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転生TS不老退魔巫女物語  作者: セミの鳴き声
過去編
11/38

過去編~~問題のお味は~

邪馬2651年 3月12日 曇り 13:38

まず…最初に食べたのはハンバーガーで、普段日本で…といっても最後に食べたのは数年前だけども、いわゆる自分の食べ慣れている味だった。パティだっけか。その肉は量産された味とは言え、こんがり焼けていて食べやすかったし、ピクルスも程よいお酢の味付け。パンズは少し硬かったが、気にするほどではない感じ。


次に提供された飲み物を飲んでみた。ストロー越しではあるが特段特別変わった味ではなく、普通に飲みやすい炭酸系、色は黒茶だったが、すっと身体の中に染み渡る甘さ。というよりカフェインの入っていないコーラな感じだ。

どんな飲み物かは当時確認しなかったのでわからなかったが、自分好みの味…というより子供の好みの味にはよかったと思う。


そして最後にポテト。これはまた塩加減も程良い。平均的に塩をまぶしてあるため、偏見があるかもしれないが日本のハンバーガーショップのように凹凸のあるような味付けのある感じではなかった。たまたま今回の食べたのが当たりだったからかもしれないし、そうじゃないかもしれない。


ただ店員さんのご好意か、はたまた渡し忘れていただけなのか、それとも子供だからか同じ商品を買った大人のお客さんは、自分のいた日本でクラシックカーに相当する車のオモチャがなかった。欲しいとは思わなかったが、もしもらえたらよかったな。ということでここは少し減点。ただ駄々をこねたら恥ずかしいのでこのままにしておく。


だけれど日本とほぼ同じ感じのお金で同じ1円のお釣りが来る、というのは、ここ日本です、と言われても違和感ほとんどないんだなと思う。というか初めて見た感じ日本の1円と見間違うところだった。ただ、よくよく見るとアルミの銀色が日本では白っぽい銀色に比べて、ここは光沢のある銀色だった。


時にこの世界で初めて生身の”ヒト”と会話した馬面の人は一見するとかぶり物に見える。

だがよくよく見ると手は人間の手そのものだが、頭はどこもつなぎ目がない。そして一般的に普通に接していれば、一般人に見える。一瞬ひょっとしたらこの世界に向いてるかもしれないと思ってしまう自分がいた。


まあ確かに身体のほとんどは確か小学校の時の自分のものだし、女になったからと言ってそんなに慌てることはない。じきに慣れる。そう心の中に自分に言い聞かせていた。

(確かにそのうち慣れるし、慌てない慌てない。)

中山君も落ち着いた口調で同意見を述べてくれる。まあ正確には中山君がいるから落ち着けるわけだが。よく意見相違もあるけどこうやって会話出来ればそれでいいと思う。何よりも自分自身を見ることが多いからね。そうこうしているうちに食事を終わらせていた。


(さてご飯も食べ終わったのはいいけどこれからお金はどうする?お賽銭目当てにするというのはさすがに…ね。)

[あ…]


中山君に言われて気が付いた。確かにここで生活するには確かに後々お金の問題が出てくる。というよりさっきの50円が全財産だし、水商売はいやだし。そもそもまだ未成年だし。


私は中山君の指摘に気が付き、またどうしよう、と、頭に手をやりながら考えてしまっていたのだった。

色々私用があり、大変遅くなってしまいまして、申し訳ございませんでした。

続編になります。

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