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Lone Wolves  作者: 中野震斗
朧月會編
93/108

Episode93栗原ァァァ!

栗原二郎 世田谷を拠点とする不良組織”クレイジーハウス”のNo.2


組織のNo.2というものはNo.2なりのプライドいうものがある。リーダーを抑えリーダーを立てリーダーの代わりになる…組織は一人では回らないものである。


そんなNo.2栗原は今現在一尺八寸修二に敗北しその一尺八寸は、羽沼にボコボコにされている。


「ぐははははははぁ!!」


羽沼は醜悪な声で笑いながら一尺八寸を踏みつける


「何だぁ?その程度かぁ!?」


抵抗をしない一尺八寸、どうやら彼は気絶してしまっているようだった


(羽沼…流石にやりすぎだ…)


そう思う栗原であったがこのボロボロの体では動くことは出来ない。


「おいおい、俺のこと無視すんなよ…」


すると羽沼の後ろから激しい蹴りが飛ぶ。


「けひっひひひ」


羽沼の醜悪な笑い声がアジト内に響き渡る


「さっきはわざとだ、だが今はタイミングがいい!」





数分前


羽沼は抗争がまだあまり激化していないころ、一人逃げようとドアを開けた先にいたのは


「よっパイセン」


まだ病院にいるはずの金田一だった


「何でお前が?」


「抜け出してきただけだ…お前との決着を着けるために…」


その問いに対し羽沼は鼻で笑う


「まずはこいつらを片付けろ」


羽沼は指を鳴らし、合図をする。すると羽沼の後ろから他の構成員が出てくる


「いけ」


大量の構成員が金田一に向かって向かってくる


「仕方ない」





そう、金田一は病院を抜け出した後に大量の構成員を薙ぎ払ったのだ


「行くぜ…羽沼ぁ!」


二人が数年間待ち望んだ決戦が今始まる


先手を打ったのは羽沼の拳


「おっと」


羽沼の拳が金田一に命中したが金田一には効いていない


「ケガしてもそれか?」


金田一が殴ろうとするが、その前に瞬時に羽沼の蹴りが繰り出された、その攻撃を金田一は避けるが何発かあたってしまう


「クソがぁ!お前よっぽど俺に勝ちたかったんだな?」


羽沼はその問いを無視し懐からチェーンを取り出し金田一に投げる


「マジかよ」


だが金田一はそのチェーンを掴む


「離せ」


その凍り付いた声に周りがひりつく。


だが金田一は一向にひかない、その光景はまるで運動会の綱引きのようだった


「無視すんなよ」


羽沼の一瞬のスキを突き金田一はチェーンを取り上げる


(これだったらあいつも打つ手がないはず…)


そう思う金田一だったが、その直後足に激痛が走る


「何…だと」


驚愕する周り視線は羽沼の手に持っている改造エアガンに向けられていた…

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