹っ飛ばされた。


——————————————————————————


敵を全員倒した。

二人揃ってそう思ってただからだろうか。自然と目と目が合った。


「…はは、二人揃って同じ考えかぁ」

「そりゃあそうだ。俺とお前で組んでる間は誰にも負けん」


ヒューマの顔は先ほどまで戦ってた者とは思えないほど余裕に満ち溢れている。

ブッコシンは、顔は辛そうであるが、生まれつきの癖でこうなってるので実際はとても余裕ある「表情なのは大親友であるヒューマだけが気づいていた。


「にしても、天下のZ級がこんなあっさり…なんか逆につまらなくない?ブッコシン」

「バカ言え。俺らは冒険者じゃない。冒険者なんてせいぜい魔物狩りしか出来ない道端の石だ。戦場で多くの人間と戦ってきた軍人に勝てるわけねぇじゃねぇか」

「違いねぇな」


二人はそのままユーラの近くへ行く。


「神聖国アーカルムの聖女…か。殺すには少し惜しい人材だけど、恨むんだったら神を恨んでね」


ヒューマは動くことは出来ないが意識だけあるユーラに留めをさそうとナイフを握り…

宙を切った。


「え?」

「ん?」


一瞬でユーラが、消えた。

二人は一瞬だけ目を見開き、そして慌てる。


「おいどこに行った!?」

「分かんない!!そもそもであの聖女って確かテレポートが使えない筈じゃ…」


その時だった。


「イヤー危なし危なし!!この子死んじゃったら()に怒られる所だったよ。まさに「聖女危機一髪」ってか!いやそこは黒ひげか…?」


一瞬の沈黙、されどこの雰囲気で発せられたあまりにも場違いな明るい声。

声が聞こえた方を見ると…謎の仮面をつけた男がユーラを片手で持ち上げてその場に居た。


「…誰だお前は」

「お、良いねぇそれ。ファンタジーテンプレですわー」


再びの沈黙、されどヒューマとブッコシンは同じ事を思った。


((こいつ話通じない奴だ))


戦場でも似たような奴は山ほど見たので流石に分かった。

だが、当の本人は…


「…え?なんで俺が喋った途端黙るわけ?これって「戦争みたいな事やってみて人ビビらしてみたww」とかいうドッキリ番組でしたっけ?ってまずファンタジーにテレビねぇっか!」


謎の言葉を早口で紡ぎ、最後は何故か自分で笑う。

その行動に何故かは分からないが、二人は恐怖を覚えた。


「これ自分で仮設立てて仮説を成立させてそれ矛盾してんじゃん!!地産地消ならぬ持参自設自爆じゃねーか!やばい言ってたら笑えて来た空中Z軸五回転とかやったら更に頭が愉快になるかなぁ!!」


少しわけが分からなくなり、このまま喋らせ続ければ、止まらなくなりそうなので仕方なく声を出す。


「だから誰だと聞いているだろう!!」

「おっとブちぎれるなよそこのハゲワシ頭の兄ちゃん!せっかくのショーが台無しになっちまうだろう!」


若干怒りの籠った目だったブッコシンが殺意を飛ばし始めた。

それでもなおのらりくらりと謎単語を連発する男に飛び掛かりはしない。

挑発して攻撃に隙を作らせるのは「暗殺」と似た手口だからだ。


「まぁ、さすがにそろそろ自己紹介ぐらいしないとね。レディースアンドジェントルメン!!今宵もやって来ました!最っ高の夜祭(ショータイム)がね!」


男は意気揚々と声を紡ぎ、そして話続ける。


「今宵も良き月。よいこは寝て、悪い子は犯罪のお時間です!!でもここだけは朝っぱらのような気持ち向きで意識を飛ばしちゃいまショウ⤴」


最後だけ声を高め男は高らかに宣言する。


「今夜頂くはそちらのお二方のドッス黒い醜い心!まさに今まで目で見た中でも最高傑作だ!どんだけ人殺ししたらそこまで黒くなんのか逆に聞きたいぜ!さぁさぁ、座ったままなんてつまらねぇ!足を無重力にしてハシャゴウぜ兄妹!俺の名前はトリッキスタ!またの名をモーフジェスターだ!!」


戦闘開始のゴングがなった。


ラーケVS剛剣ロップル&謀略のヨゲラン      勝者:ラーケ

マーネ&ウェルVS人形のアスタ          勝者:マーネ&ウェル

アビラトVS双剣のイグナ             勝者:アビラト+籠絡されたイグナ

クロガタリVS余興のヒューマ&防衛のブッコシン  勝者:ヒューマ&ブッコシン

余興のヒューマ&防衛のブッコシンVSトリッキスタ

サイチVS狂乱のユカーラ             戦闘中

イニーシャ&フォルテVS??

アルナ&シンシェア姉妹VS??


謎の男「トリッキスタ」

世界から闇を盗む大怪盗

宝石やお金に興味がなく宝石に至っては「百年ぐらい働けば余裕で買える」と思ってる

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