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転生TS不老退魔巫女物語  作者: セミの鳴き声
過去編
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過去編~今の世界に来てしまいました~

邪馬2651年 3月12日 晴 07:28 本編開始30年前

生前にいた日本という国からこの邪馬ノ国(見知らぬ国)へと転生、正確には幼児退行し異なる世界に移動したわたし。


目が覚めて朝に起きたときはチュンチュンと朝の鳥のさえずりが聞こえていた。


「さっき妙にリアルだったな。」


寝ぼけている頭で思わず独り言みたいにぼやく。そこに中山君も出てきて


(確かに…。)


お互い同意しながら布団から身を出す。春なのにまだ朝は冷えるな、と。能天気に考えていた。


[あれ?]


眠さで最初気づかなかったが、ここ…自分の部屋の中ではない。

自分の部屋なら近くに携帯や眼鏡、仕事に行くための道具一式があるはず。さらに言えば床も畳じゃなく、フローリングの床のはずだ。この違和感のおかげで眠気が飛び、目が覚める。わたしは慌てて部屋から飛び出す。


[え?ここ…二階?]


たぶん声に出していたら情けない声を出していたと思うそれ。さらにほかのところに視線を向ける。その目の前には鏡があった…。

わたしは鏡を見て理解した。というより理解せざるを得なかった。そう…。なんとわたしは…幼児化していた。年齢は大体6歳ぐらいに幼児化。


着ていたパジャマ…というより男の一人暮らしのダサいジャージを着た服装は身体のサイズに合わせるかのように今自分の身体にフィット。視力は眼鏡をかけたときと同じくらいに戻っていた。つまり視力は元の視力に戻っていたということだ。


さっきの夢のような出来事は本当のことでこの世界に着ちゃったんだな。


「あは…あはは……。」


乾いた笑いが出てくる。すぐさまもう一つの思考としての友人であるものに語りかけるように


「中山君どうする?」


テンパってるのか、周囲に誰もいないのを確認せずに言う。


(しょうが無いね。周りを探索する?まずは現状把握しないと。)


中山君はいつも通りにわたしに指示を出す。少し頭落ち着いてきた。そのため、心の中で

[了解。]

という返事をする。そして軽く深呼吸。やっぱ中山君と一緒だから落ち着ける。万歳。


落ち着いてきたところで、尿意を感じてきて、わたしはトイレを探した。とはいえ探す手間はそうそうかからなかった。自分の寝ていた寝室の隣の部屋にあったのだ。おねしょする前にトイレが近くにあってよかった。などとのんきに考えてしまったものだ。

しかも洋式と来ている。和式ならわたしは苦手だったので助かった。私はズボンを下ろして用を足そうとした。


「あれ?」


何か違和感がある……。わたしは恐る恐る下腹部に目をやる。数秒後の硬直、そして周囲を顧みずわたしは大きな声で…


「なんじゃこりゃぁああ!」


と、叫んでしまった。

まだまだ過去編は続きますが、とうとう日本から離れ、この世界に入ってしまいました。


これからどうして退魔巫女になろうとしたのか、その経緯を含め、色々入れたいと思います。


相変わらずの遅筆ですが、お付き合いのほどよろしくお願いします。

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