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転生TS不老退魔巫女物語  作者: セミの鳴き声
過去編
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過去編~目から覚めた現実~

邪馬2651年 3月13日 雨 8:10

おおよそ9時間眠っていた。目が覚めると、見慣れた自分の部屋ではなくまだ見慣れない部屋だった。やはり現実は日本にいた現実ではなく邪馬ノ国が自分現実という事をたたきつけられるが、わたしはこれからの新たな人生にどういうわけか前向きにとらえようとしていた。


恵子さん、穂刈さん、黒崎さんがわたしに恐らくよくしてくれるという期待に胸を膨らましていたのだった。

だが、あえていう不満は疲れたとはいえ、朝の雨でじめじめしている上に前日にお風呂に入らないでそのまま横になったからかか身体に違和感がある。


「おはよう。目が覚めたのね?」

朝から元気な幽霊の恵子さんに対して、わたしは頭が回らないが頭を左手ぽりぽりと掻きながら。


「おはようございます。昨日は色々有りすぎて訳わからなくなった。」

と、困惑したかのように眉間を八にしながら恵子さんに言う。


「あはは。それもそうね。」

楽しそうに笑う恵子さん。本来の性格はやはり明るい女性なのだなと改めて思う。


「それで、この世界にうまく生き残る方法が知りたいから修行をよろしくお願いします。」

本当はもう少しオブラートな言い方があるかも知れないけど わたしの頭ではそれができなかった。やはりわたしは日本にいたときから回りくどいい方抜きで単刀直入に言う癖は変わらない様子。

「うまく生き残る方法?」

案の定伝わらなかった。頭をかしげる恵子さん。

わたしは頭をかしげる恵子さんに補足するように話し続ける。


「昨日の化け物を見て、自分の出来ることはないと思ったから。だから修行で自分に出来るもの無いかなと思った。」


「あ、そういうことね。」

んー。と顎に右手を乗せて考える恵子さん。そして思いついたのか、わかりやすい感じて手でぽんして。


「それじゃ、教えるけど、先に朝ごはん食べましょ。朝ごはんを食べることでの身体づくりが修行の第一歩だから。お風呂は今日の修行が終わった後に入りましょ。」


こうしてわたしとが退魔巫女としての修行が始まったのだった。

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