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480.彼女のこたえ 3
翌日からのぼくは絶不調だ。まさか、クノンにフラれてしまうのだろうかという不安がつきまとう。学校にいても頭の中が真っ白で何に対しても全く身に入らない。
「ザカラン王太従弟殿下?大丈夫ですか?体調がお悪いのでしたら、保健室でお休み下さい。」
一時間目から先生にそう言われて、保健室に行く。今日はとても勉強なんてする気にもなれず、学校を早退することにした。
『帝国に帰ろう…。』
もうザカランでいる気にもなれない。幻影ザカランは消し、帝国で授業を受けているエリザベートに代わってフィアレアラとして帝国に戻る。
そして翌日も王国の学校を欠席し、帝国でフィアレアラとして過ごすが、ぼくのストライキはここまでだ。その次の日は、クノンのお誕生日パーティーがある。ザカランとしてお誕生日パーティーに出席するが、クノンのお誕生日パーティーが色褪せて見える。パーティーの中心にいるクノンにはたくさんの人が集まってくるが、ぼくはその輪の中に入れないでいる。
パーティーがつまらない。
こんなに面白くないことってあるのだろうか?
ある程度時間が経ったところで引き上げ、帝国に再び帰る。エリザベートに身体を預け、深層で眠りに就いた。




