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31/60

救出任務前の準備 前金で初めて奴隷を買う 前編

長きに渡ってこの作品を見てくださった皆様へ

最近スイッチ2が当たりそれをプレイしていて気分が高揚してしまいました

それによって作品投稿を怠った事を謝罪致します

誠に申し訳ございませんでした

更に今気づきましたがブックマークが三件されてました

それに加え評価ポイント10pt

総合評価ポイント16ptになっていました

ボツ作ではブックマークは一件だけだったのですがこれは俺の心をとても温かくしてくれました

なのに投稿しないのはとても酷い事でした

皆さま長い間お待たせしてしまって申し訳ございませんでした!

これからもこの作品を楽しんでいって下さい!

新作です!


※作品の最後に以前の謎会話に似た会話があります

気になった方や忘れてしまった方はもう一度


「ep.17 ゾンビの特殊進化先「ヴェイト」に進化可能らしいです」


をご覧いただければ分かると思います

あと長くなったので二話に分けます



俺とベギィドはようやく貿易都市トラベルテに辿り着く。

そして町の中に入る列に並ぼうとする俺と…それを無視するベギィドっては!?

俺は急いでベギィド達を追い掛けた。


『おい列に並ばず入る気か!?』


俺は久しぶりに紙に文字を書きベギィド達に見せる。


「普段は並ぶが今日は急ぎだ。冒険者特権を使って入るぞ」

「あの森は思ったより強い敵が多いネ。F級の子達がそこまで耐えられるとは思えないネ」


あぁそれでか!てか冒険者特権って?

俺が疑問に思うと同時に門番が俺達に気づく。


「待て!ちゃんと列に並んで…」

「赤月夜での緊急!通り抜ける!」


ベギィドが大声で叫ぶ。

その言葉を聞き荷物検査などを行ってた門番達だけでなくおそらく列に並んでいた冒険者も振り向いた。


「りょ、了解した!」


門番は敬礼をしてベギィド達を進ませる。

でもこれを知ってると冒険者じゃない奴も使って悪い事が出来てしまうのでは?

俺の懸念が予知出来たのかニーナ二が俺に近寄り補足をくれた。


「冒険者で無い方が使うとすぐバレますから使う事が出来ないんですよ。どの町も門に特殊な魔道具が付いていて特権を使った方を記録するんです。その後冒険者ギルドと連携して確認が行われる為に不正をしたらすぐバレるのです」


なるほどな。

そんな事を思いながら走るとすぐに冒険者ギルドに辿り着いた。

ベギィド達はドアを盛大に開け大声でこう言った。


「赤月夜での緊急だ!!クエスト発注を!!」


その声を聴き多くの冒険者が振り返る。


「ベギィドさん!こちらに!」


受付嬢が紙を用意しメモの準備をしてる。

手慣れてるな。


「赤月夜での緊急ですね!何があったんですか!」

「その説明に俺らの知り合いを加えて良いか?F級だが一番内容を知っているのは彼だ」

「え?それって…ってサイチさん!?帰ってたんですか!?」

「あァ」


驚きすぎだろ。


◇◇◇


その後、俺は粗方の説明をした。

ゴブリン集落偵察に別のF級が参加した事。

その集落のゴブリンを壊滅させた事。

ゴブリンが原因で動く気力すら無い一般人をF級に任せ町に知らせに来た事。

その途中でベギィドに会った事。

全てを話した。


「…偵察を頼んだハズなんですが倒したんですか?」

「そウだ」

「それもう増殖してませんか?」

「増殖元も含めて壊滅させてきたらしいが他にもゴブリンが来るかも知れないらしい」

「腕の立つ旅人と聞いてましたが予想外すぎますよ…」


それは同意する。


「それでは「ゴブリン集落偵察依頼」ではないクエストですので依頼額は変更ですね」

『おい待てそれじゃ依頼の報酬は』

「以前の4倍ですね」


さらっと言って良い額では無かったぞそれ…

たしかゴブリン集落偵察は3000金貨だったよな…

本当はもうちょい安いらしいがランクの事もあって少し額が大きくなったらしい。

ってまてまさか…


「なので緑貨12枚に増加です」


おい待て額変わったぞ!?


◇◇◇


なんて事があり少し驚いた物の俺は急いで支度をする事にした。

なにせ依頼報酬が上がったので前金として緑貨6枚を貰ったのだ。

なのでこれから奴隷を買いに行く所だ。


『ご主人様は強くなる事しか望んでないもんね~♡』

『そうなのか?私は眷属になったばかりだから全く知らないが…』


おい影の中に隠れてるブラッディースライムと元反逆の国暗部達。

五月蠅い。

静かにしてろ。

元反逆の国暗部改め今は俺の眷属の「アルナ」

一瞬でこの雰囲気に慣れたのも驚きだが馴れ馴れしい。

一度攻撃されてるから信用出来ねーんだよな。


◇◇◇


なおイニーシャとアルナの頭の中では…


(ふふふ♡ご主人様はいつ私を召喚してくれるかな~♡)

(私の本当の気持ちを引っ張り出してくれたサイチ様への恩は返さなければな♡)


欲望だらけであった。


◇◇◇


そして俺は一家の建物の前に立つ。

貿易都市トラベルテだけではなく数多くの国で奴隷商売を営む奴隷販売専門商会。

トルベッテ商会に。

本来はかなり多くのお金が必要なのだが名の知れた仲介役のお陰で安めに奴隷を売ってくれるらしい。

まぁ知ってるのはオーナー本人だからまずは受付と話さなければな。

俺はトルベッテ商会の扉を開く。

恐らく受付と思われる所には筋肉ダルマな店員が居た。


「あぁ?誰だおめぇは?」


店員(と思われる筋肉ダルマ)は鬱陶しそうな目で俺を見てきた。

態度わっる。

こいつ本当に店員か?


『消しますか?』

『消しましょうか?』


お前らは黙ってろややこしくなるわ。

俺は素早く紙を取り出し文字を書いていく。

そしてそれを店員に見せた。


『俺はサイチと言う冒険者だ。とある怪我で喋るとゴブリンのような醜い声が出るようになってしまって日頃から紙で会話をしている。とある冒険者が仲介してくれて奴隷を安く買わせると約束して貰ってるから来た』


俺はその文を見せるとオーナーからの招待状を受付に渡した。


「…こりゃ驚いたぜ。まさかオーナー自ら商売する紋印を付けるなんてよ」


店員は立ち上がりこう言った。


「付いてこい。特別な客専用の応接間に連れてくぜ」


商談はそこで行われるらしいな。

俺は店員に付いて行った。

そして一つの部屋に連れてかれる。

店員が扉をノックしたのでこの部屋で間違いないだろう。


「オーナー!あんたが呼んだ客が来たぞ!」

「…入れてください」


部屋からとても落ち着いた声が聞こえてきた。

店員が扉を開ける。

そこに居たのは…


「やぁ。君だね。最近Sランクとなり有名になった()()()()()()()推薦のFランク冒険者君」


見た目は完全に優男のようだった。

だが一応奴隷販売を専門とした商売人だ。

警戒はしとくか。


——————————————————————————


そして俺はこの男との商談を始めるのだった。

そしてそれは新たな進化への切符でもあったんだ。


「実際、あのゴブリン集落がトリガーみたいな感じになったんだろうなぁ…」

「何考えてるんすか?血笑の死亡者さん?」

「え何その二つ名?」

旧人類(コダイプラン)がそう呼ぶって言ってたっすよ。良かったっすね」

「あ~。そんな二つ名になっちゃったんだ~。なんか嫌だな~」

「俺は良いと思うっすけどね」

「そういうあんたはどうなんだ?()()()()()()()であるあんたは」

「気に入ってるっすよ」

「価値観分かんねー」


まどっちでも良いけど。

どうせこれは()()来ない。

()()()()()()()俺らを見てろよ。

()()()()()

…なんてな。


ヴェイト《名前無し》 覚醒

レベル:48 必要経験値4/490

ステータス

HP1940(+10832:HP上昇弱で+100) MP1940(+14446:MP上昇弱で+100)

SP1940(+9709:SP上昇弱で+400) 装甲1840(+12004:装甲上昇弱で+100)

俊敏1475(+10798:俊敏上昇弱で+100) 攻撃2425(+12746:攻撃上昇弱で+500)

ラック1850(+10813:ラック上昇弱で+100)

固有ステータス:魔法強化:1570(+45:魔法弱強化で+300)

スキルポイント:5549850

ステータスポイント:10052800

特性:自身よりレベルの低い魔物を逃走させる

覚醒効果:全ステータス+500000追加

     暴食重複×10一時的獲得

     眷属全ステータス+50000追加

     影擬態可能

覚醒条件:生まれた時から一か月経過

スキル

「爪攻撃×17」「毒属性付与×15」「毒耐性×15」「暴食」「獲得経験値10倍」「鑑定」「探知」「曲演歌(オーケストラ)」「ポイント強化」「インベントリ」「不死鳥×2」「単独危機(ソロサイレント)」「ステータス倍加」「水耐性✕9」「打撃耐性11」「初級水魔法:レイン」「色欲×60」「忍」「脂肪×47」「リハーサル」「使い魔使役可」「ホスピタル」「初級回復魔法:リバナクション」「攻撃強化」「夜目×25」「挑発×2」「バルハラム」「範囲攻撃強化」「中級炎魔法:グレンレッカ」「火炎纏い」「初級砂魔法:スカーフレイパ」「覇激砲斬」「木剣生成」「魔力波」「韋駄天×4」「聴覚強化」「ハッピーフード」「初級岩魔法:ストーンバレット」「視覚強化」「声帯変化」「毒気」「勇者」「初級血魔法:レッドカッター」「血吸い」「眷属支配」「飛躍×2」「酸耐性」「強欲」「クラフティング」「初級幻影魔法:ベーテーラ」「未来予知×2」「攻撃上昇弱×5」「装甲上昇弱」「俊敏上昇弱」「ラック上昇弱」「SP上昇弱×4」「MP上昇弱」「HP上昇弱」「投的の達人」「職人魂」「影分身」「木人形(デコイ)」「ボムクラッシャー」「大口食(オオグライ)」「フェステバル」「時間停止」「死人」「調理の本気」「超音波×2」「隠密破り×2」「夜間強化」「慎怒」「怠惰」「嫉妬」「傲慢」「斧無双」「強靭」「早食い」「初級炎魔法:ファイヤボール×3」「初級水魔法:ウォーターボール×2」「初級雷魔法:サンダーボール×3」「初級砂魔法:サンドボール×4」「初級血魔法:スプラットボール×2」「初級岩魔法:ストーンボール×3」「初級雷魔法:スパーク×5」「マジックテレフォン×2」「魔法弱強化×3」「波状拳×5」「打ち竜巻拳×2」「心割流×3」「D級建築」「S級裁縫」「D級鍛冶」「D級調理」「S級剣術」「隠密」「雲隠れ」「B級投擲」「中級影魔法:シャドー」

加護

「調理」「念力」「魔法」「防御」「格闘」「栽培」「未来」「幻覚」「怪力」「満腹」「結界」「篝火」「裁縫」「鍛冶」「剣術」

役職(ジョブ)

非一般(コモン):「料理人(コック)

普通(アンコモン)魔法使い(ウィッチ)

珍しい(レア):「砲弾(ボットラ)」「刃物速(スピッター)」「狂戦士(バーサーク)」「暗殺者(アサシン)

英雄(エピック):「(アビット)

神話(ゴッズ):「粉砕殺人者(デストロイキラー)」「勇魔者フタツノアイイレヌモノタチ」「孤高料理長エクスペンションコックラディ」「暴色強慎怠嫉傲(ナナツノツミビト)

称号

「持久力」「戦闘狂」「爪の戦闘家」「幸せの料理人」「魔王」「聖魔衝突」「料理を極めし者」「投的確定」「未来の予知者」「弱強化」「お祭りの時間」「身代わり使い」「高速移動者」「長距離移動」「偽波動」「要塞」「移動要塞」「加護に愛された者」「役職(ジョブ)コレクター」「槍刺され」「殺し屋」「悪逆非道」「魔法の見習い」

装飾欄

頭:漆黒フード(装甲+6)

顔:孤高の仮面「呪い:永遠(トワ)」(装甲+1)

体:ボロの庶民の服(装甲+0)

腕:ボロの庶民の手袋(装甲+0)

足:ボロの庶民のズボン(装甲+0)

靴:ボロの庶民の靴(装甲+0)

アクセサリ:幻影の指輪

眷属:ブラッディ—スライム《名前:イニーシェ》

   人《名前:アルナ》


今頃ですがこの世界の通貨と現実の通貨の比較表書きますねー


青銅貨=10円

銅貨=50円

青銀貨=100円

銀貨=500円

青鉄貨=1000円

鉄貨=5000円

青金貨=10000円

金貨=50000円

青緑貨=10000000円

緑貨=50000000円

白銀貨=1000000000円


最後だけ額ぶっ壊れな件について自分でもツッコミたいです

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